生活者発想塾: 博報堂生活総合研究所オープン・スクール
- 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (2010年4月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (173ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532490874
作品紹介・あらすじ
「ものの見方」で、暗い時代をひっくり返そう!創造力と元気をはぐくむ市民講座を、紙上で再現。
感想・レビュー・書評
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「母親が育てているのは未来」というフレーズ、世の中のお母さんたちみんなに伝えたいと思いました。
ことばの選び方のセンスがいいなと思いました。
生活者とは何か、という問いかけと、人々のとらえ方が新鮮でした。
福祉の現場にいる私。博報堂の方々から学べることがまだまだありそうだと感じた一冊でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
数字を使った自己紹介、空欄を埋めて文章完成など、使ってみたいアイデアである。
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「物事を様々な角度から見る(視野を広げる)」そして発想につなげるための物の考え方のヒントがたくさん詰まっている。本書で紹介されている一つ一つは一見簡単なようでいて実はすごく難しい。発想を生むために普段から意識しておくポイントについて教えてもらったような気がする。
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勉強用。
あたりまえのことを、忘れていたり、意識せずにいたので、読んで良かったです。
最後の参考資料が面白かった。 -
ものの見方で暗い時代をひっくり返そう!というだけあって、様々な実例を基に色々な物事の見方を気づかせてくれる一冊。
・博報堂生活総合研究所が消費者を生活者と呼ぶ理由
・母親が育てているのは未来
・モノレーション・テスト
・強制連想法
・場の見方
が個人的には面白かった。 -
会社主催の講演会でもらった本なのでそんな期待していなかったのだけど、読んでみて意外に面白かったしためになった。
ダイアローグ・バルーン調査や文章完成法、モノレーション・テストや強制連想法マインドスコア、数字による自己紹介調査などの調査手法は何も知らなかった私にはとても新鮮だった。ただ直接好き嫌いを尋ねるよりも、より言葉にならない思いを言葉にして汲み取ることができ、自分を探る自分自身への調査にも多いに役立ちそう。
カンタンなことはつまらない
「自分は知らない」ことを知っておく
聞き損じに学ぶ
変化がすべてでは、ない
自在であろう
1、創造性を暮らしの実利に
2、(物事に対する視点を)分かち合って太る
3、明転の精神(物事や状況のいい所を探そう、人のいい所を引っ張り上げよう)
今の私には特に3が必要。物事の明るい側面をみて前に向かっていこう -
博報堂における消費者の捕らえ方の紹介。視点こそが発想の杖。兆し、声(言葉)、数字(世相や人柄)、場(日常の風景)、波形(意識のうねり)を捉えよ。