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みんなの感想・レビュー・書評
(20レビュー)
「黄色い壁紙」を読む目的で購入。
やっぱり一番気持ち悪くて怖い。
這う女。
改行。
「空地」は因果応報モノで微妙に怖くない。
のっぺらぼうオチとかもいまひとつ。
「黄色い壁紙」はおぞましい。
素敵。
こちらのほうに書かれています。。
http://booklog.jp/users/ohsui/archives/4488507026
英米の女性作家のホラー短編を集めたアンソロジーとなっています。
大体1900年前後頃に活躍された方々の作品となっているのでしょうか、シャーロック・ホームズの時代と重なっているのもひかれた理由のひとつです。
全部で12編、女性ならではというと失礼かもしれませんが、精神的にゾワっと来る話が多かったように思えます、単純に怖いだけではなく。
「黄色い壁紙」に”ドグラ・マグラ”で感じたモノと同質のネジレを感じたり、”墓”に対する漠然とした恐怖は東西変わらないのかなと言うのを「故障」に感じたりしましたが、、一番インパクトを受けたのは、、「冷たい抱擁」の一編。
中でも月光の下での”抱擁”では、そのシーンが鮮明に頭の中に浮かび上がりました。
神経の不調に悩む女にあてがわれた古い子供部屋。そこには、異様な模様の壁紙が貼られていた…。“書かれるべきではなかった、読む者の正気を失わせる小説”と評された、狂気と超自然の間に滲み出る恐怖「黄色い壁紙」ほか、デモーニッシュな読後感に震撼すること必至の「宿無しサンディ」等、英米の淑女たちが練達の手で織りなす、本邦初訳の恐怖譚12篇を収めた一冊、文庫化。 シンシア・アスキス「追われる女」 メア... 続きを読む »
英米の女流作家による怪奇小説のアンソロジー。
やはり嚆矢はギルマンの「黄色い壁紙」。ネット上での評判を目にして先に読んでみた時はどうということもなかったが、今回再読してみて―その何とも言い難い厭な感覚を味わうことが出来た。
同じく創元推理文庫刊の『怪奇礼賛』収録の作品ほど時代の古臭さを感じないためか、読みやすい。
自分のさほど豊富でない読書体験に基いて言わせてもらうと、女流作家の作品を編纂した怪奇/ホラー・アンソロジーには、洋の東西問わず大ハズレというものがほとんどない。恐怖小説というのはやはり女流作家の方が、得てして優れたものを書くんだろうか?
「読む者の正気を失わせる小説」という紹介文によって、怖がりたがりの部分が大いに騒いだので図書館で借り求めた。「黄色の壁紙」までしか読んでないけども…そんなに怖いか?最初の「追われる女」は日本の怪談でもよくあるオチだし。ホラーは生まれ育った国である日本のものが断然怖いです。
こちらも桜庭一樹経由です。
サブタイにある通り、この本は英米の女流作家によって書かれた怪談を集めた一冊です。女性だからこそ書ける、一話読むだびに身体が冷えきってゆくような怪談をじっくりとお楽しみ下さい。
噂に違わず「黄色い壁紙」が異様で素敵。
普通の感覚、感性を持って日常を過ごしていたはずの描写が、ある瞬間にひるがえされる手腕が見事。気付けば、異常が正常に。非日常が、日常に。狂人が常人になっているのです。最後の二行にうすら寒さを覚えます。
個人的には「蛇岩」も好き。この世の果てを思わせる風景描写と、寓話的な世界観。その幻想的な雰囲気が、閉じた血の繋がりや、因縁のような生臭さと妙にマッチしてたまりません。
普段は本棚の隅っこにそーっと潜ませていて、時折思い出したように一、二編ぱらぱらと読みたい感じ。
こちらも桜庭一樹経由です。
