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この作品からのみんなの引用
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債務整理には現在、四つの選択肢がある。
1.任意整理
2.特定調停
3.民事再生
4.自己破産
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「ウチは、500万円も600万円も年収がある人にはカネを貸しません。ウチが貸すのは、せいぜい年収400万円まで。とくに年収200~300万円の客は、ウチにとって優良顧客ですよ」
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具体的なチエックポイントとして、各紙が何を大きく報じ、何を書かなかったか。記事の論調が概ね、そうでなかったか、記事の分量はどうだったかなどで判断した。それなの事柄から総合的に各紙のスタンスを探ろうというわけだ。私の見立てでは、日経新聞はどちらかというよりも業界寄りで、記事のスタンスもわざとそうしいるのかは曖昧な印象だった。読売新聞も似たようなスタンスである。対して業界に厳しい口調だったのが、裏広告で動向の注目された朝日新聞、そして毎日新聞、東京新聞の両紙も批判的なスタンスだった。
みんなの感想・レビュー・書評
(44レビュー)
脚でネタをつかむ金融ジャーナリスト、須田慎一郎の金融業界における批判が盛りだくさん。
新書だけあって、市民の立場から金回りがおかしくなっている2006年時点の日本の姿を描いている。
サラ金・闇金にあえぐ人々と、それらから搾取し喰い物にする下流喰い金融システム。
負のパラドックスに陥った人々に関するルポであり、金融業界に対する鋭い批判の書となっている。
ただ、新書ということで気をつかったのか、内容は控えめ。
須田さんであれば、世に巣食う金融の鬼たちをもっと如実に再現できるのでは?
再読本。
この本が書かれたのが2006年。2005年5月に金融庁が立ち入りをして、アイフルに対して国内1900店舗全店の業務停止命令を出した。こんなこと、あったなぁと懐かしく思う。
時代は過ぎて、武富士の破たん、新生銀行=レイクの躍進とこの業界もまた激しく変わっていることを実感させられる。
ヤミ金はヤミ金、それ以外のこうした一般広告をばんばん出す消費者金融に対しての著者の批判姿勢は今も変わっていないの
で好きだ。
やっぱり本書のベストの箇所は、歌舞伎町のクラブで行われる「おんな市」への潜入記事。借金+50万円で売られていく女性たち。しかし、女衒の映画ような勇ましい啖呵もなく(売られる女性も買う男性も)淡々とそしてあっけなく終わるこのセリ(人身売買)が、現代の冷めた社会の反映なのかなとも思う。
消費者金融→ヤミ金
食い物にされている構図がよくわかった。
きっかけはどうあれめちゃくちゃな金利で金を借りるやつが悪いと
思うのは、これを読んでも変わらなかった。
少し算数が出来ればわかりそうなものだ。
こういう利回りで投資できたら最高だな
って本の内容とは無関係だが。
ヤミ金恐ろしい…。そして多重債務者を狙った弁護士はもっとひどいと思う。弁護士という肩書きがありながら、人をだまそうとするなんて許せない。
少額のお金をすぐ借りられるという金融機関も、生活困窮者には必要なものだけど、どうしたら悲劇を生まずにすむんだろう。グレーゾーンを撤廃するだけで解決するのだろうか。
結局サラ金側の問題はわかったけど
「収入を遥かに超える現金の必要が生じるのはなぜ?」
ということにきちんと答えて(=分析して)欲しいなぁ。
だいたい年収300万、400万ならセーフティネットの有無とか
問題となるはずないし、きっと借りる側の問題もあるんじゃないかと。
この本が書かれて以降、現実にグレーゾーン金利が廃止されて
多重債務者がヤミ金になだれをうっているという事実。
きちんと本質をとらえきらずに問題提起してしまった著者のような
ジャーナリストの姿勢に一因がある気がしてならないんですけどね。
下流と聞くと「格差社会」関連かと思うが、そうではなく本著は金融の借金地獄、所謂消費者金融にスポットを当てている様に思う。
巧妙なやり口で人を罠にはめる様なども書いてある。
とはいえいささか論点が飛躍している気もした。
消費者金融業界の実態、及びその債務者を負のスパイラルに落とし込むビジネスモデルについて書いてある。
様々なケーススタディと、自らの現場に踏み込んだ経験談(借金苦で売春に走る女性を競り落す)は非常にリアルで、自分にとって衝撃的だった。
消費者金融業界は”儲けすぎた”から自重するべきなのではなく、債務者のどうしようもない心理と状況に漬け込んで、よく理解させないまま金を貸し脅し取り、文字通り債務者を絞るというビジネスがあまりにも非道だからだと思う。
