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この作品に関連する談話室の質問
みんなの感想・レビュー・書評
(21レビュー)
まさしく「密室キングダム」という題名に相応しい密室の数々。
ラスト、というか犯人は「…それは禁じ手では…!?」と思うものの、それまで構成された密室と世界観で「それもアリ」と思わせてしまうのが凄い。
まさに圧巻。勿論厚さだけではなく。
ボリュームも密度も尋常でない、マニアックを追求したかのような密室ミステリ。冒頭の三重密室に始まり、多種多様な密室の謎が盛り込まれている。密室、そしてミステリに対する作者の気概が感じられて嬉しかった。<br/>
1988年夏、札幌。伝説的な奇術師・吝一郎の復帰公演が事件の発端だった。次々と連続する、華美で妖艶な不可能犯罪!吝家を覆う殺意の霧は、濃くなるばかり。心臓に持病を抱える、若き推理の天才・南美希風が、悪意に満ちた魔術師の殺人計画に挑む。
どこからどこまで密室密室密室。まさにキングダム。バリエーションがいろいろあって、飽きません。普通こんだけ密室尽くしでやられたら、食傷気味になりそうなものですが。最後までぐいぐい引っ張られっぱなしでした。
フェイクあり王道あり、で様々楽しめた密室三昧でしたが。第二の事件「優しい密室」にはやられたなあ。確かにこの解釈って、本来はかなり常識的なものだと思うのですが。いかんせんミステリファン、密室というだけで勘繰っちゃってそんな当たり前のことなのにまず気づきません(笑)。目からウロコでした。
ラストの最大トリックは、それだけを端的に言っちゃうと「いや、それはいかんだろ!」ってな感じのものですが。これだけみっちりと伏線張られてこの結論だと、全然文句のつけようがないです。完全にやられました。凄いな~。凄いのは厚みだけじゃないですよ!
舞台は昭和63年の札幌。天才的な奇術師・吝一郎の屋敷で行われた彼のカムバック公演まさにその最中に本人が殺される。しかも状況は何重にもめぐらされた密室状況。その後さらに事件はとどまるところを知らず、そのすべてが密室の様相を呈し…?? 見ただけでお腹いっぱいになる分厚い本の隅から隅まで密室です。よくまあここまで考えたなと。出尽くした感のある密室トリックですが、マジックのミスディレクションの考え方... 続きを読む »
ぶ厚くて最初は大喜びで読み始めたんだけれど
この人の文体は私には合わなかった。。。。
読んでいて退屈で退屈でなかなか前に進まないんですよ。
とにかく会話の前の説明(その人のしぐさや声質)が長くて
一向に前に進まない。
そういう装飾的な文章をのぞいたら、たぶん1/3くらいの長さに
なっちゃいますね。そのくらいまどろっこしい。
理屈っぽい文学好きならいいのかもしれないけど、
ミステリ好きにはあまり必要ないかも。。。。
トリックは面白いけど、実際には不可能なものばかりに思えて現実味がない。
このミスとかに選ばれてて期待していただけに、徒労感を感じました。
全923ページ。
久々に新本格派を敢えて読もうと思い、
どうせなら一番ブ厚いヤツにしようと思って
平台にあったものを手に取ってみた。
...うーん...ダメだぁ。やっぱり殆ど頭に入ってこない。
中盤〜後半は殆ど飛ばして読んだし。昔は好きだったのになぁ。
今、当時の綾辻や有栖川や法月とか読めるんだろうか...?
全く新作読もうとしないしなー。
このままじゃイカんな。
天才的なマジシャンの復活記念パーティ
そのさなかに主役のマジシャンが殺された!
密室、密室、また密室
本格ミステリ好きにはたまらないのかも。。。
ちょっと長くて疲れました(汗
凄く分厚い本です。
ページをめくってもめくっても密室ばかりです。
密室の嵐です。
密室がたくさん出てくるのですが、 そのトリックの解明は早い段階でされてしまいます。
密室の謎を解いても、さらなる謎が次々と出てきますので退屈はしません。
密室への作者の意気込みを感じる作品ですね。
最終章は緊張感あり、スピード感ありで怒涛の展開です。
辞書並みに分厚い。中身もすごい濃い。
密室に次ぐ密室。殺人に次ぐ殺人。
一つの密室に二重三重の密室が組み込まれていて、それだけでも1冊分だと思うのに、3つの現場で密室が!
めくるめく鏡の迷宮に放り込まれる感じでした。
先生、もうお腹いっぱいです。
装幀 / 坂野 公一(welle disign)
タイトル通り、どこを切っても密室しか出てこない。密室てんこ盛り。密室の大安売り。“三重密室”と大風呂敷を拡げたまではよかったが、そのオチに隠し部屋を持ってこられた日にゃ、怒りを通り越して作者に同情したくなる。こんな吐き気のしそうなトリックから始まる長編を、通常のテンションで読める読者がいるならばお目にかかりたいもんだ。1770枚のページ数は、密室とその考察との繰り返し。状況説明が下手くそで、すでに判明していることを延々と再確認しているだけ。論理を突き詰めているつもりだろうが、最後の部分で、屁理屈でもって読者をねじ伏せようとする姑息さが気に食わない。ラストのサプライズはその典型とも言える。密室に対するこだわりは評価するが、悲しいかな、その意欲に筆が全く追いついていないのだ。いろんな意味を込めて「ご苦労様」と言っておこう。
ミステリィ界の魔術師・柄刀一の本領発揮。900ページを超える大作で起こる事件全てが密室。合間合間に謎解きを挿んでいるので冗長さは感じずに読めた。ただ、警察や周りの人間が探偵役の南美希風に頼りすぎの印象は強い。まぁ、でもそれも驚愕の最終章と鳥肌のエピローグに比べれば些細なこと。やはり文句なしの面白さ。
![第3回 ブクログ大賞[2012]](/ad/1201/award_booklog200_65.gif)

