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この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
(88レビュー)
女優とかアイドルとか、この人にしてはちょっと俗っぽい作りが意外だった。
もっと地図がストーリーに絡んだら面白かったかなあ。雰囲気はさすがの長野節ですが。ほんと、ジュネじゃない長野まゆみ作品がツボすぎる。
リュス、エルヴィラ、ダナエ、ミロル、トゥランプ・シュガースプーン。チョコレートの箱、冷めたプディング、地図収集館、蝋けつ染めのTシャツ、風の薔薇。言葉だけでわくわくする。
長野さん書く男女ものが私はとても好きだ。さらりとしていて。
幻想と現実が交差する少し暖かく静かな物語。 長野まゆみの世界観は好きだ。 現実とファンタジーの比率がちょうどよい。 夢心地になりながらも魅力ある登場人物たちのおかげで、味のある素敵な物語に仕上がっている。 物語の主人公は美しい顔立ちを持ちながらもだて眼鏡をかけ、言動も感情も冷ややかで現実的な少年リュス。 そのリュスが勤めるのがミロナの町にある地図収集館。 長野まゆみが文章で... 続きを読む »
■地図収集館で働く青年リュスの周囲で次々と起こる不可思議な出来事―。長野まゆみの新しい魅力が煌めく、極上のロマンティック・ストーリー。
■■主人公の青年は孤児院育ちの十七歳。孤児ゆえの分別を弁え、勤勉で控えめな性格だ。ようやっと見つけた働き口の地図収集館で不思議な出来事に巻き込まれるようになる。ちょっと古い匂いのするヨーロッパ風の異世界、になるのかな。描写が綺麗。今回も珍しくノーマルなお話でした。登場人物が多いのですが、めまぐるしく交錯してくるので途中混乱しそうにも。最後はハッピーエンドで終わります。
ところどころで孤児であったために受けた迫害を主人公が思い出すシーンがあるんですが、なんか切なくてしようがなかったです。
『テレヴィジョン・シティ』で端末の地図は信用ならない・・・確かそう考えられていたはずだけど、今回は紙(しかも歴史資料としての)の地図。そういえば収集館の地図、リュスは周囲の人間に提供するだけで使っていないような。それも面白い。
初期に比べると長野作品の雰囲気はガラリと変わっているけれど、そこに登場する人物の根底はやはり変わっていない。
不可解で理不尽な出来事に主人公が振り回されるのは毎度のこと。最後には思いのほかすんなり落ち着く。
スッキリした読後ではあったけど、なんとなく物足りなかったので★3つ。
大学の学費を稼ぐために地図収集館で働く、救済院出身で17歳のリュス。 突然の訪問や依頼、不可解な手紙、様々な出会いを経て、知らされるリュスの出生のお話、と言えばいいのか。 今回も見目麗しい少年が主人公ですが、 そこはそんなに重要でもなく。 ミステリ色が強い感じの、ある意味ふつうのお話です。 舞台は外国だし、時代も現代ではなさそうな気もするし、 いろんなひとが代わる代... 続きを読む »
長野まゆみさんの作品のなかでは
かなりおだやかな内容でした。
自分自身を「排水溝のゴミ虫」という少年が
地図から始まる住まいと人間関係に翻弄されていきます。
謎解きみたいで楽しかったですが
一番のお気に入りは建物の空気。
図書館好きにはたまらないかも〜
友達からなんとなくあげると言われ、自分もなんとはなしに読み始めた本。
最初はこの本のもつ空気感が何だか心地良いなぁ~と思って読み進めていくうちにどんどんはまり、
最後には「ええ!!?そうだったの!!?」と思わず声をあげて驚いてしまうほどのどんでん返しだった。
雪の降る午後にホットミルクティー片手に読みたいそんな本。
2010/11/22 イタリア?石造りの街、身寄りのない少年と下宿屋、吹抜けの天井まで書架が積み上がる地図図書館。小道具てんこもり。
そしてわりとすっきり解決がつく展開。台詞部分の記述も従前通り。やっぱり作風戻ったのかな。
いつもはどこか不思議の国的なのに、
これはすぐ隣の外国みたいな。なんとなく現実的。
http://feelingbooks.blog56.fc2.com/blog-entry-176.html
世界観の秀逸さはやっぱり長野まゆみ印。
サスペンステイストで、どうなる?何が起きてる?とワクワクしながら読み進めた。
キレイに謎が解けてすっきり!
BLに走らないのは好感を持てる。
話自体は、何だか人物像などがなかなか理解できなくて、何となくモヤっとしてしまいました。
でも、地図といものが中心になっている話の世界や食べ物のちょっとした描写など、細かいところはとても好きでした^^
設定といい、話の展開といい、キャラといい、どストライクが過ぎる。
話の細部まできっちり覚えている時点で一軍入り確定。
久々にファンタジーっぽい話読んだのですごい面白かった!
なんだかロマンチックで素敵な話
トリックも沢山あるしもっかい読みたい!
話がずっと続く予感がしたけど、ラストのわずかなページでのあの収拾のつけ方とてもいい
短い話だけどかなりまとまってて満足
初めてこの人の本読んだけど他のも読みたくなった。
“ショールの貴婦人”が一番好きだなぁ~
「探してみもしないで、何を云うんだろうね。あきらめるのは美徳じゃないよ。怠けものってことだよ。」
世の中には秘密の呪文を知っている人が必ずいるんだ。
そろりそろりと忍び寄り、細部にわたって仕組まれていた時間が、するするとほどけてゆく。少年にかけられていた、ありとあらゆる抑制の呪縛と共に。埋もれていた真実は鮮やかに甦り、その力を一気に芽吹かせる。そうして、ひとつの救いになる。生きてゆく上での。生涯にわたる救いに。これは、青年リュスの物語だ。リュスは救済院で育ち、自分の感情を封じ込めるようにして生きてきた。自分の名前に込められた意味を誤解したまま、世間で言う弱者として。高校を飛び級して、大学の学費を稼ぐために地図収集館で働きはじめたリュス。その周囲で、次々と不可思議なことが起こりはじめる。
◆あらすじ◆
地図収集館で働く青年リュスの周囲で次々と起こる不可思議な出来事。
長野まゆみの新しい魅力が煌めく、極上のロマンティック・ストーリー。
「地図収集館」というのに惹かれ
「長野ま...
![第3回 ブクログ大賞[2012]](/ad/1201/award_booklog200_65.gif)

