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みんなの感想・レビュー・書評
(128レビュー)
超、超、超ひさびさのアリス。
そして作家編。助教授が準教授になってから一冊くらいは読んでた気がするけどねー。そして噂の彼女、コマチさんでてきました。
いろいろ久しぶりすぎて、突っ込みどころ満載。
アリスは火村のゆるネクタイの謎を知らなかったっけ?とか
初見の人にも優しい作品なのか?とか
学生編にくらべて、このサクサク読める感じがうーーんいかにも、キャラ好きにはいいですね。(笑)
まーそんな風に斜め読みすることはないけれど、習慣というものは怖い。別にそんな気ないのに、そういう風に読めてしまう。(笑)
改めて、作家アリスシリーズおもしろい!
はじめの言葉にあるとおり、テーマが同じの中編集というわけではなく、
一つの物語と、その後の物語を包んだ、結末としての物語。
まさに今回のテーマ「猿の手」にふさわしい形だと感じました。
長編としての題名「妃は船を沈める」というのも
一つづつの物語としての意味と、全体を読み終えた後に感じる思い。
この物語の題名として確かに「最初からこのように題される」ものだと、しみじみ感じました。
そして、”作家アリスシリーズ”とは、やっぱり「火村英夫」と「有栖川有栖」の物語なんだと!
なによりそれを一番感じた物語だと思います。
■所有者の願い事を3つだけ、かなえてくれる「猿の手」。"妃"と綽名される女と、彼女のまわりに集う男たち。危うく震える不穏な揺り篭に抱かれて、彼らの船はどこへ向かうのだろう。―何を願って眠るのだろう。臨床犯罪学者・火村英生が挑む、倫理と論理が奇妙にねじれた難事件。
■■お久しぶりの火村さんもの。今回は中篇(短編二つが微妙にリンクしているお話)だったのでサクサクと読めました。トリックの方は中篇ということで少し物足りないイメージが。いつもはもうっとがっしりしてる気がする。でも、「猿の手」の解釈はインパクトがあって面白かった。そうか、そうゆう考え方もあるのか。
臨床犯罪学者・火村英生、かつてない強敵と対峙す!
三松妃沙子。「妃」と綽名される彼女の周りには、いつも若い男たちが集まっていた。自由で貧しくて、少し不幸な彼らとの時間に彼女は、何を求めていたのか。願い事を三つだけかなえてくれる猿の手に、あるいは不穏に震える揺り籠の中で、何を祈ったのだろう。
倫理と論理が奇妙にねじれたような、不可解な二つの事件の背後には、濃くゆらめく彼女の気配があった。
臨床犯罪学者・火村英生、罪深くも誇り高い難敵に挑む。
火村&アリスシリーズ。
『猿の手』『3つの願い』そんな話あったなぁと懐かしい気持ちになった。新顔のコマチさんが登場。刑事の輪が広がる広がるw。
幕間のアリスの語りが個人的にすごく共感できたかな☆彡
所有者の願い事を3つだけ、かなえてくれる「猿の手」。〈妃〉と綽名される女と、彼女のまわりに集う男たち。危うく震える不穏な揺り籠にに抱かれて、彼らの船はどこへ向かうのだろう。――何を願って眠るのだろう。
中編2本と幕間の一本、どれもすっきりとまとまっていて読みやすい。
奇抜なトリックや現実には不可能な犯罪ではなく、
発想の転換や筋道だった推理によって事件が解決されるところがいい。
中編が一見何の関係もなさそうに見えて実は絡み合っているというのも一興。
幕間の行間から香ってくる雰囲気と後半一気に盛り上がる推理は有栖川有栖の骨頂か。
