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この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
(33レビュー)
美しく切ないが、どうにも怖くはなかった。
すべてゆっくりしていてぞっとはしない。
刺激がないってのもあるんだけど、
どうにも古めかしいのよね。
ちょっと残念。
しっとりしたぞくぞくが、欲しかったの。
怪談と言うか浅田節と言うか、恐怖感より寂寞感を感じた。
この本の中では『昔の男』が一番好き。
巻末の特別インタビューが著者の作品ごとの考え方や思いが分かって楽しめました。
怖い。怖いけれど恐くはない。
広い世界のどこかで、起こっていそうな出来事のようにも思えます。世界って不思議。ゾクゾクするけど、世の中には不思議なことがあるからこそ普通があるんです。
怪談テイストの短編集。とは言っても、そこはサスガの浅田センセ。哀しくも美しく、面白いお話が集まってます。なんというか、男も女も関係なく、現代人が忘れてしまった人としての矜持みたいなものが描かれているような気がしますです。
七つの優霊物語。
ほとんどの話が最後どうなったのかは明記せず、
読み方を読者にまかせる感じ。
個人的な意見としては、最後ははっきりさせてほしいかなと。
『遠別離』は好き。
彼氏とのデートの時、会話をしているのに彼女が興味のない様子を
彼氏の言葉の後に関係のない事柄を書くことで表しており、なるほどと思った。
一つの話が込み入っているから消化不良で終わってしまっている話もあった。
古風な装いに厳めしい言葉使い。少し入り込みずらいかな。
怪談物はどうしても似たり寄ったりになりがちなのが否めない。
だが地味で派手さのない中に時折ぞくりとするものがあった。
それぞれの主人公にもうちょっと感情移入出来たら良かった。
この世にあらざらむ者達と接する哀しくも怪しい短編集。怪奇物というよりは…人の情念と妖かしの領域が混じり合った切ない情感が感じられた話だった。夏の納涼にもう一度読んでみたい(笑)
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