生活者発想塾: 博報堂生活総合研究所オープン・スクール

  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (173ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532490874

作品紹介・あらすじ

「ものの見方」で、暗い時代をひっくり返そう!創造力と元気をはぐくむ市民講座を、紙上で再現。

感想・レビュー・書評

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  • 「母親が育てているのは未来」というフレーズ、世の中のお母さんたちみんなに伝えたいと思いました。

    ことばの選び方のセンスがいいなと思いました。
    生活者とは何か、という問いかけと、人々のとらえ方が新鮮でした。
    福祉の現場にいる私。博報堂の方々から学べることがまだまだありそうだと感じた一冊でした。

  • 数字を使った自己紹介、空欄を埋めて文章完成など、使ってみたいアイデアである。

  • 「物事を様々な角度から見る(視野を広げる)」そして発想につなげるための物の考え方のヒントがたくさん詰まっている。本書で紹介されている一つ一つは一見簡単なようでいて実はすごく難しい。発想を生むために普段から意識しておくポイントについて教えてもらったような気がする。

  • 勉強用。
    あたりまえのことを、忘れていたり、意識せずにいたので、読んで良かったです。
    最後の参考資料が面白かった。

  • ものの見方で暗い時代をひっくり返そう!というだけあって、様々な実例を基に色々な物事の見方を気づかせてくれる一冊。
    ・博報堂生活総合研究所が消費者を生活者と呼ぶ理由
    ・母親が育てているのは未来
    ・モノレーション・テスト
    ・強制連想法
    ・場の見方
    が個人的には面白かった。

  • 図解が多いから、一時間足らずでサクサクっと読めた。

    いずれの話も、「実話」に基づいているので、実感がともなっていて楽しめる。ただデータを集めてきて分析するっていう本ではない。

    僕は電通より博報堂と合うみたい。

  • 会社主催の講演会でもらった本なのでそんな期待していなかったのだけど、読んでみて意外に面白かったしためになった。
    ダイアローグ・バルーン調査や文章完成法、モノレーション・テストや強制連想法マインドスコア、数字による自己紹介調査などの調査手法は何も知らなかった私にはとても新鮮だった。ただ直接好き嫌いを尋ねるよりも、より言葉にならない思いを言葉にして汲み取ることができ、自分を探る自分自身への調査にも多いに役立ちそう。

    カンタンなことはつまらない
    「自分は知らない」ことを知っておく
    聞き損じに学ぶ
    変化がすべてでは、ない
    自在であろう
    1、創造性を暮らしの実利に
    2、(物事に対する視点を)分かち合って太る
    3、明転の精神(物事や状況のいい所を探そう、人のいい所を引っ張り上げよう)

    今の私には特に3が必要。物事の明るい側面をみて前に向かっていこう

  • テレビー人はそれを「会話の穴埋め道具」として使っているのかもしれない。
    少子化とは、大人の目が増えること。
    ポリシーにおいて何をしないか、そこにカラーが現れます。
    人は聞き役を求めている。
    本当に大切なことは、人が歩いてきた足跡から、その人の現在を理解し、将来を想うこと。
    何がその人の「いま」を運んできたのかが見えたとき、深い理解が生まれます。
    携帯電話には「手慰め機能」、「ハンドガム」というコンセプト。
    高齢者の多い社会とは、井戸型の社会です。狭い圏内で、時間の豊かさを大切に暮らすためのインフラが求められます。
    あなた自身が日々生み出している数字に目を向けましょう。
    生きるとは数字を生産すること。
    人は撮りたいものは撮る。その思い入れが、法律を越える。生活者こそクリエイティブだ。
    体育、触育、場育、飼育、食育。「育」のある風景。
    情報が多いことにはもう価値はない。
    創造性を暮らしの実利に。

    どうすれば、そういった視点に気づくことができるのかという意識が大事。

    日々いろいろなことに目を向けられるようにして、いちいちメモをとる。

  • 再読

    読みやすい内容。
    やっぱりおもしろい。

  • 博報堂における消費者の捕らえ方の紹介。視点こそが発想の杖。兆し、声(言葉)、数字(世相や人柄)、場(日常の風景)、波形(意識のうねり)を捉えよ。

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著者プロフィール

「生活者発想」を企業哲学とする博報堂グループのフラッグシップ機関として1981年に設立。人を消費者だけにとどまらない多面的で主体的な存在「生活者」として捉え、独自の視点と手法で研究を続けているシンクタンク。主な活動は、生活者の変化を長期にわたって追う時系列調査や、生活者と暮らしの未来洞察のほか、近年はデジタル空間上のビッグデータをエスノグラフィの視点で分析する「デジノグラフィ」も推進中。その成果は書籍はもちろん、発表イベントやwebサイトなどを通じて広く社会に発信している。

「2021年 『博報堂生活総研のキラーデータで語るリアル平成史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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