+++ 所有者の願い事を3つだけ、かなえてくれる「猿の手」。“妃”と綽名される女と、彼女のまわりに集う男たち。危うく震える不穏な揺り篭に抱かれて、彼らの船はどこへ向かうのだろう。―何を願って眠るのだろう。臨床犯罪学者・火村英生が挑む、倫理と論理が奇妙にねじれた難事件。 +++ はしがき 第一部 猿の手 幕間 第二部 残酷な揺り籠 +++ 三つの願い事を叶えてくれ... 続きを読む »
所有者の願い事を3つだけ、かなえてくれる「猿の手」。“妃”と綽名される女と、彼女のまわりに集う男たち。危うく震える不穏な揺り篭に抱かれて、彼らの船はどこへ向かうのだろう。―何を願って眠るのだろう。臨床犯罪学者・火村英生が挑む、倫理と論理が奇妙にねじれた難事件。
もともと短編だった一作を続編を思いついたことで長編として出版したとプロローグに書かれていた。それを読んでしまったからなのか、短編2つ、つなぎの物語1つ、というイメージで固定されてしまったので何も知らずに読んだときと感想が違うかも。
読んだ後にタイトルの意味を思い返してしまう小説だった。
妃沙子にたいして火村先生ほど憤りを感じなかったのはなんか歪んでるのだろうか?なんて。
とあるシーンはほのぼのする。
とあるシーンはにやりとする。
とあるシーンは切なくなる。
久しぶりの長編ですが、今回の相手は中々手強い。
あの火村さんに苦い思いをさせたのですから。
個人的にマチコさんはいいですね。
床犯罪学者・火村英生、かつてない強敵と対峙す! 三松妃沙子。「妃」と綽名される彼女の周りには、いつも若い男たちが集まっていた。自由で貧しくて、少し不幸な彼らとの時間に彼女は、何を求めていたのだろう。願い事を三つだけかなえてくれる猿の手に、あるいは不穏に震える揺り籠の中で、何を祈ったのだろう。倫理と論理が奇妙にねじれたような、不可解な二つの事件の背後には、濃くゆらめく彼女の気配があった。臨床犯罪学者・火村英生、罪深くも誇り高い難敵に挑む! 美しく、魅力的な女の、大きすぎる口。多くの秘密を飲み込んで、笑っているように見えた──。
作家アリスの新作長編。
不幸な生い立ちの若い男性を拾う趣味のある「妃」と呼ばれる女性。
彼女の周りで起こった二つの殺人事件。
中篇二つをつなげた長編。とのことでしたが、やっぱり中篇二つとしか読めなかったなぁ。
本筋より「猿の手」論争が一番面白かったし。
この作品は読んだことはありませんが、話は知っていました。
わたしもアリスのように思っていたので、火村の解釈はとても驚きでした。
火村のロジックはあいかわらず冴えていましたが、どちらの殺人も動機が釈然としませんでした。
潤一のトラウマがとても巧かった分、第一部の猿の左手のほうがよかったかな。
これをふくらませて長編にしたてなおしたほうがよかったかも。
野々市図書館にて。
ふぉろわさんからの勧めで有栖川有栖を読み始める。
これまでは関西弁が苦手で、読めなかった。
有栖川が火村に比べてそれほどへたれてなかったのでなんだか安心。御手洗と石岡くんだと、石岡君がへたれすぎだから(笑)
しかしこの有栖川がこってこての大阪弁なんだなあ。自分は関東以北の出身なので、字面で読んでると何か変な感じ。
妃沙子という女王のような女の罪のしっぽをつかむため、2つの事件を通して火村が推理で追っていく。
東野圭吾の『聖女の救済』みたいなファム・ファタル・ストーリー
。
ファム・ファタルとしてはあまりどぎつい存在感は無いけど。
ミステリーの中でも「本格派」に分類される作家さんの作品をあまり得意としない自分が、
有栖川有栖を読む日が来ようとは。てかちょいと昔読みました。否、だいぶ昔、かなり昔、
それこそ「月光ゲーム」と...
![第3回 ブクログ大賞[2012]](/ad/1201/award_booklog200_65.gif)

