みんなのレビューページ
この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
(47レビュー)
電車やバスの中で読むのに適さない小説。
浅田次郎の短編はどうしてこうもほろっと涙を誘うのだろう。
補遺でも浅田次郎氏が述べているが、季節感のある、古くさい=香りのある短編。
それにしても「黒い森」は、読み返しても秘密が分からない…。
安心の浅田次郎品質。
短編集だからこその余韻が心地よい。
中でも「忘れじの宿」が一番好き。
言葉選びが非常に綺麗。
わすれてよ。と言われるほど愛し愛されてみたいものである。
浅田さんの短編集ははじめて読みました。
11作品も入っていて、
どれもいろんな視点からのお話でした。
ワタシのお気に入りは
『告白』『忘れじの宿』『回転扉』『月下の恋人』
です
告白は、
友情と親子の愛情がからんでいて、
一番好きなネタだったので◎
忘れ時の宿は、
短編集らしい、完結さがとっても綺麗な作品でした。
色気はあるけど、いやらしくない。
回転扉は、
一番印象に残っているかも。
一人の女優がインタビューのように、語り口調で話すストーリー。
月下の恋人は、
別れを決意した若い男女が、最後に旅行に行く話。
うん、彼氏と旅行はやっぱりいいですね。
そんな理由は嫌だけど。。
月が登場することで、
より妖艶なお話になっていた気がします。
浅田次郎の優しい世界にほっこりした。人間味があふれる話ばかりで、高校生の娘と義父の話が良かった。終わりが完結してない話は好きではないけど、ここにある話の考えさせ方はすごく気持ちがいい。
短編集です。不思議な出来事を扱ったものが多く、沙高楼奇譚に似ています。「忘れじの宿」「同じ棲」「月下の恋人」が特に印象的でした。
「忘れじの宿」
恨みつらみも愛すればゆえ、恩も情も愛するがゆえ。恩と情だけを残すことはできない。
男の恋は奪うものやけど、女の恋は捧げるものやし。
渋い話ばっかりだけどやっぱり好き。ミステリーはちょっと怖い。
どうも立て続けに浅田次郎のいろんな引き出しを覘いたけど、今回はそのどれもが会わなかったようだ。この短編集はそのうちまた読むかもしれないけど。
表題でもある『月下の恋人』をはじめとする11話が収録された短編集。個人的に面白かったのは、『忘れじの宿』、『黒い森』、『同じ棲』の3つ。
亡くした妻を忘れられない男がふらりと訪れた宿。そこには、忘れたいことを忘れさせることのできる按摩がいた。按摩もまた、忘れたい過去を持っていたひとり。『忘れじの宿』は、切なく深い。
商社勤めの40歳の男性。10年もの長い海外駐在から本社へ戻り、社内恋愛をした32歳のOLと結婚しようとしているが、なぜかことごとくやめておけと忠告される。男性はどうなるのか、ドキドキ感を味わえる『黒い森』。
結婚には踏み切れず、別れる気にもなれぬまま、6年つきあってきた30台半ばのカップル。突然彼女から別れを告げられると、男は新たなマンションを探し出し、やり直そうと提案する。そのマンションで出会ったのは・・・『同じ棲』は、ちょっと不思議な物語。
十一篇から成る短編集。
浅田次郎さんの小説は描写が非常に繊細で、私が最も好きな作家のひとりです。
月の描写、登場人物の訛り、家族愛、奇跡の物語、といったところが浅田さんの小説のキーワードであり、本作にも随所に散りばめられています。
ただ本作に関しては、不思議な展開や、本筋には無関係な長い会話がいくつか見られ、残念ながら他の浅田作品に比べると、「読後の心温まる感」で劣るような気がしました。
おススメは「告白」。
浅田次郎著の、短編集。
幻想的な風景の中に、現実的な視点で物語がすすむ。
結末の部分はあえて読者に委ねる。
なんとも不思議な感覚の1冊でした.
お奨めです。
Blog)
http://...
![第3回 ブクログ大賞[2012]](/ad/1201/award_booklog200_65.gif)

