国際インフラ事業の仕組みと資金調達

著者 :
  • 中央経済社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (470ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784502675102

作品紹介・あらすじ

著者の長年にわたる豊富な経験に基づきプロジェクトの組成、リスク対策、資金手当まで詳説。成功の秘訣となるビジネス・モデルを事業別に網羅。現場で掴んだインフラ市場・関連企業の情報を満載。

感想・レビュー・書評

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  • 国際インフラ事業について、リスクやそのマネジメント手段等、実務的に詳しい記述。『プロジェクトファイナンスの実務』と内容に被りあり。

  • 国際インフラ事業の全体像を俯瞰しつつ、各項目に実務者ならではの助言がちりばめられており、非常に有益な本であると感じた。

    各項目を深く掘り下げていくのであればそれぞれの領域での専門書があるが、全体像を押さえつつ、プロジェクトをマネジメントしていくうえで必要な留意点を押さえている本は、少ないのではないかと思う。

    また、イスラム金融など特徴的な事柄についてはやや紙幅を多く割いて説明をしている点も、良心的であると感じた。

  • 国際インフラビジネスの概要が全体的に良くわかる。
    分野別に各社の特徴も書いていて分かりやすい。
    ファイナンスの部分は別書で勉強してから読まないと、専門的すぎてついていけなかった。

  • JBIC/加賀さん著。 個別事案も沢山盛り込みながら、インフラビジネスに係るリスク評価、PF組成のノウハウを500p弱に渡り、見事に体系化した名著。当方の様なド素人でも大興奮でした。

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著者プロフィール

1980年日本輸出入銀行(現、国際協力銀行)入行。プロジェクトファイナンス部長などを経て、アジア大洋州地域拠点長。2012年アジア開発銀行入行。上級顧問兼PPP部会議長を経て、官民連携部長。
2018年からKing and Spalding 外国法事務弁護士事務所にてシニアアドバイザー(プロジェクト・ファイナンス・プラクティス)。2020年よりPPPおよびプロジェクト・ファイナンスの独立系コンサルタント。慶應義塾大学経済学部卒。米エール大学大学院経済学修士課程修了。

「2022年 『アジアの官民連携とインフラ・ファイナンス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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