わが子を有名中学に入れる法 (PHP新書 414)

  • PHP研究所
3.09
  • (1)
  • (3)
  • (15)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 53
感想 : 10
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569654317

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 合格は父親しだい。
    急成長校:世田谷学園中=「よた校」昔は悪かった。
    私立中:自由な校風もしくは規律を重んじる。子供に会う学校を選ぶ。

  • >>

    <span style="color:#0000cc;">いまや中学受験20%の時代。やはり国立・私立の中高一貫校こそが、一流大学への近道なのか?中学受験の意義はそれだけではない。偏差値という「見える学力」だけでなく、判断力や創造力など「見えない学力」を伸ばす訓練になる。さらに親子の対話がいっそう深まる、と著者は言う。

    では、受験を決断した家庭は、何にどう取り組めばいいのか。
    塾選びのコツは?
    「入れ得感」のある学校は?
    年収500万円でも大丈夫?父親の役割は?

    「中学受験は子供を伸ばす」という観点から、あこがれの名門校合格への道を案内。</span>

    ===

    2006年発行なので、ゆとり教育全盛期ですね。今とは少し違うかもしれませんが・・・。

    塾に行かせないと、やっぱり厳しいんだなぁ・・・と、のんきに読んでおりました。ただ闇雲に超一流校を目指すのでは無く、入学した後、伸びる学校選びが必要。という下りは参考になりました。

  • 2006年刊行。中学受験と家計問題、燃え尽き症候群の回避等の解説は、リアルかつ真に必要な情報なので、これらが書かれている本書は一読の価値がある。なお、本書を紐解くのは中学受験を念頭においている保護者が多いのだろうが、中学受験をしない保護者こそ、実は中学受験関連書を批判的・俯瞰的、さらには長所短所を虚心坦懐に一読しておくべきように思う。

  • 10年前に書かれた本。豊島岡女子と西大和学園と両校共にこの10年、急上昇した学校が取り上げられ(2校の校長のインタビューあり)るなど、しっかり取材されていることがよく分かる。
    親の心構えを書いてあるものなので、中学受験を控える父親は読んでおいて損はないと思う。

  • 子供が出来た&中学受験経験者なのですが、親としての視点を鍛えるために手に取ってみました。主に、①塾の必要性②中学選び方③学力育成方法④子供の接し方 が色々参考になりました。特に③については実行にうつしていきたいなと。

    ●塾の必要性
    ・小学校より塾の方が教えることがうまいことは子供本人たちも認めている
    ・総授業時間ゆとり前は3900時間がゆとり後は2900時間に減っている
    ・教科書のあまりのレベル低さに危機感を募らせる

    ●中学選び
    ・子供と対話しながら、この子は○○になりたいんだなと察知し、それにあう大学に見合った中学を選ぶのが強力な後押し
    ・論文指導(中三卒業論文)やディベート授業がある海城中が上位
    ・自由か規律かは子供を見て。矯正されすぎると学校自体がいやになる恐れあり
    ・教師陣の熱が高く、学ぼうとする意欲に満ちている学校が大事。伝統にすがっているところは敬遠

    ●学力育成
    ・大手が出している市販問題集を各教科2冊ずつ手に入れておく(当該学年と一つ上)
    ・徹底した読み書き計算の反復学習が学力アップの近道
    ・高度なものでも30回も読めば感情をこめてよめるようになる
    ・15分ずつ3つに分けるモジュール授業。音読→百ます計算→絵
    ・小五になったところで過去問に触れておく
    ・「不便であることの素晴らしさをかきなさい」「バカらしくてもやらなければならないこと」などつめこみでは出来ない問題が沢山ある。
    ・毎週土曜日に家族で一週間のできごとを親子で話し合う
    ・トイレに日本地図。産業の特色が盛り込まれているのがベスト

    ●子供の接し方
    ・この子は伸びると思って接すると本当に伸びる。ピグマリオン効果
    ・しかるときは3つか4ついいところをあげて、こうすればもっとよくなるという
    ・子供で一日何時間もテレビを見ていた人で高学歴な人はいない
    ・感動と驚きを与えることが親の責務

  • 夫受験関連購入本、その3。社会の事についてもっと家族で語ろう。朝は重要、気持ちよく。

  • 親子して受験目前に迷い、慌て、煮詰まってしまわぬよう、目的を明確にし、ぶれない軸を確立させておきたいものだ。
    親から子への言葉がけは心理面においてもかなり影響力があるようなので、感情任せの言葉は慎まなければいけない。
    受験と言っても、学校により受験方法や日程、費用、進学実績など様々であり、よく考え見極めて決定する必要がある。
    父親にもぜひ協力をしてもらいたい。
    何を目的に受験するのかを子どもとしっかり話しあっておく必要がありそうだ。

  • 1(1)

  • 田賀:家庭教師をするうえでは、単に勉強の知識があるだけではだめで、その子の進学先候補についても情報を仕入れておく必要があります。特に地方出身者である私はその必要性を強く感じます。本書は、特に有名中学に限っての話ですが、各校の特徴・特色やどうすれば入れるか、また経済事情なども書かれていて参考になりますよ。
    斉藤:「見える学力」と「見えない学力」。あくまでも中学受験が目的なのではなく、中学受験を利用して、両者の学力を身につけることが大切なんだと思う。

  • 「見える学力」と「見えない学力」。あくまでも中学受験が目的なのではなく、中学受験を利用して、両者の学力を身につけることが大切なんだと思う。

全10件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

政治・教育ジャーナリスト、大妻女子大学非常勤講師。1962年愛媛県生まれ。早稲田大学大学院公共経営研究科修了。京都大学大学院法学研究科博士課程単位取得満期退学。文化放送入社後、政治・外信記者を経てアメリカ留学。帰国後、ニュースキャスター、江戸川大学講師、報道ワイド番組チーフプロデューサーを歴任。
現在は、文化放送報道デスク、京都大学現代政治研究会研究員、学びの未来研究所研究員。「父親力」の提唱者として知られ、執筆や講演も多い。
著書は、ベストセラー『頭のいい子が育つパパの習慣』(PHP文庫)をはじめ、『子どもの才能を伸ばすママとパパの習慣』(講談社)、『中学受験――合格するパパの技術』(朝日新書)、『「これからの学力」は親にしか伸ばせない』(青春出版社)、『ラジオ記者、走る』(新潮新書)、『安倍政権の罠 単純化される政治とメディア』(平凡社新書)、『すごい!家計の自衛策』(小学館)ほか多数。
公式ホームページ http://k-shimizu.org/

「2021年 『子育て2.0』 で使われていた紹介文から引用しています。」

清水克彦の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×