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ほとんど記憶のない女 についての感想・レビュー・書評


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ほとんど記憶のない女  200人が登録 ★3.58

著者: リディア デイヴィス  原著: Lydia Davis  翻訳: 岸本 佐知子 
白水社 / 単行本 / 197ページ / 2005-10
ISBN/EAN: 9784560027356
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評価平均: 3.58
登録数: 200
レビュー数: 29

みんなの感想・レビュー・書評

(29レビュー)
xbleuさんのレビュー 3

読んでいるときは、これは結局何が言いたいんだろう、と疑問に思ってしまうような話が多いのだが、全て読み終わると、奇妙な満足感が得られる不思議な短編集。また読み返したくなる。

2012-01-28 | コメントする»
mugimugioさんのレビュー 5

読めどよめど新しい発見がある51の短編集。
人の思考の奥の奥あたりを言い当てるような?それでいて淡々とすすむ物言いが私にはとても面白い本だった。
と思えば、あれあれあれそうそうそういうことですか、といった節もあり、詩のような節もあり。

2011-10-22 | コメントする»
heartofgoldさんのレビュー 4

これはごく普通の人の物語ではないか、と予感させるタイトル。
ほとんど記憶のない自分としては、これに引っかかって手に取り、自分の直感がそこまでずれていない。

主人公は本を読んではメモして、それを将来読み返す。
それはきっと、新しい本を読むのと同様楽しい作業に違いない。

2011-09-02 | コメントする»
hifumi1232001jpさんのレビュー 3

極端に短い話が割と多いですが、短い話であるほどことば遊びを楽しむように、じっくり読む必要があると感じました。

2011-08-29 | コメントする»
miohnさんのレビュー 4

こういう小説に出会うとすごく嬉しい。というのも、これを読むと世界の見方が少し変わるし、そして小説の見方も少し変わるからだ。
一度閉じても、ふと思い出してまた開きたくなる本かなぁ、と思います。
楽しい本。

2011-07-08 | コメントする»
hirunechanさんのレビュー 3

超短編~短編集。
「肉と夫」がよい。タイトル秀逸!
いずれの作品も、翻訳者が楽しんでるかんじがある。なぜか作者ではなく。

2011-06-30 | コメントする»
ヨモさんのレビュー 4

生協に置いてあった早稲田文学のフリーペーパーに都甲先生と岸本佐和子さんの対談があって、気になったので読んでみました。面白かった!短い、不思議な感じの話がつまった短編集。好きです。
訳者である岸本さんのあとがきにもあった「徹底して感情を排したクールな文体」っていうのは、すごくわかる気がする。なんとなく文章を読んでて村上春樹を思いだしたのは、そのせいなのかな。どうなんでしょう。
私がすごく好きだったのが、「肉と夫」と「鼠」。食べもの描写のせいだろ!っていうのもあるかもしれないけど、「肉と夫」はすとんとした落とし方が好きです。面白い。
あと、最後の方の「共感」に共感したのだけど、「わーっこれって『共感』に書かれてることまんまじゃん!ちょっとおもしろーーーー」って思った。

2011-06-29 | コメントする»
1000haruさんのレビュー 4

訳が良いと思う。たくさんのショートショートと旅行記やら寓話的な話やら。どろどろしているのに感情的な湿った文章でもなく、淡々としているのに読んでいて興奮してくる。

2011-04-26 | コメントする»
chatchambreさんのレビュー 3

一冊の本としておもしろいかどうかというより、
ある考えや事柄について思うこと、発想、などにとても共感した。

2011-03-27 | コメントする»
カフカさんのレビュー 4

すごく奇妙な作品。
普通、読み手と書き手には一定の距離があり原則的には作品中でその距離感が変わることはあまりない。
この作品では、それが数行ごとに目まぐるしく変わる。作中の登場人物に視点があるかと思えば、次のセンテンスではその登場人物を見つめるだれかの視点に、かと思えばその次にはそれを今書いている著者の視点に。
だから時にここに書かれているものは一見不完全なものに見える。小説のプロットかあるいはアイディアかの様に。
たぶんこれを面白いと思うのは、読むことが好きな人。あるいは自分の思考うを辿ることが好きな人なんだと思う。
物語が好きという人には間違っても勧められない作品だと思う。

是非手許に置いておいて、度々読み返したい。近いうちに購入しようと思う。

図書館にて。

2011-03-09 | コメントする»
いちみさんのレビュー 4

怜悧で簡素な文体ながら、日常の人の心にふと発生する不条理感が的確に記されている。きっと、原文はくせ者でアクが強いんだろうな。訳者の力量があってこそこの作品が楽しめたのだと、すっごく思う。

