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(11レビュー)ブラウン神父もの。短編集。トリックが冴える作品集で、前作「童心」と同じ基調の作品でした。ただ、フランボウが泥棒になっていたいところから、作品のつながりは一つとしてなくなってはいますが、相変わらずのそのトリックの秀逸さには驚かされます。ただ、「童心」と一緒で、どうしてその推理になりその解になったのかがやはりいまいちわからなかったのがちょっとなぁ、という点も。
The Wisdom of Father Brown(1914年、英)。
ブラウン神父シリーズ。ブラックコーヒーのようなコクとキレ。長編も良いが、こと推理小説に限っては、優れた短編の持つシャープさには長編には求められない魅力がある。
古典的名作ブラウン神父の短編集。
文体は決して読みやすいとは思わなかったけれど、詩情溢れる情景描写に本題そっちのけでつい引き込まれた。
奇抜なトリックを山盛りにし、事件の流れや犯人の心理を読むのではなく「トリック」自体を楽しませる手法はまるでパズルのよう。
それでも十分楽しいけれど、一歩間違うとバカミスになりかねないようなものもあったのも事実…。正直、冒頭の一遍には苦笑させられたし。
でも、まぁ、斬新と言えば斬新なんだよなぁ。
それから時代的にしょうがないのだろうけど、白人でないもの、キリスト教でないものにたいする偏見には眉を顰めざるを得ない。なので、ちょっと評価は辛め。
普通の話から意表を突いたところに話の興味が移り突拍子もない所へ事件が落ち着くというブラウン神父の面白さが満ち満ちている。まあ読んでる間の面白いこと。ミステリを読むということの楽しさ、面白さを思い出させてくれる。これだけ古い作品なのに今のと比べても充分対抗できる、というか勝ってるんじゃないか?「通路の人影」「銅鑼の神」「器械のあやまち」かな。
ずんぐりした体格にこうもり傘の田舎坊主ブラウン神父が鮮やかな推理を見せる短編集。ブラウン神父のシリーズはすべて短編で、それだけに作者の力量が光ります。この話で同人娘におすすめしたいネタは「ジョン・ブルノワの珍犯罪」でしょうか(笑)
『グラス氏の失踪』
フッド博士の元に相談に訪れたブラウン神父。知り合いである下宿屋マクナブ家の下宿人トッドハンターと娘マギーの恋。会談中に飛び込んできたマギー。グラス氏と名乗る訪問者との争いの音。縛...
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