自分なくしの旅

  • 幻冬舎
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本棚登録 : 196
感想 : 31
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  • Amazon.co.jp ・本 (273ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344017672

感想・レビュー・書評

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  • 読んでいるうちに親の目線で読んでしもた。やっぱり息子はかいらしぃ。単純で、素直で、永遠の片想いやなぁ。

  • すごすぎる

  • タイトルからおふざけのエッセイかと思ったらしっかりとした自伝。淡々とした口調に自作の歌詞も心地よい。

  • みうらじゅんさんのファンですが、
    いつもくだらない内容の作品で、笑わせてもらってましたが、この作品は青春の思い出で
    胸がキューンとなりました。何者かになろうともがいてるけどなれない。10代の時を思い出して楽しめた作品です。

  • なりたい自分を探すんじゃなく、今の自分を知ってやるべきことをやればいい…そう言うことなのかな?

    そうだとしても自分はなくならないんじゃないかな?

    などと、考えさせられた

  • 独り暮らしで女に溺れちゃうとすべて流されちゃうのよね
    ぜーんぶ
    浪人生も大学生もそれは変わらないと思う
    でも猶予がない浪人生の方がヤバイかもねぇ

  • 様々な事をやっているみうらじゅんさんの自伝的青春小説『自分なくしの旅』を読了。京都育ちの青年がふとした事から美大を目指し、二浪しながらも武蔵野美術大学ににゅうがくするという単純な話なのだが、一浪中に出会う金持ちの娘で上智大学生の彼女との恋愛、受験勉強、母親の思いなどなど誰にもある青春の一ページが浪人生の目を通して瑞々しく描かれている。はっきり言って小説ととしては??だが楽しく読めるのでみうらじゅんさんが好きな方は是非!

  • ものすごく面白かった。
    浪人生が大学に受かるまでの1年半くらいの話。
    友達、恋、親、現在の自分への焦燥。
    私は浪人生ではなかったけれど、その焦燥はなんとなくわかる。何者でもない自分。自分ってなに?何がしたいの?何ができるの?でも、結局自分なんてどこにもなくって、思ってたより自分は人任せだったり、卑怯者だったりする。それでも、そんな自分で生きていく。
    10代後半から20代前半の自分を、小さな胸の痛みと共に思い出す。みうらじゅんさん、素敵な人だな。

  • 仕事で資料として借りてたさほど興味のない本たち。
    それを借りたことすら忘れていて督促対象になっておった。
    先日その事実を大勢の前で曝され意外と傷ついた私は実はそれ以来図書館で本を借りていない。

    これはさっき読み終わったけど、現在の不安や、未来に対しての希望と同時進行しての目先の欲とか寂しさの折り合いの付け方のヒントに自分の中ではなったというか、感情に左右されることに対してちょっと冷静になった。し、バカバカしいシーンに笑った笑った。好きな本なら数時間で読めちゃうのになー。

    『アイデン&ティティ』の映画を観返したくなる一冊。

  • 「リリーフランキー激賞!!」って、同世代だから懐かしいだけでは?
    暇つぶしには良いけど、70年代生まれの自分にはやや時代が古いな。

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著者プロフィール

作家・イラストレーター

「2022年 『ベスト・エッセイ2022』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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