みんなのレビューページ
トランジション―人生の転機 12人が登録 ★3.80
著者:
ウィリアム ブリッジズ
原著: William Bridges
翻訳: 倉光 修
翻訳: 小林 哲郎
創元社 /
単行本 /
225ページ /
1994-11
ISBN/EAN:
9784422111636
この作品からのみんなの引用
-
最近まで直線的人生、障害一つの仕事というイメージが一般に支配的だったので、以下に多くの人が成人期の間に完全なやり直しをするかということが見過ごされてきた。ましてや、そのような転換点から、しばしば重要な業績が生み出されてきたことは、ほとんど知られていない。たとえば、アメリカ人ならだれでも、学校で若かりし頃のリンカーンについて習う…歴史の本は、まるで偉大な大統領が子供時代に出来上がったかのような書き方をしている。しかし実際は、そうした子供時代の後に、あまりぱっとしない青年気が続いたのだ。
― 183ページ -
大切なのは、トランジションのさなかにいる人に、「終わり」を体験させることである。職を失ったのは(転居したのは、心臓の手術をしたのは)あなたが最初ではない、などといってもあまり助けにはならない。今までの生き方を持続させようとする人がいたら、そのプロセスにおいて、何か手放せないものがあるのだと言うしかない。その人は援助を、たぶん専門家の援助を求めるだろう。しかし「覆水盆に返らずだ。泣くのはやめて、明るい顔をしたらどうだ」などという言葉は、聞きたくないだろう。
― 145ページ -
私はロブスターのように古いアイデンティティの殻を脱いだ。けれどもまだ柔らかく傷つきやすい状態なので、私は岩陰にじっとしていた。やがて私は新しい、より自分に合ったアイデンティティを身につけるだろう。しかし、しばらくは、ゆっくり動かなくてはならないのだ。
― 130ページ
みんなの感想・レビュー・書評
(3レビュー)
全3レビュー中 1 - 3件を表示
人生で訪れる内面の大きな変化(トランジション)に人はどう対応するかについて論じた本。伝統社会の「通過儀礼」にそのモデルを見つつ、トランジションの過程を「終わり」「ニュートラルゾーン」「始まり」に分類。...
![第3回 ブクログ大賞[2012]](/ad/1201/award_booklog200_65.gif)

