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みんなの感想・レビュー・書評
(76レビュー)※以下の文章は、「スペース」で入江駒子シリーズが完結したと勘違いして書いたものです。ただ勘違いは勘違いとして、感想そのものは嘘ではないので、そのまま掲載します。 僕が『ななつのこ』『魔法飛行』を読んだのは10代の頃でした。当時の僕にとって、主人公の駒子さんは「お姉さん」でしたが、今では僕も31。物語世界の駒子さんとの年齢の差は言うまでもありません。 しかしそれでも、駒子さんと瀬尾さんに... 続きを読む »
大好きな「ななつのこ」「魔法飛行」に続くシリーズ第3弾。
前作&前々作を見たときは主人公の駒子が自分に似てるなぁと思ったのですが
今回はあまりそう思いませんでした。
駒子の天然ぶりというか夢見てる度がパワーアップしてるのは
気のせいでしょうか…なんだかもどかしいくらい。
私が大人になってそういう心を忘れちゃったのかしら。
ちょっとしたひっかけが隠されていて、最後に「そうだったのか」と
びっくりさせられる内容なのは相変わらずでした。
あまりにも女の子女の子した文章で、加納朋子さんの本の中では正直一番読みづらいです。
主人公の「駒ちゃん」と同様に、作者も半ば賭けのような気持ちで書いたんでしょうか?
「ななつのこ」 「魔法飛行」 を読んで、大好きだと言ってくれる読者に対して・・・。
「仕掛け」に気付くか気付かないか。気付いたとき、或いは最後まで読み通して、それでも「駒ちゃん」のことを好きでいてくれるかどうか。
いや、もちろん好きだしそういうところもあるんだろうなぁとは思ってたけど・・・・。女の子目線だと、そう映ってそう捉えちゃうのかぁ・・・(失礼ですね)と素直に新鮮に読めました。
言葉どおり、前2作のスペースを埋める3作目。
加納さんが前書きで仰るとおり、前2作の読後感が冷めやらぬ内に一気読みするのが一番楽しめます。
2011.4.26 初読 市立図書館
おもしろかった!
完全に引っ掛かりました。
まさか、そんなふうに繋がっているなんて!
本当にすごいなぁ。
文庫でシリーズ揃えようかな。
「生きていればきっと、逃げ出すよりほかに道がないときだってある。遮二無二突進していって、その結果無惨に激突するよりは、回れ右して逃げ出す方がずっといい。
一度打ち込んだ文字を、バックスペースキーでなかったことにしたっていいじゃないか?
少しぐらい、後戻りしたっていい。やり直したっていい。まったく別な、新たな文字を打ち込むことだってできる。
そう思っていた方が、人生どんなにかラクだろう。
そうこうするうちに、正しい道、落ち着ける場所が見つかるかもしれないのだから。」
前半のスペースはほとんどが手紙で占められていて「?」って思いながらもなんとなく読むって感じだったけど、後半のバックスペースの素晴らしさ!もうたまらん、やられた~って感じです。エピソードの一つ一つがキラキラしてて本当に素敵な1冊です。
2010.09.08 読了
「スペース」の手紙部分が長すぎて少々退屈ではあったけれど、
見事にひっかかってしまいました。
「バックスペース」もなんだ駒子の物語じゃないのかと少々落胆したけれど、
見事にやられました。
そう繋がって、そういうつながりがあって、最後にそういう驚きをもたらすわけー!?と叫んでしまった。
あいかわらず加納朋子さんの手紙文はいいなと思わせるものだと思った。
「生きていればきっと、逃げ出すよりほかに道がないときだってある。遮二無二突進していって、その結果無惨に激突するよりは回れ右して逃げ出す方がずっといい。一度打ち込んだ文字を、バックスペースキーでなかったことにしたっていいじゃないか?少しぐらい、後戻りしたっていい。やり直したっていい。まったく別な、新たな文字を打ち込むことだってできる。」
素晴らしかった!!!!
最後のあの展開に、まさに息をのむ。
あぁぁ、、、こうやって繋がるのね。
凄かった。。。
なんとも、気持ちのよいぐらいの幕切れであり、幕開けでもある。
さすがだぁ、、、
加納さん、凄過ぎです。。
いったいどうやってこれを考えついたのだろう。
ホントに作家の頭の中をのぞいてみたい。
それぐらい、この『スペース』には度肝を抜かれました。
いいシリーズでした。
【7/24読了・初読・市立図書館】
駒子ちゃんと瀬尾さんシリーズ、やっと読めました!今回は駒子ちゃんはあんまり出なくて残念。ていうかやっぱり、手紙がキーなんですね!って感じでした。
そして、瀬尾さんの過去話みたいなの、すごくよかったです。駒子ちゃんにも救われたんですねわかります^p^みたいな(笑)
他人の視点からの駒子ちゃんは、予想以上にのんきでかわらしかったです。
そしてまどかちゃんと八重樫さんの恋が、運命的すぎてかわいい!
