みんなのレビューページ
この作品に関連する談話室の質問
みんなの感想・レビュー・書評
(82レビュー)椅子やら雑貨やらは好きだけど、ショールームとかインテリアコーディネートとかインテリア雑誌とかは全然好きじゃない。この本は昭和後期のリアルな部屋の写真集ですが、部屋の体温を感じるので大好き。友達の家に行くような感じ。
読み終えたのは随分昔。何度も読むというより何度も見返している。今後もう見られなくなる(なった)建物や、部屋にある時代が垣間見える物たち。昭和の残像のある部屋たちが堪らない。愛読しすぎてぶ暑い本がぼろぼろに崩れてしまった・・
きっちりと掃除が行き届き、整理整頓された部屋は、ホテルみたいな感じで、落ち着かない。それぞれの感覚に合った雑然とした部屋がいい。そんな思いに応えてくれる写真集。
It's so interesting to see the footprints of ordinary people crystalised as an art. An article on the Internet reminds me of this book and I register this book now. # And I remeber a little subcul... 続きを読む »
表紙が格好良くてジャケ買い。
説明文も少しついてるけど、ほとんどが生活感あふれる東京の部屋の写真。
私が北海道に住んでるので、ちょっと冒険気分で見られる。
2重になってない大きい窓とか雨戸とか、瓦屋根とか!!
勝手に小説とかに出てくる登場人物の部屋を妄想したり。
他人の部屋なんてそうそう入る空間じゃないからねえ。
キレイなインテリアになんの魅力があろうか。住む人の思想や生き方が反映された多種多様な室内を眺めつつ、自分なりのゴチャゴチャを模索したい。
100空間くらいのアパートの部屋のカラー写真集。
ひとつとして整然とした部屋はありません。
ほんとうに心地いい暮らしとはなにか。
考えさせられる本です。
遊びに行った友達の部屋、学生時代に住んでいた寮の一室、整頓された仕事場、渾沌とした生活空間、何処よりくつろげる自分だけの場所…そんな、ごく身近な数々の部屋=暮らしが、全ページフルカラーで閉じこめられた一冊。
大学生の頃買った本。 あこがれたなあ、自分の趣味と生活だけで埋め尽くされた、自分だけの城って。 高校の頃は、一人暮らししたら、即、理想の部屋を作るつもりだったのに、実際に大学に入って一人暮らししてみると、金はないしモノもそんな増やせないし。 そんな頃、この本を見て、社会人になったら今度こそ自分の趣味満載の部屋を作ろうと思った。 夢の先送り。 実際、社会人になってみたら、やっぱり生活するだ... 続きを読む »
東京の色んな人の家の中を撮った写真集。
2003年に出たからそんなに古くないと思ってたんですが、2003年は文庫版が出た日みたいです^^;
もとはもっと大きなサイズの写真集で、それが出たのが93年でした。
だから部屋の様子も古いわけだ。
人の家を見るのは個人的に好きなので楽しめました。
しかし、こんなにも多くの人の家をどうやって撮ったんだろう。
紹介かな。
紹介される家の住人の職業が、建築家とかデザイナーとかに偏っていた印象なので。
現在のバージョンのがあったら、それも読んでみたいなと思いました。
思えばインテリアというか部屋そのものが好きになったきっかけの本がこれ。人が生活する場としての場所なのに、これほどその人の個性が出てくるものなのかと、立ち読みして驚いたことを今でも覚えてる。
この本の影響でインテリア好きになったがこの本の影響で生活感の無い綺麗な(やたらに綺麗なww)部屋には未だに違和感があるんだけども。
TOKYO STYLE/都築 響一 僕はおしゃれな部屋が好きだ。 いつかはかっこいい椅子も欲しい。 でも、それに見合う人間になりたいなんて思わない。 お洒落な部屋は時に窮屈で、生活感がない。料亭の料理みたい。 メンズノンノが違うなって思う理由はそこにある。 Tシャツ1枚に8000円なんてありえない! それよりも、吉野家の牛丼のように、 いや僕んちで作る牛丼のよう... 続きを読む »
1993年刊、96年文庫化、2003年ちくま文庫版刊、ということだから、もちろん採られている材は古い、とも言えるのだけれど。限りある空間にごちゃごちゃと、でも(だからこそ)それなりに心地よく暮らしているそれぞれ生身の住人の飾らぬ様あれこれ……、「坐して半畳、寝て一畳」は、いつだって(少なくとも私は)変わりないではないか。ごちゃついたりしていても、決して不快ではない部屋ばかり。「片付けられないオンナ... 続きを読む »
この写真集を見て以来、インテリア雑誌がただのモデルルームのように見えてしまう。 人間が暮らしている空間とは、その部屋に漂う空気に手垢がついているようなものだから。 ページをめくるたびに、そこには写っていない住人を感じることができる。 どんな暮らしをしているのか、そこに写っているのだから。 自分の部屋を客観的に見ることができる人っているのかな。 もしかしたらこの中に自分の部屋と似て... 続きを読む »
ひとり暮らしがしたいなあ、とか、思う。
別に今の生活が気に入らないんじゃなくて。
なんか懐かしい。
嫌になるくらいひとりだったけど、思う存分ひとりだった。
すっごく寂しいときもあったけど、寂しいのが気持ちよかったりもした。
ひとり暮らしをしたことのない夫には、怪訝にうつるらしい。
結婚前に、喧嘩したことがあった。
「ひとり暮らししたことがないのって自立してなくってよくないと思う。結婚前にいっぺん2〜3ヶ月ひとりで暮らしてみ」
って、わたしが無茶苦茶いったからなんだけど。
「あんまりひとり暮らしが長過ぎるのもよくないと思う」
と、夫は言う。正しいと思う。
こういうものが懐かしくなっちゃうのは、あんまりいいことじゃないかも。
他の人の本棚とか、机周りとか、部屋とか、弁当の中身とか見るのが好きなんです。きれいに人に見せるためにディスプレイされた嘘ものじゃなくて、普段通りのごちゃごちゃ感でリアリティがないと面白くないんです。そのごちゃごちゃ感はただ汚いんじゃなくて、生活感のあるごちゃごちゃがいいんです。この本は暮らす人の生活感がありありと伝わってきて貴重な一冊です。これを見た後はインテリアの雑誌に載っている生活感のない美しい部屋はつまらなく感じてしまいます。これに続く「賃貸宇宙」もよいです。こんなふうに値段がはってちょっと買えない写真集たちをどんどん文庫化して手軽に買えるようにしてほしいです。
![第3回 ブクログ大賞[2012]](/ad/1201/award_booklog200_65.gif)