でも、”金利”という仕組みや算数ができないで借りるのも無知だ。エクセルでシュミレーションでもすればいかに自分がだまされているかわかるだろうに。
[ 内容 ] 格差社会の暗部で、弱者が借金漬けにされている。 デフレ経済下、大手消費者金融会社は低所得者層を貪り、肥大化してきた。 いま、その甘い蜜を求めて大手銀行と外資企業が争奪戦を演じている。 その一方で、多重債務に陥った利用者は、ヤミ金に全てを奪われた挙句、深い闇に沈められる…。 貸し手と借り手の双方に生じている変化を分析し、金融業界と日本社会の地殻変動を克明に描いた渾身のノンフィ... 続きを読む »
P35。アイフル社内では、回収係はストレス発散の部署として人気があった。
P132。ホストクラブの本場名古屋から、「名古屋グループ」とよばれる女たちが東京へやってくる話。似たような話を、佐野真一の「東電OL」でも読んだ。
基本的には、サラ金による悲劇をくわしく書いた本。
文章の脈絡はあまり整っていない。
時々何がかいてあるか、よくわからなくなることもある。P37の死んだ夫の話など。
冒頭で、日本は格差社会が進んだと言っているが、ソースがあいまいで本当かどうか疑わしい。
また、消費者金融の金利を批判している、その正義感はわかるが、そのことがヤミ金融を跋扈させる原因になっているという批判についてはどうなんだろう。
「なにきん」や「うしじまくん」の新書版といったところか。こわいものみたさを見るというおもしろさはあるが、厳密性に欠ける気がする。
スパイラルの境目‐『下流食い』
http://d.hatena.ne.jp/kojitya/20090531/1243739479
覚えたこと:/
利息制限法(民法)年利20%<br />出資法<br /> 年利29.2%<br />2003年7月にヤミ金対策法可決。<br />3年後の上限金利見直しが盛り込まれる。<br />日掛け金融年利54%
先輩に借りた本です。
タイトルからして、想像がつきましたが、予想以上でした。
いやー、怖い・・・・・・
借りるほうも貸すほうもどっちもどっちですな。
これから法律の改正などがあるので、消費者金融は激動の時代になりそうですね、業界再編っぽいな。
しかし、やはりサラ金って、どうかと思います。
知らない人からお金は借りちゃ駄目駄ですねー
消費者金融の歴史と現状。
分りやすくて面白かったです。
個人的には
借りてしまう人にたいして、
平均的な人に対する社会が厳しい状況に変化していることを指摘しつつも、
借りてしまうのは社会が悪いという類の論理は振りかざしていないところが好きです。
消費者金融の何が悪いのかと言う人がいますが
現在の日本の社会の中で、それゆえに身を持ち崩す人がここまで多いと、どこかに問題があるという判断も止むを得ないと思います。
痛快。
図書館で借りた。
消費者金融で働く人、ヤミ金業者に従事している人は、どういう気持ちで働いているのかな、やはり罪の意識や善悪なんて概念は消え去っているのかな。
マスメディアの広告費によって、マスコミが消費者金融を批判できにくくなっている現状は想像できたが、実態を知るとジャーナリズムについて考えさせられる。
庶民のためにお金を貸す・・そんなのはたいていは幻だろう。お金のやり取りは怖い。
自分も決して、消費者金融に関わってはいけないし、利用しないですむ人生を送りたいと強く思う。
本書を読んでいくと身につまされる思いもするところも。様々な感情を抱きながら、読んでみて下さい。本書が発売されて数年たっていますので、消費者金融業界も変わっているかと思いますが。
若干借り手の立場に立ちすぎではありますが、
知識としてはかなり有用かと思います。
この本を読んで、
「サラ金なんて使わない」と感じられたらいいんじゃないですかね。
全く知らない世界が描かれていました。
読書の動機は、いわゆるBOPを理解する前に・・・とかそんなレベルだったのですが、
読書後はものすんごい疲労感に襲われました。
今では武富士やアイフル、プロミスやアコムなど大手消費者金融が悪に見えて仕方ありません。
これまで悪いイメージがなかったのは、CM効果なんでしょうか。
そう考えると、コマーシャルやメディアのパワーって絶大やな。
実際、極悪非道なことをしている(とこの本では説明されている)彼らですが、
貧困層やお金に困っている人たちを救っているのも、またひとつの事実。
大阪府橋本知事が、多重債務者向けに対策協議会を立ち上げましたが、
その背景にはこんな事実があったのですね。
あくまで、事実の一面を捉えた本だと思うのですが、
全く無知だった私には刺激強すぎでした。。
![第3回 ブクログ大賞[2012]](/ad/1201/award_booklog200_65.gif)