サブタイにある通り、この本は英米の女流作家によって書かれた怪談を集めた一冊です。女性だからこそ書ける、一話読むだびに身体が冷えきってゆくような怪談をじっくりとお楽しみ下さい。
噂に違わず「黄色い壁紙」が異様で素敵。
普通の感覚、感性を持って日常を過ごしていたはずの描写が、ある瞬間にひるがえされる手腕が見事。気付けば、異常が正常に。非日常が、日常に。狂人が常人になっているのです。最後の二行にうすら寒さを覚えます。
個人的には「蛇岩」も好き。この世の果てを思わせる風景描写と、寓話的な世界観。その幻想的な雰囲気が、閉じた血の繋がりや、因縁のような生臭さと妙にマッチしてたまりません。
普段は本棚の隅っこにそーっと潜ませていて、時折思い出したように一、二編ぱらぱらと読みたい感じ。
英米女流怪談集。「物語ること」に、どれほどの男女差があるのか、わかるようでよくわからないけれど、この12篇(「本邦初訳」とあったので即買いした)を読むと、やっぱり「女」ならでは……、と思ってしまう。この12篇を編訳した3人のセレクトと文体によるところも大きいと思うが(カヴァー装画も含む)、本当に怖かった。このような種類の怖さは、短篇ならでは。
「黄色い壁紙」が一番怖い。
前後の意味を成さない構成、モチーフの連続。
「校外の妖精物語」も良い。
意味不明ショート的なものが好き。
恐ろしいが気品に溢れた素晴らしい短編集。
「黄色い壁紙」の評判を聞いて手にとった短編集。<BR>
どの作品もそれなりに楽しめたが、「怖さ」という点ではやはり「黄色い壁紙」に及ぶものはなかった。<BR>
臆病者の私が果たして耐えられるのか不安で、「告解室にて」の後、ページを繰るのを実は少し躊躇った。結局自衛策として、昼前の電車の中という人の多いところで読んだので何とか大丈夫だったが、夜布団に入った後、思い出さないようにするのが大変だった。<BR>
恐怖の度合いが発表当時より薄れているのだろうなと思う作品が多い中で、この作品は現代でも十分通用する。フェミニズム的視点からこの作品を読むとまた色んな意味が含まれるらしいが、正直そんなことどうだっていい。怖い。ただただ怖い。<BR>
英米の女流作家たちの怪談集
読後の印象がそれぞれに深く、楽しめる怪談集。
「黄色い壁紙」
最初に読んだ時、意味が分からずもう1度読み返してようやく意味を知り、いや〜な気持ちにさせられた作品。語り手の内的変化を表す描写がない分、情け容赦がない。このねじれに最初に読んだ時、気付いてなかった。
「名誉の幽霊」
ユーモラスな筆致でありながら、最後にドキッとさせられる。落ちは誰もが気付くようなものだが、それまでがユーモラスであった分、効果は倍増。
「蛇岩」
絵画的な描写で幻想の世界の話を読んでいるような気にさせられた。描写が頭の中で映像化され、それでいながら幻想的な靄がかかる。静かな余韻に浸れた逸品。
その他、計12編を収めた短編集です。
セガンティーニの表紙の美しさと女流という点に惹かれて手にした文庫本。怖さを楽しむというよりは、古き良き英米恐怖文学独特の香りが心地よくて一気に読みました。そんなに外れはないけれど、純文学の観点から読めそうな「黄色い壁紙」が群を抜いて良かったです。素晴らしい。他には「蛇岩」「荒地道の事件」そしてキャサリン・マンスフィールドの「郊外の妖精物語」が印象的でした。
「追われる女」シンシア・アスキス
クラシカルな話だけどふむふむと納得して読めるし、お約束なのにぞっとする。
「空き地」メアリ・E・ウィルキンズ-フリーマン
関西弁がそぐわなく感じた。因縁はこ...
![第3回 ブクログ大賞[2012]](/ad/1201/award_booklog200_65.gif)

