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みんなの感想・レビュー・書評
(42レビュー)
北日本大震災の前に書かれている点。
原発の安全性について警笛を鳴らしている点。
中国の危うさと特性と日常を赤裸々に描いている点。
とても秀逸な一冊だと想います。
最後の終わり方も、あれでいいじゃないですか。
むしろ書かないことで恐怖感が増していると想います。
読み終わった場面で鳥肌が立った。中国に世界最大の原発を作る話。主人公は日本の熱き指導者田嶋と中国の冷徹なドンの二人。福島の事故の前に書かれた本なのだが、今、読んでも古くない。
日本の原発技術で中国に世界最大の原発を作るのだが、そこに数々の試練が襲ってくる。そして、とうとう事故が・・・という話し。
でも、実際の歴史は、原発の恐ろしさを先に体験するのは中国ではなくて、安全に対して絶対的な自信を持っていた日本の福島だったという皮肉。
エンターテーメントとしても俊作だが、世界のエネルギー戦争を考える一端としても読むべし。
中国を舞台にした世界最大の原発建設に関して、それぞれの思いを胸に主人公達が建設に携わっていきます。
やはり、こういった経済小説は日々の僕の仕事への取り組み方の参考になりますし、モチベーションの維持に役立ちます。
まさしく、「やるべき事をやったのか?やっているのか?手を抜いていないのか?」と、自分自身へ絶えず問い掛けてくれます。
他の人も書いていますが、あのラストは消化不良でした。「おいおいそこで終わりかよ」と。
姪のために鄧を守る朱の下りですが、もちろん鄧が有能という前提がある、ということなんでしょうが、国家主席までうかがうような人物が身内の色恋沙汰のために危険を犯す、というのはあるんでしょうか?それとも中国人は一族の結束が固い、ということか?
そしていつの間にか鄧と朱鈴はいい仲になってしまっているんですが、鄧の最初の奥さんは結局どうしたんでしょうか?離婚したのか?中国ってそんなに簡単に離婚できるの?
中国・北京オリンピック・原発をテーマに、人間の希望と運命を物語にして展開される…
よく調べて丁寧に書かれているが、福島原発事故を経験し、その悲惨な状況が継続し、終息の道筋が見えない現在、中国の原発の危機はこんなものでは無いだろうという気がする。
2009年4月、「積極的開発」から「強力的開発」へ転換
2011年1月現在、
稼働中13基
建設中25基
計画中多数 2020年までに8000万キロワット
(現在の8倍)
下も読ませてもらった。
映画化してみてはどうかと思う(無論、中国では放映されないだろうが。)。
なんだか大連に住んでいるのが不安になってしまう内容でもある。
権力闘争、面子、個々の野心、人間関係などがよく描かれていて後半に進めば進むほど吸い込まれていくような緊迫感ある内容である。
しかし、最後の謝辞を読んで、相当ガッカリしてしまったのはなぜだろう。
読書時間:約50分
本書はお借りしました。有り難うございます。
作中に出てくる日本人の原子力エンジニアが言った一言、
「発電所の絶対的安全が確保されない限り、運転してはいけない」
この発言は異常だと思う。
他の技術的な部分については、作者も素人なりに理解し努力したあとは見受けられるが、原子力安全に対する考察は凡庸というよりも稚拙という印象さえ受ける。
我が国の原子力発電所は世界の原子力発電所と比較して計画外運転停止回数が極めて少ない。それは、絶対的安全をプラントに携わる人間が順守しているわけではなく、むしろ逆である。
すなわち、人間の行う活動において完璧ということは無く、常にミスをする。
という視点を持って日々の保全活動や運転を行っているのだ。
ましてや、作中に出てくる日本人のエンジニアは中国の見本とならなければいけない存在として語られているのに、意味不明な発言はいただけない。
読了。そう、多くの人が言うように、エンディングの持って行き方がエッエッ。かなり仕込まれた書き方か?はたまた頁枚数が押したか?そんなことないよな (~_~) 。
面白うございました。 「大地の子」を髣髴させますな。 原子力発電については、まぁまぁ、お勉強なさったようですが、ちょっと書き込み不足の感を否めない。とはいえ、別にそれが本筋ではないのでしょう。 ただ、最後がやや尻切れトンボかなぁ。 様々なプロットが、ぽつんと途切れたまま終わったような印象。放り出したわけではないでしょうが・・・。
2010/5/14
上巻から凝縮を続けていた緊張感がさらに密度をまして震えるような展開となる。
物語におけるこの空間、この密度は半端ではない。
中国という大きな力、時に闇に翻弄されながらもそれに立ち向かい、世界最大の原発建設に挑む主人公達。
仕事への向かい合い方、仕事への情熱、プロとしての誇りを見事に描き切った心が震える物語。
物語のラストに対する賛否はあれど、多くの社会人がどこかに忘れてしまった気持ちを見つけることができる一冊。
プラントビジネスに関わる人には是非読んでもらいたい。
2010/5/12
多分明日中には読み終わる予定。
中国の威信をかけた、世界最大の原発紅陽核電。北京五輪開会式での運開に間に合わせるため、日本人の田嶋と中国人の鄧がそれぞれの思いを抱えながら突き進んでゆく。
中国の政治、中国人の人生観や世界観、日...
![第3回 ブクログ大賞[2012]](/ad/1201/award_booklog200_65.gif)

