みんなのレビューページ
みんなの感想・レビュー・書評
(25レビュー)
上中巻でのアニメ版との微妙な差異が、やがて物語の大筋にも大きな差異を生み出し、それが全面的に噴出したものがこの下巻。
旧文明の殺戮兵器は核爆弾にとどまらず、アニメ版では協調する姿勢を見せた人物らが次々と戦争を泥沼化させ死んでいく。
その様はまるで原作者が皆殺しと言われることとなった由縁の別作品、Zガンダム、Vガンダムを想起させる。
最後の展開がアニメと大きく異なるが、私はこっちの方が好きだ。
ラストのシーンには、桑田佳祐の「風の詩を聴かせて」がよく合う。
BGMをつけるとしたら間違いなくこれだろう。
福井氏の力が遺憾なく発揮されていると思う。
福井さんにはまって片っ端から読みあさってたときに手に取った本。まさかガンダムとは知らずに読んでびっくり。ガンダムのことはよく知らないけどすごく面白かった。知ってたら10倍愉しめると思う。
ノンストップで物語が終息したという感じです。言いたいことはいっぱいあるんだけど、この巻の注目は、なんと言っても、ハチクロ級の“みんな片思い”の結末でしょう。福井さんの作品で、1つの物語の中にいくつもの愛の形を描いたのは珍しいので、やたらと気になってしまいました。しかし、それらの多くが一方通行というかすれ違っているというか、伝えたい気持ちが伝わらない、相手の気持ちに応えられない、のです。“こんなにあ... 続きを読む »
ターンエーガンダムの小説版。福井さんの手にかかれば、ガンダムの世界もここまで広がるのか!という感じです。ガンダムが好きな人にはもちろんそうでない人にも読んでもらいたいです。すごくオススメの一品です!
∀ガンダムの小説本。∀ガンダムは漫画・小説それぞれ作者違いで2人くらいずつ出されていて大筋は同じですがその話の語り口やラストの解釈・カップリングなど違いなかなか楽しめます。アニメを知らなくても一本の作品として読み応えは十分かと。
福井 晴敏の作品はこれで殆ど読みました。
この本は「ターンAガンダム」です。別にガンダムのフリークではないのですが、なんとなく読んでみたくなりました。
11月に赴任してから読み始め、だらだらと読んでしまい、やっと読み終えました。あまりにも時間をかけすぎてしまったせいか、内容も平坦な印象となってしまいました。
が、他の作品とは全く異なるジャンルで、よくもまあこれほど幅広く書けるものだなぁと感心させられたのは確かです。
もっと一気に読めばよかったかもしれません。
でもやはり福井 晴敏では、(いろいろご意見はあるかと思いますが)「亡国のイージス」か、「終戦のローレライ」が好きです。
その昔、人類はその技術をもって作った兵器によって、地球を破壊寸前まで追い込んでしまった。
一部の人類は過去のおぞましい記憶や技術を封印し、地球に残った。また、他の人類は、月に逃れて地球が再生するのを待った。
そして2000年余りの時が過ぎた・・・。
テレビアニメのガンダム制作と同時に書かれたものらしい。
彼の小説としてはいままでと全く違った本で正直戸惑った。SFやアニメ好きにはたまらないのだろうけど、あまりにも現実離れした内容になかなか読み進めなかった。テレビ版のガンダムも見たことはないし比べようがないが、こういったロボット物は映像になって初めて実感が沸くような気がする。単に想像力に欠けているだけかもしれないが・・・。
キエルの叫びがとても印象的。とても惨めな気がするけどとても正直だ…。でも、女ってそんなかなあ?そういうひとも居ないとはいえない。…ていうか多いのかな。どうなんだろう。私はやはりハリー・オード大尉が好きだ。
実際に、人が人を殺す所を見せられ過ちを見せつけられてもなお、自分の目で肌で感じなければ本当の意味で理解することは出来ない。
暗にそう語り、宇宙世紀が始まって以来使われてきた数多の大量破壊兵器、殺傷兵...
![第3回 ブクログ大賞[2012]](/ad/1201/award_booklog200_65.gif)

