黒の静寂(しじま) (ライムブックス)

  • 原書房
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (594ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784562043583

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  • ニューヨークに住むモーガンは姉妹同然の幼なじみとセレブ専門の結婚紹介所を経営している。
    事業は順調に拡大中だが、17年前のクリスマスシーズンに起きた両親の殺人事件が今も心に影を落としていた。
    今年もその季節が近付き、悪夢に魘されていた時、思いもよらない知らせが届く―犯人として逮捕され服役中の男が、事件とは無関係だったと。
    ならば真犯人はどこに…?
    モーガンは当時の担当刑事で現在は私立探偵をしているモンゴメリーに再捜査を依頼する。
    同じ頃、モンゴメリーの息子でカメラマンのレーンは、モーガンの後見人である下院議員の取材をすることに。
    議員邸で出会ったふたりは惹かれあうが―ロマンティック・サスペンス。


    初期からこいつ犯人だろうな-と思ってた人物が主犯で、しかも予想以上の胸糞野郎で!こんな脇甘くてよくそこまで登れたな-
    耐え抜く配偶者の気が知れぬ。
    ヒロインとお相手のロマンスよりも、ヒロインと探偵の擬似親子ぶりの方が強い絆を感じました-
    お話事態が事件解決へ邁進する探偵物語がメインな印象。
    登場人物たちが凄い偶然で繋がってたのが、力業の御都合っぽい気がしなくもない…
    従犯の男子尊重・男尊女卑的発言にもムカッとしました-まぁいくら平等を謳ったところで本心はそうだろうけど。
    前作のヒーロー・ヒロイン含め、探偵一家のその後も分かってにやりとできました-

  • 図書館の本

    内容(「BOOK」データベースより)
    ニューヨークに住む27歳のモーガンは、セレブ専門の結婚紹介所の経営者。事業は順調だが、17年前のクリスマスシーズンに起きた両親の殺人事件が今も心に暗い影を落としていた。そして今年もその季節を迎えようという頃、思いがけない知らせが届く。犯人として逮捕されていた男が、事件とは無関係であることが判明したのだ。では真犯人はいったいどこに…?モーガンは当時の担当刑事で今は探偵となったモンゴメリーに再捜査を依頼。時を同じくして、モンゴメリーの息子でカメラマンのレーンは、モーガンの育ての親である下院議員の取材をすることに。議員邸で出会ったレーンとモーガンは互いに惹かれあうが、2人の周りでは、17年前から続く事件のシナリオが不穏な展開を見せようとしていた。愛と陰謀が渦巻く、息もつかせぬ傑作ロマンティック・サスペンス。

    とってもいいサスペンスでした。
    心理的に追い詰めて、物理的に解明して、そこに人間くささが必ずあるとてもいい作品だったと思います。
    モーガンがとても強く描かれているけれど、それ以上にモンゴメリー親子の強さがすばらしい。
    スピンオフがほしいくらい再度の登場人物もキャラクター設定がすてきでした。

    Dark room by Andrea Kane

  • 前作よりサスペンスしてるけど 悪い奴がすぐわかってしまうのは仕方ないのかね。モーガンとモンティの関係がいいね。モンティ大活躍。

  •  「白い吐息の向こうに」でニューヨークに帰ってきたレーンがヒーロー。あっと驚く犯人(見え見えだけど)モンティの対決が見物・・・かな。
     とにかく、めでたしめでたし。あと味悪いけど。
     幸せになって下さいね。

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