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みんなの感想・レビュー・書評
(240レビュー)
1ページを目にしたときから、買いだと思いました。
スピード感あふれる作家さんの心意気が伝わったからです。
30を越えた人生の曲がり角にいる若者たちのドラマですが、主人公の胸に去来する想いをみずみずしい筆致で描いています。
特に終盤のライブシーンは秀逸!
感動しました。
途中までは平凡なミステリー小説かな、と特に何も感じないながらに読み進めていたけれど・・・
第五章以降に急展開を見せる真実!
ここからの、まるで「はぁー…」と声が出るような展開は感嘆です。
物事ってこんなにたくさんの見方があるのか、と感じてしまいました。
読み終わった後、自分が今真実だと思っていることの中にどれだけの「勘違い」が存在するんだろうと考えるとちょっと怖くなっちゃいます。
一冊を通して「ラットマン」とはこうゆうものかと教えられました。
久しぶりにミステリーを読んだー!という感覚。
登場人物が好きか嫌いかとか、お話として好きか嫌いかとかではなくて、ミステリーとしてスピード感やトリックが読んでいて楽しかった。道尾秀介さんは読まず嫌いで勝手に敬遠していたのですが、他の作品も読んでみよう!と思わせてくれました。
最後にクルクルっと二転三転。
急にひっくりかえるどんでん返しではなく、
何度か方向転換という表現の方が適切かな?
キャラクターの個性が他作品に比べると強くないので、
ストーリー全体の印象は弱いように感じました。
でも、きれいにまとまっている本。
後半は息もつかせぬどんでん返しの連続でした。
過去の事件とその鏡のような現在の事件、そのふたつを結びつけたのはとても切ないものだったけれど、そのなかに未来への可能性が秘められている。悲しいだけで終わらずに希望を残してくれたのが幸いでした
読み終わったときに、「ラットマン」というタイトルに込められた意味を余すところなく実感できると思います
色々な情報が錯綜し読み手を錯乱させる。 冒頭から何かが引っ掛かる気になる言い回しから物語が始まります。 全体の雰囲気や印象は少し影を帯びつつもそんなに暗い印象ではありません。 サクッサクッと物語は進みます。 話は終盤まで騙し騙される展開で混乱します。 真実は最後の残り数ページを読むまで本当にわかりません。 欲を言えば私はもう少し登場人物達の心の内面が見たかったです。 それによ... 続きを読む »
バンドを組んでる姫川。
かつてのバンド仲間のひかりと長年付き合っている。
しかし今、姫川の気持ちはひかりの妹の桂にひかれつつある。
ある日、ひかりが倉庫で死んでいるのが見つかってーーー。
勘違いのオンパレードミステリー。
みんなが勘違いして間違った答えを出して行く。バンド仲間も姫川の父も母もみんなみんな勘違いしている。その中でも姫川が一番勘違い大将。
それに加え恋人の妹に惚れるなんて、ご法度だ、リアルに。
ま、ショックなことがあったからって他の男と寝ちゃうひかりもちょっとアレだけど。
ひかりが死んだ時に、犯人の目星がついたけど、みんなが勘違いして答えを導くものだから、ついついそうかも、と思ってしまう。私もラットマンを見てしまう。こうゆう所がこの作者のうまい、と言うか小賢しいところなんだな。
まぁ、面白かったよ。
しばらく道尾から離れるかなぁ。
期待し過ぎた為、ちょっと残念でした。構成も上手で色々な憶測をさせられますが、最後…手抜き?かと思っちゃいました。物事は様々な角度から見ることが大切なんだと思いました。スラスラ読めます。
内容(「BOOK」データベースより)
結成14年のアマチュアロックバンドが練習中のスタジオで遭遇した不可解な事件。浮かび上がるメンバーの過去と現在、そして未来。亡くすということ。失うということ。胸に...
![第3回 ブクログ大賞[2012]](/ad/1201/award_booklog200_65.gif)