2011-03-02 | コメントする»
junneisanさんのレビュー 3

私の記憶もあまりない(´-ω-`)

2010-11-09 | コメントする»
なつめさんのレビュー 3

自分と現実がフィットしなくて、ごそごそしている感じに共感してしまう。訳者の岸本さんのエッセイと同じ匂いがちょっとする。

2010-08-30 | コメントする»
くまざわさんのレビュー 3

ショートショートが主におもしろかった。主観がない小説は元々すきだし、この手の寓話っぽいものもすき。まじで好みでした。

2010-07-11 | コメントする»
liyeさんのレビュー 5

個人的にですが、2009年一番おもしろかった本です。

2010-05-14 | コメントする»
伽耶さんのレビュー 4

短編集。読みやすいものもあればわかりにくいものも。
全編を通してどこか哲学的な雰囲気が漂っている。
名訳といわれるだけのことはある。

2010-04-13 | コメントする»
gontaさんのレビュー 5

たった数行の小説に心惹かれた。
二度寝したときに見る気持ちの悪い夢のような短編集。

2010-04-02 | コメントする»

不思議な一冊だ。二百ページほどに51編。帯には「悪夢的ショート・ショートからリアルな超私小説まで、ちょっとひねくれたあなたに贈る51の短編。」と。ちょっとどころかかなりひねくれている私には、とても面白かった。訳者あとがきも興味深い。そこからもちょっと引用。「リディア・デイヴィスの書くものは、どれも一筋縄ではいかない。クールなのに熱い。抽象的なのに生々しい。遠いのに近い。思索的なのに官能的。知的なのに滑稽。」そのとおり、なのです。私は、こういう感覚、好きです。おそらく、著者と訳者の双方と相性がいいのだと思います。他の作品も読みたくなりました。訳者あとがきによって、ポール・オースターとの関連も知ることができました。これで『トゥルー・ストーリーズ』への、私なりの足がかりができました。

2010-03-22 | コメントする»
sumiさんのレビュー 5

私はホテルの部屋のバスルームの床に座っている。夜明けすこし前で、私は酒を飲みすぎており、そのために単純なことがらがひどく驚くべきことに感じられる。いや、それとも単純なことではないのだろうか。ホテルは静まりかえっている。私は目の前にあるタイルの上の裸の足を見、そして思う――これは彼女の足だ。ついで立ちあがり、鏡を見て思う――ほら、彼女だ。彼女がこっちを見ている。
すると私はああそうかと思い、心のなかで言う。自分の外にあるものは、なんでも“彼女”と言うのが正しいのだ。私の足があそこにある、それは私から離れているから“彼女の”足だ。鏡を見れば、私の顔に似たものが映っている。それも“彼女の”顔だ。


短篇集。淡々としていたり優しかったり冷たかったり素直だったり殆ど破綻してたり。短いのは本当に短くて二、三行とか。

2009-02-06 | コメントする»
soupoohさんのレビュー 4

五十一の短篇集。どれもシュールなものである。彼女や彼といった三人称や主語のないものが殆どだ。終わりは悪夢的でも、岸本佐知子さんの名訳で、リズミカルな内容になっている。どこかに希望の光りが見える、たとえそれが夢でも。飄々とした物語で次も岸本さん訳で出版して欲しいと思う。

2007-11-16 | コメントする»
psychさんのレビュー 5

強迫的で繊細な不安感を描き出している。

2007-10-21 | コメントする»
ダーシャンさんのレビュー 5

無限ループ文学。またの名を恍惚感提供の書。
短篇から中篇までを収める。
岸本さんじゃないと、こんな味のある邦訳は出せなかった。

2007-06-22 | コメントする»
:)さんのレビュー 3

ごく短い短篇集 まだまだ読みかけ

2007-05-23 | コメントする»
sweetcakeさんのレビュー 4

邦訳わずか8行の超短篇「十三人めの女」で幕を開ける51の短篇のアラベスク。悪夢のような幻想小説あり、寓話風あり、寸鉄詩風あり、また古い旅行記の模作ありと、1編ごとに変わるスタイルは、あたかも色や形や大きさもさまざまな「物語の種子」を見るようだ。

2007-05-10 | コメントする»
weiさんのレビュー 4

数行〜数ページという短い文章の集まりなので、全てに感じ入るということも無かったが、感銘を受ける文章も沢山あった。女性の感覚とはこういうものか、と知った。女性の友人が思い出される本。[2006年前半]

2007-02-15 | コメントする»

全29レビュー中 1 - 25件を表示
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