ねこまの月船 (PHP創作シリーズ)

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569680255

感想・レビュー・書評

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  • 「キミは坂本龍馬の生まれ変わりだ」とネコに告げられるくだりとか、大いなる暗黒が倒す相手だとか、時代の空気(1997年出版)を露骨に感じます。設定だけ見ていると当時流行ったアニメっぼさがあります。でも「生まれ変わり」はもともと横山作品にとって重要なモチーフだし、期待以上に横山ワールドが炸裂していて、とても楽しい読書でした。ネコが大活躍するので猫派はそれだけでも楽しめるんじゃないかな。

  • 和馬の飼い猫ミーヤがすがたを消してから、和馬、良子、進一の三人はつぎつぎと奇怪なできごとにまきこまれてゆく。校舎をだきしめる巨大な影…豊玉神社にひしめき集まる猫たち…そして、ミーヤの声が和馬に告げる。「おまえは、坂本龍馬の生まれ変わりなんだ」。

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著者プロフィール

横山 充男
高知県に生まれる。四万十川のほとりにひらけた町で育つ。『少年の海』で児童文芸新人賞、『光っちょるぜよ!ぼくら』で日本児童文芸家協会賞(ともに文研出版)。ほかに『少年たちの夏』、『水の精霊』シリーズ(ともにポプラ社)、『鬼にて候』シリーズ(岩崎書店)『ラスト・スパート!』(あかね書房)、『自転車少年』(くもん出版)など多数。

「2022年 『牧野富太郎 植物の神様といわれた男』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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