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この作品に関連する談話室の質問
みんなの感想・レビュー・書評
(24レビュー)「葬られた夏」に始まる平成の下山事件研究の発端となった当事者によるレポート。ジャーナリストを自称しているが、実際にはライターであろう。そのため、上海日本人居留地(租界でないだけマシ)と児玉機関が本拠としたブロードウェイマンションを混同するなど事実誤認はあるが、素人ゆえ、研究者とは異なった視点(矢部喜美雄の入手情報への疑問、CIA関与説、国鉄権益汚職など)で謎に迫っていく。しかし、下山事件論考の結論は推論であり、数少ない手がかり(独自の論点)から、いかに読者を納得させる推論を導きだせるかが、腕の見せ所といえる。その意味では、手がかりから導き出した「逆コース」という結論は、予定調和じみて見える。
最近発表された話題本です。
上司のK松部長とも話してますが
最近は昭和初期から1970年代までの真相本や
小説が多く出版されています。
-当時の黒幕やフィクサーが死んで口止めする
側の影響力がなくなった?
-秘密を墓場までもっていけなくなった
(告白したい!)
-当時の政府の秘密文書が公開されてきた
など理由は多岐にわたるようですが。。
作者はこの事件に関わったお孫さんらしく
なかなか信憑性がありました。是非、松本清張の
日本の黒い霧を読まれた方とかは読んでください。
柴田 哲孝氏は文章が読みやすい。
章立て、話の流れが上手で、読者は知らぬ間に引き込まれていく。
GEQ(フィクション)もそうだった。
秋庭俊氏の持ちネタを柴田氏が書いた!なんーて本があればいいのにな。
兎にも角にも魑魅魍魎が跋扈したのだ。戦争のどさくさに紛れて、合法非合法を問わず大儲けした者がいたのだし、その中から戦後の政界の黒幕も現れてきたわけだ。日本と米国の関係においては、我々が知り得ない事柄がまだまだ存在するのだろう。 戦争は、見たこと・知ったことを墓場まで持っていかなければならないような悲劇を生みだしたのだ。 それは、一国の宰相から市井の人々までがそうである。
“戦後最大の謎”で“日本のケネディ暗殺事件”とも例えられる「下山事件」。
浦沢直樹「BILLY BAT」の1巻にこの下山事件が登場し、「日本の黒い霧」で松本清張も題材にしています。
この本は事件に関わった疑いのある人物の御家族の作品で、関係者へのインタビューがスリリングです。
出版社 / 著者からの内容紹介 私の祖父は実行犯なのか? 戦後史最大の謎。半世紀を超えてついに核心に迫る親族の生々しい証言。 「約束しろ。おれが死ぬまで書くな!」 祖父の盟友にして某特務機関の総師は言った。真相を知る祖父の弟、妹、そして彼も没した今、私は当事者から取材したすべてを語ろう。 「あの事件をやったのはね、もしかしたら、兄さんかもしれない・・・・」 祖父のニ三回忌の席で、大叔母... 続きを読む »
かなり思い込みが激しい作者が、身内から超ビッグな歴史的ミステリーの話が出てきたことに舞い上がって、先に結論ありきの超推理を大展開。なので、ドキュメンタリーとしては信憑性に欠け、結論はほぼトンデモ系。でも、それだけ作者の興奮が伝わる文章、謎の多い下山事件という題材、戦後のビッグネーム総出演、意外な登場人物に意外な犯人と、冒険小説としてかなり楽しめる。
受験生時代に日本史を勉強していたときから下山事件に興味があって、
1年の夏に図書館でたまたま見つけたので借りてみました。
で、夏休みの深夜にへこへこと読んでいたのですが
創作よりも事実の方が怖い
それだけ。今まで読んだ本の中で1番怖かったかもしれない。
しかし下山総裁が轢断された場所にはいつか行ってみたい。だってミーハーだから。
戦後最大のミステリー
同じ題材で、松本清張さんの本を読みましたが
こちらの方が、断然読みやすく面白かった。
なんといっても、矢板玄との対話が面白くもっともっと聞いてほしかった・・・
結局、はっきりした事はわからず残念。
昭和24年7月に起こった「下山事件」。初代国鉄総裁下山貞則が轢死体で発見された事件です。自殺なのか、他殺なのか?今もうやむやになっているようです。 私は、正直この事件は知りませんでした。でも、母に聞くと「ああ、百貨店に入ったまま出てこなかったんだよね?」と訳のわからないコメントながらも知っている様子。 ひとまず、読んでみる事にしました。アメリカのマッカーサーだの、GHQ、CIC、CIA、日本だ... 続きを読む »
とあるバンドの元ギタリストの方がブログで紹介なさってたので読んでみた。
アマゾンでは真実に込み入ってないという批判が結構多かったが
わたしは事件があったことすら知らなかったので
読み物として読んだ。
このころの人たちは国鉄の総裁であれ、亜細亜産業の人たちであれ、
殺し殺される側に回って何かに必死になって死んでいった。
微温湯に浸かったまんまのわたしには絶対にわからない。
ついに定番が出た。私の中で下山事件関連の本は矢田喜美雄『謀殺下山事件』で決まりだと思っていた。ジャーナリスト矢田喜美雄はその生涯を下山事件の他殺説に捧げた。彼によって線路上に残る血痕の路は明らかにされたのだ。自殺説では不可能な進行方向とは逆に伸びる血痕の数々を発見する。手に汗握る場面だった。その後に読んだ松本清張『日本の黒い霧』はその延長線上にトレースする読み物と私には思えた。時系列的には逆なのだ... 続きを読む »
事件関係者の親族証言をもとにした3部作第三弾にして真打ち。
その洞察は深く、そしてその推論は衝撃的。
一読の価値あり。
また、数々の下山事件本を読んで最後に読むのがよろし。
![第3回 ブクログ大賞[2012]](/ad/1201/award_booklog200_65.gif)

