大阪ハムレット 3 (アクションコミックス)

著者 :
  • 双葉社
4.10
  • (21)
  • (23)
  • (13)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 165
感想 : 16
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (152ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575942194

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • テレパシーとあいの探偵、良かった。

  • 苦い、一筋なわではいかない後味の話が三つそろった。/家の金や妹の金まで巻き上げて、恵まれない人に施しているつもりの兄。ただ騙されているだけなのに。それでも目を覚まさず、家を出る事にした妹の悔しさと悲しさ。/家族にも同級生にも社員にも暴君として振舞っていた祖父が脳卒中で身体が動かず声も出せず。孫が指で押すだけで会話と同等の事ができる機械を持ってきてくれるが、しねしねころすころすばかり。見かねたガキ大将の孫ユウが目論んだ事は...と。死ぬ目にあっても変わらぬ人の本性とそれでも寄り添う妻の対比/そして、家族に捨てられ痛めつけられたありさが、あたたかい家庭に心のそこから憧れ、それを手に入れようと画策し、義母となる人に自らを刺させても、結婚しようとする凄みと、それを支える探偵のおっちゃんの話。

  • 2018.4.14市立図書館
    最初の女忍者の話がせつなすぎた。逃げて、自分を殺さずに生きられるところに! と願ってしまった。

    女忍者の夏/テレパシー(前・後)/あいの探偵(前・後)

  • 忍者の話はぶっ飛んでますな。どっからこんな発想が沸いてきたのか(^q^) 3本目のラスト「すさまじいほどの愛情への執念」とデカデカと載せるほどですからやはりいい言葉で、愛情に飢えてる時代、と何となく一般論としてまかり通っている現代ですが、愛情を本気でつかみにかかる人はなかなかいない。そんな行動を起こすことそのものに白けつつあるご時世ですから、彼女の常軌を逸するまでの執着は、強烈である以上に共感を呼ぶのかもしれません。

  • つーか、あいの探偵の話しすごすぎるやろ。ありえんのに、迫真や。物語ってどこまでいけるもんなんや。言葉がない。

  • 毒。すがすがしいほど。

  • 1,2巻も良かったのだけれど、この3巻がぐっときました。特に最後のお話……。ちょっとやそっとの恵まれない境遇に嘆いている人っていると思うけど(私もかな?)、なにがなんでも幸せをつかんでやるという執念の塊のような女性にあきれつつも頼もしさを感じました。
    キャバクラ出身のお嫁さんなんて、旦那側の両親からすればうれしくないですよ? 負い目もすぐに過去のことになって薄れていくでしょう。でも結婚して子供までできてしまえば、こっちのもんよ!って感じなんでしょうね。嫁いびりなんて、絶対に負けなさそう。
    このお話、とても気に入りました。

  • ものすごく魅かれるわけではないけど、なんとなく読んでしまいます。

  • ネグレクトを題材とした「あいの探偵」が強烈な印象。絵はかなりデフォルメされてるのに、可愛い。

  • 待望の3巻。今回もよかった。でも1巻に2巻の方がもっと好き。
    (2010年1月)

全16件中 1 - 10件を表示

森下裕美の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×