サンゴとサンゴ礁のビジュアルサイエンス: 美しい海に生きるサンゴの不思議な生態を探る

著者 :
  • 誠文堂新光社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784416212769

感想・レビュー・書評

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  • さすが中村庸夫さん、写真が美しく、しかも分かりやすい構図で適切な絵が使われていた。
    しかし文章は初心者には優しくない。日本語が難しい上に専門用語も解説が詳しくないので、生物学の基礎知識が元々あるか、頑張って読みこなす気がある人向けだと思う。軽く読みたい人は、各セクションのタイトル、写真、写真のキャプションだけ見た方が分かりやすいかもしれない。
    また総合的に中上級者向けの内容になっている割に、「サンゴが二酸化炭素を吸収するので温暖化抑制に貢献している」など、厳密には正しいと言えない記述が何ヶ所があったのが気になった。
    せっかくきれいで分かりやすい図版があって、幅広い層を引きつけられそうな本なのにもったいない。文章部分は専門家の監修や、一般向けの解説文を書き慣れた人のチェックを入れればよかったのになぁ、などと無責任なことを考えた。

  • 2013.6.24
    サンゴのことを広く浅く。全ページカラー。2012年のとても新しい本だけど、写真古そうなものが多い。

  • 『本の紹介』
    サンゴ礁のでき方や役割、またサンゴの様々な生態、サンゴ礁に生きる様々な生物などを美しい写真でまとめる。

    『司書の日記』
    ☆2013.3.7 木曜日
    個人的なことなのですが、3月3日に実家の父が他界いたしました。
    1月末まで元気に遊び歩いていた父が、2月末に急遽入院、すぐに危篤となり、そしてすぐに他界。
    そしてすぐに通夜・葬儀・家の中に祭壇作り、と全てがあっという間でした。
    4日から6日まで3日間休ませていただき、久々の出勤。
    勝手したことへのごあいさつにと、職員室や各分掌の部屋に伺いましたが、泣くことなく会話できました。
    図書室で少したまっていた雑誌の整理等しているときに、ふと実家の母に連絡を、と携帯で実家を検索すると・・・・。
    父と母の名前で登録していましたので、そこに父の名前が・・。
    一人職場はだめですね。泣いてしまいました。
    さて、この携帯の実家の名前どうしましょう。
    このままにしておきたいのですが、しばらくは目にするたびに泣くかもしれません。
    今日は図書室内のことでなく、司書の個人的なことでした。
    すみません。

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著者プロフィール

中村 庸夫
1949年東京都生まれ。早稲田大学卒業。同大学院理工学研究科修了。大学院修了後、北極から南極まで、地球の七つの海を旅しながら写真を撮り続ける。2006年、国土交通大臣から国民の祝日「海の日」の制定に尽力するなどした事が評価され、「交通文化賞」を受賞。2010年、海洋に関する芸術活動の功績で、内閣総理大臣賞「海洋立国推進功労者表彰」を受賞。写真集や著書は『七つの海の物語』(データハウス)、『海の名前』(東京書籍)、『ペンギン全種に会いに行く』『クジラ』(平凡社)、『サンゴ礁と海の生き物たち』(誠文堂新光社)など140タイトル以上。アメリカ、フランス、ドイツ、イタリアなどでも写真集が出版されている。

「2022年 『はじめてのずかん うみのいきもの』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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