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この作品からのみんなの引用
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人間は人間だけでは生きられません。どんなに科学が進んでも人間は自然から離れて生きていけません。人間そのものが自然の産物であって、人間は自然のお手伝いをしているに過ぎません。
― 99ページ -
私の体に米一粒、リンゴ一個も実らせることはできません。私たちはただリンゴの木やイネが生活しやすい環境をつくっているだけ、ということを忘れてはいけないと思います。
― 98ページ -
奇跡は努力の連続だと言います。簡単にできたら苦労はありません。一つずつ壁を越えて階段を上っていくごとに、また新たな壁が生まれます。どうしたら壁をクリアできるのか。知恵を振り絞っていくところに人生の意義があります。
苦しい極限の極貧生活の中でも楽しいと思う瞬間がありました。期せずして波乱万丈の人生となりましたが、「それも楽しいよ」と若い人たちに言いたいです。
― 200ページ
みんなの感想・レビュー・書評
(106レビュー)
自然栽培リンゴ農家の木村さんのエッセイ。
信念を持ち、労力を惜しまず、注意深く忍耐づよく観察し、挑戦し続ければ夢は叶う。
そんなお話でした。
読後感は微妙かなぁ。
大人になると、自分はここまでは出来ない、というのが分かってしまうので、読んでて肩身の狭い思いをする。
若い人に読んで欲しいな。
そこまで全てを注ぎ込んで得た技術を、
広まればいいと思います
とか言って惜しみなく広報してるとこがまたすごい。
広めたところで、好きで時間と注意力と労力を注ぎ込める人しか実践は出来ないのですけど。
ちょっと修行僧っぽいな、と思いました。
私は自然栽培農業をする予定はないけど、世界中で広まればいいなぁ!きっと、もう少し地球も長持ちするよ!
無農薬のリンゴ作りは、今は有名な話となり異端視されることもないが、その域に至るまでの壮絶な戦いに胸が締め付けられる思いがした。作物だから試行錯誤も一年に一回しかできない。経済的な貧しさや周囲の冷たい仕打ちに、何年も耐え続けた意思の強さと家族の献身に感動した。
意外だったのは、著者が実践する自然栽培と、有機栽培とは違うということ。自然に耳を傾け、観察し、実りを与えてくれる作物の気持ちになって世話をするという考え方が新鮮だった。
後継者不足が深刻な農業分野も、こういう農法が普及すれば、参入したいとと考える若者は案外多いのではないかと思う。
何気なく手にとって借りた本。
専門的な知識はないし農業をやったこともないけど、木村さんが無農薬・自然栽培をどんなにひたむきに取り組んでこられたか、たいそう伝わってきた。
それを見守り続けた奥さんはじめ、家族がすごい。
話しかけたり、感謝したり謝ったり、動物と同じように植物にも愛情が必要なんですね。
木村さんのように、社会の役に立てたと少しでも思える仕事がしたいと思う。
りんご栽培がここまで農薬漬けになっていたとは、思ってもみなかった。農薬散布がさらなる農薬散布を生む。
著者の12年かかった無農薬りんごへの取り組み。既存の観念を覆す栽培方法、やはり土づくりが大事だった。
再三でてくる、大豆栽培のすすめ。我が家でも取り組んでみよう。
津軽出身とはいえ農業は素人だった著者が、慣行農業でもなく有機農業ですらない、完全無農薬・無肥料のリンゴ栽培に挑戦した苦労譚。成功までには10余年の歳月を要するが、それが並大抵の苦労ではない。無収入のみならず、近隣の農家からは変人扱いと嫌がらせを受け、自殺寸前までに追い詰められるが、その瀬戸際で、一筋の光明を見出す。既成概念に囚われず、ひたすら自然を観察し自然の営みに同化していくのが、著者の流儀だが、その観察眼が徹底していて、畑にわく虫たちへの目線は、かのファーブル先生も真っ青だ。自然児として強く育てられたリンゴの木は、周囲の畑が大被害を受けた台風にも耐えたという。具体例な農業技術に触れた記述も多くて興味深いが、それよりも、自ら信念に向けた強靭な忍耐力と、それを支えた家族の理解力・包容力に敬服する。
「奇跡のリンゴ」の栽培で知られる木村秋則さん。やはりただ者ではないな、という印象です。
テントウムシが一日に何匹アブラムシを食べるのか実際に観察してしまうほど真剣に自然と向き合う姿勢、農業の常識と思われている固定観念を実験や実践で打ち破る知的な強さに感銘を受けました。
木村さんのこのような姿勢も含めて自然栽培を身につける人が増えれば、日本だけでなく世界の農業にすばらしい革新が起きるのではないかと夢が持てる一冊でした。
【福岡教育大学】ペンネーム:粉もん研究会会員
次回の読書会の指定図書。ひとつのことにここまでのめり込めて素晴らしいと思う。志あれば何でもできる。結局、限界という壁を作っているのは自分自身ということだ。自然栽培と有機農業の根本的な違いもわかって記憶に残る本でした。
絵本『りんごのおじさん』を読んで感動し、この本を読みました。
無農薬・無肥料という自然栽培を成功した木村さん。
それに至るまで、約10年に及ぶ現金収入ゼロによる極貧の生活があり、一度は死んでお詫びしようとした木村さん。
でも、あきらめずに、じっくりと土地や虫を観察し、自然栽培を成功させました。
家庭菜園すらもママならない自分だけど、こんなふうに植物を育ててみたいと思いました。
http://glorytogod.blog136.fc2.com/blog-entry-962.html
「自然栽培」を成功させるまでの木村氏の壮絶な半生。自然に対する謙虚さと人並みはずれた観察力、洞察力により生まれる常識からはずれたとんでもない問題解決方法。全編にわたってご本人の思いが溢れる文章で感動しました。また、今までの日本の農や食を考え直す示唆にも富んでいました。
リンゴの自然栽培がこれほど難しいものだったとは。自然を観察し続けた木村さんだからこそ、到達できた境地。
土づくりの大切さを知った。害虫とよばれる虫たちについて「私は人が食べてはいけない有害物質を害虫が代わって食べてくれているのだと思っています」という言葉にハッとさせられた。
最近本屋で良く見るリンゴの本。
なんでリンゴの本がビジネス書のコーナーにあるのかずっと不思議でしたが、読んでみて納得。
信念を持って続けること、仕事に対する考え方、常識を疑ってみること、ビジネスで大事なことが詰まっている一冊です。
分野は違いますが、野球を舞台にしたマネーボールを読んだときと同じような爽快感が本を読んだ後にありました。
2011/06/03
自然栽培やりたいな!
前に受けたオーガニックの講義とかぶるとこがある。
こっちのほうが本質的やけど。
農業をやるなら自然栽培!!
実際やる時にまた読み返そう!
りんごは「農薬を使わないと栽培できない」とずっと言われてきたのを、著者は11年もかけて研究して、無農薬・無肥料で栽培する方法を確立しました。
その根気に感動しました。
人が作物を作っているわけでなく、土や太陽が作っている。そう考えておられる謙虚さが木村さんの農業や生き様をすごく表している気がした。
尊敬されている芸術家も科学者も多くの人が、最後は自然に学ぶと言ってるのに通ずる日本の誇るべき偉人の物語。
奇跡のリンゴを作ったひとの本。
この本で彼が主張するのは、植物の自然な在り方。
何もしないのではなく、植物が自然にここちよく、生きやすい環境作りを手伝うことを、自然栽培とする。
それが、植物...
![第3回 ブクログ大賞[2012]](/ad/1201/award_booklog200_65.gif)

