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みんなの感想・レビュー・書評
(143レビュー)
ハードボイルド、硬派的なイメージでしたが、そんな事はなく。
物語はどれも、つらく苦しく悲しい内容の人間ドラマ。
読後にやり切れなさで、ため息が出てしまった。
happy...な内容ではないので読む時にはお気を付けを。
昨日読み終えたのが、横山秀夫の『真相』
クライマーズハイや半落ちなど映像化作品の多い横山さんですが、実はこの本が初読み!
なんで今まで読んでなかったんだろ!って後悔しそうなくらい、おもしろかった!
短編でこれだけのストーリーを作る技量と人の描き方がすごいなあと思いました。
頓死した息子の犯人が捕まるがそこで明かされる息子の真実の姿、そして芋づるで知らされる悲壮な事実を描く「真相」、勧善懲悪、輪廻って感じの「18番ホール」は少し主人公に同情してしまう、リストラの哀れさが前面にどんどん出てくる「不眠」、ちょっとすっきりしないけれど、あっと驚く「花輪の海」、最初からけっこう筋が読める「他人の家」。
いろんな主人公がいろんな真相を知るってオムニバス。緊迫感はあまりなく、軽快なオチって感じであるが、やはり横山作品だと納得できる佳作だと思う。
主人公は被害者家族、前科者、リストラにあった者、過去に友人をなくした者など何かしら後ろめたい秘密を持つ者たち。作者の展開力、臨場感はさすがだが、逆にそれと沸点が低い感じがこちらに不安を抱かせ、息苦しく感じた。
事件の裏のドラマ
さすが横山秀夫といいたくなるような仕掛けがある短編集。ただ、好みの間隔で警察もののほうがよいかな、と思ったところがあった。人間の心理心情を鋭く表しているだけに、本を読んだ後にちょっとだけ暗い気持ちになってしまうような後味があった。
横山秀夫は長編は長編ものの、短編は短編ものの味を持っているので、どちらでも読んで間違いはない。この短編集も間違いのない作品のひとつ。
各章の主人公は犯罪の過去があるものや、
周りで犯罪が起きた者の話である。
犯罪自体を克明に表現するのではなく、
その後の心理状況や周りの推察が表現されていて
ひきこまれます。
ちょっと時間があいちゃったな。
横山さんは、ほんとに、よくもまぁネタも被らず
手堅いクオリティーの作品を書く作家だと思う。
読み手も飽きないよね。
ほんとにおもろい作家だわ。
先日読み終わりました。
事件の裏に隠された”真相”に注目しているという着眼点はおもしろかったけど、淡々と真相について書かれていて、感動する部分とか印象に残る箇所というのがあまりなかったのが残念・・・
「世にも奇妙な物語」のシナリオとかになりそう。
『臨場』読んで、横山秀夫の作品が他にも読みたくなって読んだ。
すべてが真相に関わる短編集。一つ一つ重かったなぁ…。
読みやすいけれど、読後沈んでしまう…。ずっしり。
犯人逮捕は事件の終わりではない。そこから始まるもうひとつのドラマがある。―息子を殺された男が、犯人の自供によって知る息子の別の顔「真相」、選挙に出馬した男の、絶対に当選しなければならない理由「18番ホール」など、事件の奥に隠された個人対個人の物語を5編収録。人間の心理・心情を鋭く描いた傑作短編集。
犯人逮捕は事件の終わりではない。そこから始まるもうひとつのドラマがある。?息子を殺された男が、犯人の自供によって知る息子の別の顔「真相」、選挙に出馬した男の、絶対に当選しなければならない理由「18番ホール」など、事件の奥に隠された個人対個人の物語を5編収録。人間の心理・心情を鋭く描いた傑作短編集。
最近、新作が刊行されない横山秀夫で未読作品集があったことが嬉しい発見。 お得意の警察内部物ではないが、それぞれの事件に隠された真実があり、それを抱えた人物がいて、苦しみ、そしていつか明らかになっていく。個人がそれぞれに抱える闇に焦点をあてた短編5編、最高。
5本の短編
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