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みんなの感想・レビュー・書評
(534レビュー)主人公は本の中で、間違って借りてしまったイサクディーネセンの「アフリカ便り」という本を褒めている。「ライ麦畑でつかまえて」の原題は「キャッチャー・イン・ザ・ライ」。主人公ホールデンの弟のミットには一面に詩が書いてあり、彼はその形見をスーツケースに入れている。ホールデンは弟が死んだとき駐車場の硝子を全部素手で叩き割った。兄のD.B.は「秘密の金魚」という小説を書きハリウッドに身売りした。妹は「ライ麦... 続きを読む »
大学時代に読んでから、日本語と英語合わせて10回以上は読みました。
一回は読んでほしい本です。
みんなにおすすめですが、
高校生や大学生、特に男の子にはズドンとハマること請け合い。
野崎孝先生の翻訳が最高!
原文の雰囲気を知ろうと、英語でも辞書をひきひき何度も読みましたが、原文の空気、勢いがしっかりと訳文でも表現されていて、翻訳家の匠の技に初めて感動しました。
世の中はインチキ野郎ばかりだ
そのとおり
でもそんなインチキにナレテシマッタンダ
インチキをすれば世の中をうまくワタレルンダ
その裏にある憎悪嫌悪,人間不信,そして孤独
自分だけじゃないだろうか
ううん,君はそう思ってるのが自分だけじゃないことに気付かされ,
支えられるだろう
非常にするどい指摘だ
でも,同じように考えてる人たちが自分の支えになるのかは疑問だ
きっとそれこそ,追い求めても見つからない人々なのだろう
見てくればかり気にする同級生、
嘘ばかりつく大人、
全てが本物じゃないようでうんざりする主人公。
この本で特に印象に残ったのは、
主人公ホールデンと妹フィービーの会話。
「兄さんは世の中に起こることが何もかもいやなんでしょ」
フィービーの指摘が鋭くて、
子どもの感性から世界を見せてくれる一冊です。
ホールデンに共感するような男の子こそがインチキ野郎だ。ホールデンの言うことは誰にも理解できない。
だけど、自分をホールデンだと思い込んでいる男の子というのは素敵だとおもう。
久しぶりに読み返したら、主人公の地獄巡りっぷりがかなり堪えました。これ、こんなにしんどい話だったっけ。可哀想で可哀想で、いちおう救いはあるけど、それもすごくはかなくて。もうこの子はブータンとかに生まれないと生きて行けないよ!無理だよー!と泣きそうになりました。てか、そういう要素は本来皆にあるはずなのに、これが書かれたのもずいぶん前のことなのに、社会はなかなか変わらないですね。
十代の若者の精神の旅を描く。
誰しも思い当たる、青春のやるせなさ。
道を踏み外さずになんとかとどまっているのも、色々な人のやさしさがあるからなのだなぁ。
こっちの本と村上春樹訳の本、
主人公が違う人間に思えてしまう。
私はこっちの主人公のほうが好きかなあ
村上春樹訳の方が読みやすいんだけどね
とにかく全然受けた印象が違ったよ。
まず、口語すぎて違和感が…。
しかし、慣れてくると好感が持てます。
主人公が、その辺にいそうな男の子でいいな。
嘘つきで、過大な誇張で表現したり(ex.16歳のくせに「50年前に…した」と言ってみたり)、同じことを繰り返し言ったりする。
そして、自分のことを愚かだと散々口に出す癖に、大抵の人のことを見下している。
あと、自分の言動に辟易してるように言いながら、正当化してるところもあるな。
なにより、人が興味を持たないことを延々と語りたがる癖に、他人の話を全く聞こうとしない。話を遮るか、他のこと考えてるか…。
そんなどうしようもない彼を嫌いになれないのは、自分にもその嫌いがあるからだろう。
どうしようもない部分は誰も持ってて然るべき。
好きな人は、好きな小説だと思う。
笑い男の原点。アントリーニ先生の言葉が身にしみる…学生にはタイムリーな小説。
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