ほんと、かわいいかわいい連呼しちゃう一冊でした。
瀬尾さん好きだまじで。
双子で生まれ育った。みんな現実から逃げていた。そんな自分が嫌だった。自分の居場所がほしかった。そした自分の居場所を見つけ幸せになるお話。
「ななつのこ」の続きです。
ななつのこの主人公、入江駒子と背尾さんの関係が前半の「スペース」で、後半は短大の同級生、駒井まどかの一人称で書かれた「バックスペース」
スペースは普通で、前作の方がおもしろかったなぁと思いつつ読みましたが、バックスペースはいいです。
駒子とまどかは似てて、短大での友達関係とか妙に懐かしくも読めたし、駒子が第三者の目からみてこうなのか、とかもおもしろかったです。
これは、物語なのでなにもかもが出来すぎ感はあるけれど、その人がいるべき場所というものが誰にでもあって、ちゃんと見つけられるといい。
2004年8月12日読了。以下、過去の日記から抜粋。 待望の駒子シリーズです。 第一作目『ななつのこ』を読んだのは大学2年の時。 ちょうど今頃の季節、能楽堂に行く前に購入し、 能が始まるまでの待ち時間に読んでいました。 物語は、『ななつのこ』という作品に惹かれた主人公が、 作者に出したファンレターから始まりましたが、 そのうち作者と面識をもつようになります。 今作品では、いよい... 続きを読む »
加納朋子さんの「駒子」シリーズの三冊目にして、最終巻?だと思われます。
この本が発売されてすぐに購入したので、だいぶ前に読みましたが、ここで主人公の駒子の憧れの瀬尾さんの過去が語られたりします。
シリーズを通して読んでいた人には、とても良い結末であるのではないでしょうか?
一作目を気に入った人は、是非、シリーズを通して読んでもらいたいです。
駒ちゃんシリーズ第3弾。「ミステリーズ!」に掲載されていた「バック・スペース」は先に読む機会があったのだけれど、読まなくって正解。一作ずつでも読めるけど、やはり「スペース」「バック・スペース」の順番で読むほうが断然良い。これは二つあわせて一つの物語だもの。やはり加納さんならではの「優しさ」が溢れていて、これは間違いなくお薦め。
ついでに「ななつのこ」「魔法飛行」も読んでおいたほうが良いのは間違いなし。私も一応読んではいるのだけれど、これ読むと読み直したくなっちゃうね。
うぅぅ...グッとくるっス。
後編のバックスペースの展開に驚きつつも、
読み進めるごとに胸の奥が熱くなってきます。
危なかった...電車の中で堪えるの大変だったー。
無条件でこの3部作は多くの人に自信持って
オススメしたくなります。1作目の「ななつのこ」が
今作のなかで、再び登場する件では
ゾクリとするような高揚感に襲われます。
今更ながらにしても読んで良かったなぁ...。
2009/11/3読了
最後の文章、にぐっときた。ときどき思っていることでもあったので余計に
だと思う。
”世界中でたった一人の誰かに出逢ったってだけのことで、どうしてこうも色々なことが変われるんだろうね。それまで無色透明だったものに、いきなり色がついたみたい。色んな偶然や、色んな人、に、感謝の気持ちでいっぱいです。もちろん、筆頭は愛するダンナさまに、だけどね。”
日々、色々な出逢いに本当に感謝。ダンナにも。
駒子シリーズ三作目。<br />瀬尾さんもずっとあんなのほほんとした人じゃなかったんだなぁ、という話。<br />やっぱりこのシリーズ大好きです。
駒子シリーズの第三弾と聞いて、かなり期待していたのですが・・・、正直ちょっとがっかりです。前作、前々作のような「あっ」という驚きも少なく、前半と後半で微妙にリンクしていたものの、「うまい」とうならせるほどのものではありませんでした。
まあ期待しすぎなければそこそこ面白い本だと思いますが。
面白かったです。『ななつのこ』『魔法飛行』に次ぐシリーズ3作目。駒子と瀬尾さんはどうなるのか?(笑)ほのぼのとしたお話です。なるほど、こういうラストの持って行き方か!?と、唸ってしまいました。
や、や、やっと文庫版が出た!!何十年待たせんだっ、創元めぇぇぇぇ!!
「これは自分の本棚に揃える」と決めてたものの、
値段じゃなくてそれこそ『スペース』の関係で、文庫版を待ってたのに。
(本好き共通の悩みだと思うが、ハードカバーで揃えてたらすぐに家の床抜けるよね(笑))
さらに「文庫が出るまで読まないっ」とか意地になってたけど、数年で挫折。
図書館のお世話になりました。さて、再読ー!
(以下ネタバレ)
はぁ〜もぉねぇ。
何十年もたってやっと初恋の人のフルネームを知ったような気持ち(笑)。
日常にこそっと潜んでる人の悪意に、ひやっとさせられるけど、
やっぱり頑張ろうという気にさせてくれる、加納さんの本が大好きだー!!
![第3回 ブクログ大賞[2012]](/ad/1201/award_booklog200_65.gif)

