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みんなの感想・レビュー・書評
(9レビュー)BPⅡの特性,病前正確論など,新しい知見が多かった。BPⅡに関しては近年にわかに注目を集めている様相だが,まさにこれからのの領域なのだなと感じた。気分安定剤をベースにするのは良いとして,うつへの対処は未だ決定打無しというところか。ミルタザピンは効果があるように感じるが,半数は眠気の副作用がでるようなので,一般的には使いにくいのだろう。
わが国のうつ病患者数はいまや100万人を超え、『国民的病』となりつつある。その病因は、過労、ストレス、対人関係などで変幻自在にあらわれかつ治りにくい。こうした新しい傾向に対処するため、精神医学のしなやかな感性ときめ細かい実践の重要性を訴える。
自分自身、双極性障害Ⅱ型の可能性があると知ってから見つけて読んだ本です。 著者は精神病理学者で、主に統合失調症を扱ってきた方ですが、この本の切り口は実に斬新に感じました。 精神病理学の歴史から書き始まっているので、流れがわかって面白く、また、読み進めるにつれて自分自身の病態が明らかになっていく感じがして非常に興奮させられましたが、著者も書いているように、一般向けではなく医師向けと勘違いして... 続きを読む »
確かな学問的知識と臨床による知見が組み合わされ、精神医学へのパッションに支えられた好著。表現は時に詩的でもある。「精神科医へのメッセージ」のつもりで執筆を始めたとあとがきにもあるように、用語等が取っ付きにくい部分もなきにしもだが、そこを「難しいと感じたら…『わからないこと』の意義についても、一考していただければ」と切り返すところなど、できるならば星8個くらいあげたいところ。
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