みんなのレビューページ
みんなの感想・レビュー・書評
(49レビュー)
刀城言耶シリーズの第4弾。都会に出ていた青年が、地元の成人の儀式をする為に入った忌み山で人目を避けるように暮らしていた一家が忽然と消えた。六地蔵の見立て?
タイトルが似てるから、久々だとどれかわからない…前より読みやすかった感じ。最初の山の描写が怖い。刀城言耶がいつの間にか美形に?w
この作家の特徴なのか、どんでん返しに次ぐどんでん返しで、しかもそれが意表を突くような効果が有るわけでもなく、単純に「またですか・・・」と思うだけのような展開だった。途中のどんでん返しを少し省略して最後の犯人を見ると、なかなかにわかる動機だし納得もできるのだが、これだけどんでん返しが多いと、「じゃあ今までの推理はなんだったの?不確定ならぺらぺらしゃべるべきじゃないんじゃないの?」とつっこみを入れたくもなる。エラリイ・クイーンを狙っているのかどうかわからないが、これだけやられると、正直言ってしつこい。
主人公も巻を経るにしたがって何故か美形になってきてるし・・・。割とつっこみどころ満載だけど、何故か嫌いにはならずに続きをまた図書館で予約している自分がいる。
今回も面白かった
事件の部分も二転三転も終わりのホラーも良かった
ミスリードに引っかかってしまった・・・
でも一番怖かったのは最初の山に迷い込むところかなぁ
自然はやっぱり侮ってはいけませんね
途中から、えコレが誰で本当はこうで誰と誰がこうで血縁がどうで・・・・三津田さんらしく混乱が生じるけど、読むのをやめられない。詳しい地図と家系図を!漢字の読み方表を!
主人公刀城言耶の内面に少し踏み込んだ感じかな?と思います。登場人物が多くて整理が大変ですが、事件のトリックで、登場人物の多さにも納得できます。ただ、シリーズの中でも事件解決部分があっさりしてるかな?という感じ。オチのホラーはシリーズの中でも典型的なホラーという感じで良いです。
山村の旧家に残る「成人の儀」の最中に忌み山へ迷い込み、おかしくなってしまった青年。彼を救うために忌み山の調査を始めた言耶は、恐ろしい連続殺人に巻き込まれることになり…。 刀城言耶シリーズの一冊。 これまでのシリーズで一番読みやすかった気がします。 他の作品だと、舞台となる地やそこにのこる怪異の民俗学的な説明に結構な頁数が割かれていましたが、今作の<山魔>は正体のよく分からない怖いもの、程... 続きを読む »
記念すべき登録100冊目です。
あれとあれが実は同一とは流石に思い付いたのですが、さらに裏まで行くとは思わなかった。
犯人側も裏の裏のそのまた裏…
ああもうよくわからない。
この人の本はきっと、きっちりメモして色々組み立てるとさらに面白い(というか納得が行く)のではないかなと思った次第です。
やりませんけどねそんな面倒なこと。
しかし、なんかオチのオチはいつもこんなんじゃないか的なことを思ってしまうのもまた事実でした。
本格ミステリとしての完成度は高いが、首無のように大傑作を読んだという印象はなかった。
一家消失と童謡殺人がものすごく魅力的な謎であるだけに、自分の中ではその期待値を超えなかった感じ。
おなじみになった推理のスクラップ&ビルドも、首無のような浮遊感はあまり感じなかった。
それにしても、ホラー色どんどん弱まってますね。
うーん……シリーズの中では地味な印象。見立て殺人も雰囲気はいいが、何か淡々とした感じであまり吸引力を覚えなかったし、ホラー部分もさほど怖くなかったなあ……もしかして慣れたのか(笑)。
刀城言耶シリーズ、3冊目を読み終わり、コタツの中で
ぬくぬくと読むにふさわしい作品。
おどろおどろした不気味な雰囲気・・・
あと少しで正月休みとなるのでゆっくり次の
作品を夜更けに読み
まさに至福のとき。
山魔に嗤われたら・・・・・・ お・わ・り・・・
忌み山で人目を避けるように暮らしていた一家が忽然と消えた。「しろじぞうさま、のーぼる」一人目の犠牲者が出た。「くろじぞうさま、さーぐる」二人目の犠牲者―。村に残る「六地蔵様」の見立て殺人なのか、ならばどうして...「あかじぞうさま、こーもる」そして...。六地蔵様にまつわる奇妙な童唄、消失と惨劇の忌み山。そこで刀城言耶が「見た」ものとは...。『首無の如き祟るもの』に続く渾身の書き下ろし長編。
雰囲気はばっちりでありますな。
よくぞまあ、ここまで組み立てるなあ~と感心感心。
謎解きは、おそらく二転三転必ずさせるものなので~すね~?
しかし毎回は大変であろう……
やっぱり、人間の意思を超えた「山」という超自然的な存在が一番怖い。
だって、本当になんでもありそうですから。
今作は怪異のキーワードが「山魔」というより、「山」でしたな。
フェイクの犯人をここまで並べられるのはゴイス。
前作が凄かった分、ハードルがあがってしまいましたね。
だけどこちらも十分楽しませていただきました。
いまのところ、今年の長編ミステリの一番です。
しょっぱなの不可思議な体験の手記。
六地蔵様に見立てた連続殺人。
対立する旧家と人間関係。
今回もとても好みの世界でした。
そしてなにより終盤の怒涛の謎解き!
これが真相かと思えばまた崩れ、ようやく決まったと思えばまたさらに。
しかし今回の決め手にはやられました。あれがここまで引っ張られるなんて。
出産を挟んで読み終えた作品。
入院中、看護士さんにあまり見られたくない表紙でしたが、読むのをやめられませんでした。
夜中一人のときには怖かったです。。。
最近このシリーズを連続して読んでますが、最近読んだ中じゃ、これが一番怖いし面白かったです。
童歌の見立て殺人というワードだけですでにゾクゾクしますが、これに山魔や山女郎という化け物が出る山という舞台設定が加わると、もうほんと怖いです。
うっかり夜読み始めてしまって、電気を消すのが怖くなりつけっぱで寝たくらい怖かったです(笑)
ミステリーとしてもなかなか凝った構図になっていて驚きました。
以下ネタばれを含みますが・・・
正直、最初にに郷木家の中に犯人はいない、という記述があるのはズルイ!と思いました。
よく見ると、ちゃんと犯人の名前は除外されてましたね・・・。
ここで騙されなければ、真っ先に彼を疑ったはずなのに!と悔しく思ってしまうのは、ただの負け惜しみかもしれませんが。
”一家まるごとなりすまし”って私にとっては斬新だった。
![第3回 ブクログ大賞[2012]](/ad/1201/award_booklog200_65.gif)

