もしドラえもんの「ひみつ道具」が実現したら タケコプターで読み解く経済入門

著者 :
  • CCCメディアハウス
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  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784484102207

作品紹介・あらすじ

もしあの道具が実現したら…を発想のベースに、投資のプロが経済と世の中の"ひみつ"を解き明かす。のび太でもわかる!?まったく新しい経済入門。

感想・レビュー・書評

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  • どこでもドアで場所の制限がない=フラット化する社会。現代でもInternetを使えば場所の制限はない。言語も翻訳機能が充実すればいい。大事なのは、心のドアを開くこと。

  • 読了。こっちの方がまさに「もしドラ」だけど、内容は極めてまっとうな投資・運用・仕事への真面目な提言書。本書の趣旨じゃないけど改めてドラえもん、フジコフジオの天才っぷりに感動する。ファンドマネージャーとしても極めて優秀だけど、カネに愛される地頭の良さが滲み出ている一冊。

  • 科学的考察は一切無視して、とりあえずドラえもんの道具が現実になったらどうなるか、ということを経済的側面から考察する本。
    1時間くらいでさくっと読める。

    タケコプター関連で保険業界が盛り上がるという考えにはなるほどと思った。
    この本では、新たな商品やサービスが出現したとき、社会はどう変わって、どの会社の業績が上がって、人々の暮らしはどう変わるのか、という仮説を常日頃から考えることの大切さを伝えたかったのだと思う。

  • もし、ドラえもんのひみつ道具が実現したら…
    という切り口でひみつ道具が誕生することよって生じる社会の変化を実在の企業名を交えて具体的に描かれているので、分かりやすく面白かった。

    おわりに語られていた今ある物事をあらゆる視点から考えてみること(タケコプターを美容師の視点から考えるとタケコプターセットが生まれるなど)が自分にとって興味深く、今日自分が購入したものや見たものに対して「なぜ、それを選んだのか」考えてみたくなった。

  • ドラえもんは大山のぶ代派です。

    いやぁ、面白かった。
    読みながら、実際にドラえもんの道具があったら、私はどうするだろうとか考えていました。
    ドラえもんの道具そのままで実現したら、ではなく、実現可能そうな範囲で想定して、起こりうるべき事象を想定していて、読んでいてとてもわくわくしました。
    実在する企業名も挙げており、そういうところもリアリティーを感じました。。
    どこでもドアがもし1000万円で買えたら、みんな借金してでも買うと思う。
    ていうか、私も欲しい!

    ドラえもんが生まれてから40年以上?経って、実際に近しいものも開発(発明)されているのだから、きっとこの先また数十年後にはもっといろいろな道具に似た商品が生まれていくだろうと思います。

    アニメ(マンガ)だから、道具使用の影響もごく限定的なのだけれど、例えばみんなでタケコプター通勤とか始めたらえらいことになるやろなぁ。
    自分が気になる道具が、もし実現したら、で考えてみるときっと面白いと思う。

    それでもって、あとがきにいいことが書かれていた。
    客観的な視点で物事を見る、とは真ん中の視点、という意味ではなく、両目で見、両耳で聞くように、二つの視点(複数)で物事を見ること。

    それこそ、正しいに絶対はないのだから、真ん中にも絶対はないのだと思う。

    いろんな視点を身につけたい。

  • ドラえもんのひみつ道具が実現したら身近な社会・経済はどうなるのかを、活性化する業界や儲からなくなる業界などを挙げながら想像していて面白かった。

    ファンドマネージャーでアナリストでさまざまな知識や経験を持っている著者の想像力、すごいなあ。

    経済のことや世界のことについても知らず知らずに学べる本。

  • まあまあかな、
    将来予測が結構当たってて面白いところもあった

  • 経済学者の人はこういう風にして物を考えるのか?。という意味で凄く参考になった。本文よりも後書きが面白い。

  • mmsn01-50

    【要約】


    【ノート】
    ・最初はさわかみさんの紹介(別の本)。今回は阪急コミュニケーションズってことで興味を持った。
    ・再読したい、マッピンでメモを取りながら

  • ユニクロやマクドナルドはデフレと言う現象を利用しているだけで、彼らがデフレを見出しているわけではありません デフレ経済の一番の要因は経済のグローバル化です 投資とは、エネルギーを投入して幸せが帰ってくること 1番儲かる投資は、なんといっても自己投資です 人間は、より良い人間になるために成長していくことが、生きる手段であり目標なのではないかと私は思っています 他人への支援①子供への教育投資②企業や国などの組織への投資③社会貢献活動への支援 私たちは生きているだけで、世の中と経済に参加しているのだと言うことを多くの人に知っていただきたいのです 内向きの教育では、外向きの人材は育ちません

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著者プロフィール

投資家、レオス・キャピタルワークス株式会社代表取締役会長兼社長 最高投資責任者。1966年富山県生まれ。国内・外資大手投資運用会社でファンドマネージャーを歴任後、2003年に独立しレオス・キャピタルワークス株式会社を創業。特に中小型株および成長株の運用経験が長い。一般社団法人投資信託協会理事。著書に『投資家が「お金」よりも大切にしていること』(星海社)『14歳の自分に伝えたい「お金の話」』など多数。「お金」や「投資」を通して、株式会社や日本社会、世界経済のあるべき姿を模索し続けている。投資教育にも注力しており、東京理科大学上席特任教授、早稲田大学政治経済学部非常勤講師、叡啓大学客員教授も務める。2022年4月付けで小学生のレウォン社長が起業した株式会社polarewonにて、取締役チーフニコニコオフィサーに就任。

「2023年 『投資家がパパとママに伝えたい たいせつなお金のはなし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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