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この作品からのみんなの引用
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第二の条件は、「一見して非合理に見える」ということです。ストーリーから切り離してそれだけを見ると、競合他社には「非合理」で「やるべきではないこと」のように見える。しかし、ストーリー全体の中に位置づければ、強力な合理性の源泉になる。クリティカル・コアの特徴はこの二面性にあります。この意味で、クリティカル・コアはストーリーに「ひねり」を利かすものであり、起承転結の「転」なのです。
― 296ページ -
本来は面白いストーリーであるはずの戦略が、このところ無味乾燥で奇妙な静止画の羅列―それは「アクションリスト」だったり、「テンプレート」だったり、「ベストプラクティス」だったり、ひどい場合は単なる「ワンフレーズ」だったりするのですが―になってしまいっているのではないか、という問題意識です。
― 500ページ -
「三対二で赤組の勝ち!」というと、赤組の子供たちは「やったー!」、白組の子どもたちは「残念…」。そこで白組の子どもたちに「どこがまずかったと思う?」と聞くと、「一点足りなかった」という答え。「じゃあ、次はどうしたらいいと思う?」と聞くと、「あと二点は取れるようにならなきゃ!」。つまり、子どもたちは成功失敗が「結果」でしかわからないのです。試合の中で、具体的にどこがまずかったのか、失敗の正体がつかめなければ、学習のしようがありません。
― 465ページ
みんなの感想・レビュー・書評
(289レビュー)成功する戦略には、「強さ」「太さ」「長さ」を備えたストーリーが盛り込まれている。アマゾンやガリバーなどの企業を例に挙げ、その根拠を示している。
第1章 戦略は「ストーリー」
第2章 競争戦略の基本論理
第3章 静止画から動画へ
第4章 始まりはコンセプト
第5章 「キラーパス」を組み込む
第6章 戦略ストーリーを読解する
第7章 戦略ストーリーの「骨法10カ条」
ずっと机の上に放置していたのがもったいなかったと思う位いい本でした。ベンチマークしていいとこ取りしようとしても上手くいかないとか、当たり前のはずのことをきちんと説明しています。それにしてもアナリシスからシンセシスへというパワポを2005年位に作っていた元ボスの真意がようやくわかった感じです。
何度でも読み直したい良書。本書の内容を人に面白く伝えられるようになるまでは読み直しが必要かな?
経営戦略を立てるためのhowto本ではないので、しっかりとした理解が必要。
2012.2.5
2012年最初の1冊。積読中だったのを取り出して読み進めたら、面白かった。戦略の真髄は、構成要素のアイデアの断片にあるのではなく、それらをつなぐ「因果論理」にあるというもの。納得するが、人に話したくなるような面白いストーリーを作れるかどうか、勝負の大変さは変わらないんだよなぁ。
利益を出し続けるイケてる会社の戦略にはイケてるストーリーがあった!
スタバの直営のみでの出店やサウスウエスト航空の非ハブ運航など、一見不合理だけどストーリーの文脈ではピタッとはまる“クリティカル・コア”がイケてるストーリーのボイント。
企画を立案する立場、承認する立場の人にぜひ読んでほしい本。
形式的に完璧な資料だけど何か足りないの、「何か」がわかると思います。
人が聞いて「わくわく」しない企画なんでうまくいいくわけがないとは思っていたが、「わくわく」させるために必要な要素をわかりやすく説明してくれています。
特に、今まで先行者利益こそ企画と思っていましたが、この本の成功事例を通して、より重要なポイントを学べたと思います。
ながったらしい説明で自分にはしっくりこない本。振り返ると、従来からあるマーケティング論を独自の比喩で表現しているだけで、普通のことしか言ってない。SPとOCの話も、もっともらしいが、ポジショニングとコアコンピタンスに関する話題。成功企業の後付戦略論の印象はまぬがれない。
普段ビジネス書は読まないが、この本における競争戦略は非常に素晴らしかった。
マーケティング的思考・社内統制など、実践的価値のある内容がふんだんに盛り込まれている。
読みながら、おっしゃる通りと納得するばかりでした。
ただ、感動とまではいかないので、4点にしています。
非常に参考になり、学ぶところがたくさんあった。
後づけという批判も可能だと思うが、かなり詳細に分析しており、良書だと思う。分量がかなり多いのが難。
自分のバイブルとしたい。
策定時はストーリーとしての認識はなく、後からストーリーとして仕上げる。などは、実践するには非常にハードルが高いと思う。
サウスウエスト航空やスターバックスなどの企業の裏にある戦略が、どのような構成をしていて、いかに優れているかを分析している。図解もあり非常に分かりやすい。
ベストプラクティスは、映画のワンシーンと同じでそれだけでは上手く機能しない。や、誰に嫌われるかをしっかり決める。などは、基本的な点だとは思うが、改めて気付かされた。
戦略ストーリーを、パスやシュートといった誰にでも分かりやすいイメージで解説されている。
「戦略」という漠然とした言葉は、今までいまいち腑に落ちないキーワードでした。しかし、この本を読むと、(それが本当に正しい理解かはまだわかりませんが)しっくりと、腑に落ちるものを感じました。この本の良いところは、実際の事例、とても具体的な事例から、余分なことをきれいに削ぎ落として、「ストーリーとしての競争戦略」という構造を抽出しているところです。それも、わかりやすく。500ページちょうどという、割と分量のある本ですが、一気に読めました。読み終わると、自分でもストーリーを描きたくなってきます。
「優れた戦略とは思わず人に話したくなる面白いストーリーだ」
著者の誠実な姿勢は伝わる。でも結構読みにくい。この本を読めば自分のビジネスの戦略をストーリーとして仕上げるということができればベストなのだが。
2011年読んだ本の中でダントツ1位の本。私のバイブルとなっている一冊。
これまで読んだマーケティングや戦略に関する書籍は個々の戦略(価格、プロモーション等)やフレームワーク(4P、3C等)について述べられたものが多く、それら個々の戦術・戦略がどういった繋がりで機能していくかについて言及されていなかった。
この本は優れた戦略にはストーリーがあり、差別化の根本となるひとつの強みを生み出すためには個々の戦術・戦略が連鎖的に機能すべきということを主張している。
ずっと積読でしたがようやく読了。後付けと言われるかもしれないけれど様々な事例を素直に読み解くことができて面白いです。企業研究者としてはどうしても「必殺技」を開発したくなるけれど、必殺技に頼らない戦略、つまり技術とは別のところで競争優位を作り出せるような戦略を考え抜かなければいけないのだと考えさせられました。自分の頭で戦略を考えてみたくなる、わくわくする一冊です。
戦略の本質は、「違いをつくって、つなげる」。
「つなげる」部分に軸足をおいたのが「ストーリーとしての競争戦略」。
「勝負を決定的に左右するのは戦略の流れと動きである」。
what, who,ho...
![第3回 ブクログ大賞[2012]](/ad/1201/award_booklog200_65.gif)

