プロ野球 強すぎる 弱すぎるチーム (PHP新書)

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569801780

感想・レビュー・書評

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  • 文字通り、戦前の1リーグ性の頃から振り返って強いチーム、弱いチームを振り返った一冊。

    データを元に分析してるので、著者の過剰な思い入れなどは廃されてる姿勢は評価できる。
    セイバーメトリックスなど、最近のデータ分析について著者がどう評価してるのかが知りたいところ。

  • データ解析した風なんだけど、結局、スポーツってデータだけで語れないし、この人が言いたいことは守りの野球が大事ということと打順は1・2番をしっかりしろってこの2点だということがよくわかった一冊。なんか無理矢理結論に持って行っているようで野球界の特徴的なエピソードの紹介が不自然な入り方なんだよなぁ。

  • 過去のチームをデータで紐解く。

    弱いチームにもスポットを与えているのは特徴があるが、あまり新たな発見はない。
    タイガース暗黒時代は'85年の優勝が原因というのも、ずっと言われてきたことだしね。

  • 基本的には失点を少なくして勝ちましょう、という結論と読んだ。基本投手力で、それを守備力で補うのが前提で、その基礎の上に攻撃力を構築していき、早い回に先取点を取るべしという、実にオーソドックスな結論となる。

    それでも一つ一つの事例はそこそこ面白く、なるほど伝説的なあのチームはこういうチームだったのか、と伝わってくるのは楽しかった。

  • 85年の阪神優勝の分析が実に面白い。

  •  我が愛する哀愁のお荷物球団ベイスターズも球団買収となり、なにはともあれ長期停滞からの脱却を期待させる状況と相成った。というわけで他球団の情報にもようやく落ち着いて目を向けられるようになり、こういう野球本にも目を通せる心持になった(球団消滅すら懸念される時期は他の11球団どれもうらやましく、冷静に野球本など読めないのだ)。
     さて本当の補強ポイントはここにある!といった内容は野球小僧のような雑誌にもみられるが、どんな切り口を用いようが結果論に過ぎず本気で信用するにはいたらないものである。この本もものすごく斬新な解析法をしているわけでもなく自信たっぷりに持論を展開するところなどまあ話半分でといった域を出ないが比較的データは豊富で分析としては真っ当な方で信頼できる部類に属するだろう。特に昔のチームの情報はあまり知らなかったのでその辺は面白かった。戦前の選手はやはり戦争で随分亡くなったんだなあ。一方、鶴岡一人は戦場で射撃の腕が良かったようだ。あと監督というのはあちらこちらに目が行き届かないとダメなんだろうなあというのはどの名匠の話を読んでも感じるな。尾花前監督も投手の育成の能力は悪くなかったと思うけど、打順の組み方に弱いチームらしい工夫が無かったのはやはりそういう能力はなかなか磨きにくいということだろうな。
     さて肝心の今年の横浜DeNAベイスターズ。1・2番の出塁率を上げないとダメみたい。めどがついてないぞ。こりゃだめだ(哀)。

  • ベイス……www

  • どうせ→知ってた.

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著者プロフィール

スポーツアナリスト

「2013年 『メジャーリーグ 最強のベストナイン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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