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みんなの感想・レビュー・書評
(14レビュー)
順調にクイーン国名シリーズを読破中。
こいつは3作目。
――よかった!
『エジプト十字架』と甲乙付け難い出来栄え。
『アクロイド殺し』や『皇帝のかぎ煙草入れ』なんかと同じく、現代でも色褪せない名作だと思う。
オランダ記念病院で殺人が起きて、エラリイやクイーン警視が捜査するといういつも通りの構成。
もちろん「読者への挑戦」もある。今回はロジックが比較的容易で、犯人が指摘できた。満足。
クイーン(作者の方)の筆が上手いのか、訳者がいいのか、毎回思うがクイーン(作者の方)の文章は他の古典に比べると非常に読みやすい。
登下校の時間を中心に苦もなく読み終えられた。
5をつけるか迷ったが、多少論理に甘い部分も見られるので(古典だし仕方がないとは思うが)、微妙なところで評価4。
次は『ギリシア棺』かな。
エラリー・クイーン・シリーズ
百万長者アビゲール・ドルーン夫人殺害事件。手術前に絞殺された被害者。容疑者であるジャニーはアリバイを主張するが証人の正体を明かさない。ジャニーのアリバイ証人スワンソンの登場。同時刻に起こったジャニー殺害事件。靴紐の修理に使われた絆創膏の謎。ジャニーに化けた犯人が残した手術着に隠された秘密。
オランダ記念病院の手術台にのせられた百万長者の老婦人は、白布をめくると、すでに針金で絞殺されていた。犯人は病院の中にいる? エラリーを前にして、第二の殺人がおこった。作者が典型的なフェアプレイで、あらゆる手がかりを与え、読者に挑戦した本格作品。数学のように整然とした論理的構成は、クイーンならではの醍醐味である。<出版社より> クイーン国名シリーズ第3作目。病院内での事件ということで、今回は登... 続きを読む »
The Dutch Shoe Mystery(1931年、米)。
国名シリーズ。
オランダ記念病院の手術台の上で、資産家の老婦人が手術を待っている間に絞殺された。看護婦の証言によると、死亡推定時刻に執刀医になりすまして被害者に接触した人物がいると言う。院内を探索すると、犯人が変装に使った術衣と靴が見つかった…。
読者への挑戦が挿入されているが、そこで犯人を特定するには条件不足の感が否めない。ホワイダニットは無視してフーダニットとハウダニットだけを推理すると良いかも。
クイーンもの。病院でおきた殺人事件、それはかなり複雑な事件でエラリーも苦悩に陥る事件だった。かなり複雑で、いったい誰が犯人なのかまるで検討ができませんでしたが、解決編でその事件模様がわかると、案外簡単だったというある意味の意外性を持つ作品です。複雑なものほど解ければ簡単なんだなぁ、と思いました。かなり読み応えがある作品でした。
オランダ記念病院の手術台にのせられた百万長者の老婦人は、白布をめくると、すでに針金で絞殺されていた。犯人は病院の中にいる? エラリーを前にして、第二の殺人がおこった。作者が典型的なフェアプレイで、あらゆる手がかりを与え、読者に挑戦した本格作品。数学のように整然とした論理的構成は、クイーンならではの醍醐味である。
クイーンの国名シリーズ3作目です。
謎は素晴らしく魅力的です。
読者に全ての証拠を提出して最後には有名な読者への挑戦状もあります。
エラリーの推理は合理的でたった1足の靴からいろんな事が分かっていくのは大変面白いです。
そして、解決は非常に論理的です。
今回は題名が作品に合っていて上手い事付けたなと思います。
オランダ記念病院の手術台にのせられた百万長者の老婦人は、白布をめくると、すでに針金で絞殺されていた。犯人は病院の中にいる? エラリーを前にして、第二の殺人がおこった。作者が典型的なフェアプレイで、あらゆる手がかりを与え、読者に挑戦した本格作品。数学のように整然とした論理的構成は、クイーンならではの醍醐味である。

