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みんなの感想・レビュー・書評
(1057レビュー)
一つ一つの食材に祈りを捧げ、野菜や肉の声を聞き、料理をする。
主人公にとって、料理とはすなわち祈りを捧げること。
すべてに感謝し、命を頂き、その命が形を変えて、私たちの命となり、また誰かに幸せを運んで、笑顔にして。
そんな命のつながりの温かさを感じました。
そして、命を頂いていることの重さから、日常への愛着と神聖さを実感し、優しい気持ちになりました。
お互いに素直になれない、そんな母娘関係。
主人公自身がそこから歩みだすラストは涙なしに読み進められませんでした。
料理がとても魅力的なのはもちろん、もう少し、日常を丁寧に愛してみよう、そう思える作品でした。
倫子チャンの料理で、ふるさとの人々を幸せにしていきます♫出てくる料理がホントに美味しそう。インド人の彼氏に家財道具一式を持ち逃げされ、ドン底から話が始まりますが⁉読んでて最後にはほっこりとあったかい気持ちになります。
基本ハッピーエンドが約束されているほのぼの系の本は好まないけどテーマが「食」だからかな~、珍しく手に取ってみた。
たかが料理、されど料理。
「食」とは人生を楽しむツールであると共に命をつなぐ行為。
単純明快な「食」という行為だけれど本当に深い行為。
「食」に導く「料理」も本来は神聖な行為なんだな~と思う。
ただ食べられるものをささっと作るのだはなく、「食」「料理」に
もっとこだわりたいな、と思っていた自分の気もちに合う本だった。
料理習おうかな。。
同棲していた男性に騙されて家具から何から全部持って行かれてしまった倫子、声までも失ってしまった彼女はふるさとに戻り、小さな食堂を始める。
それは、一日一組だけをもてなす、メニューのない食堂。
食堂、かたつむりだった。
面白かったです! たまーーに、ちらっと下? というか、おお……と思う言葉とか出てきますけど、まぁそこまで嫌な気分にはならなかったです。ので、お気になさらず。
食事って、大切に大切にしなくちゃなぁ、と思いました。
映画にもなりましたね、柴咲コウさん主演で。
小川糸さんはなんていうか、文章が丁寧で。凄く女性らしいなぁと思います。
全体に軽くさわやかな文体なのだけど、深みに欠ける。味の表現や豚を殺すシーンなど、いくつかのクライマックスも数行で終わる。そこが今風で良いのかもしれないけど、想像で書かずにもう少し調べて書いてほしい。後半になるにつれ軽い文体が表現力不足という事に気付かされる。最後は梨木香歩になりたかったことが透けて見えつつ逃げきるのだけど、その後の蛇足的な小説と言えない謎の文章は、読者に対する嫌がらせでしょうか?
装丁や雰囲気は良かったし、最後の手紙のところはうるっときました。でも、書きたいことしか書いてない感じがして、なんだか独りよがりだなぁとも思いました。そんなに順調に進むわけないとも思ってしまいました。うーん。
最初に知ったのは、仕事中調べ事をしていて出てきた「柴崎コウ」の顔とかわいいイラスト。映画のポスター広告だった。
借りて読んだ。名前が可愛かった。
ごはんを作るのは嫌いじゃないけれど、ごはんを作ってもらえるのは大好きです。だって、その人が自分のことを考えて「何にしようか」「どんなのが好きかな」とか想いながら作ってくれるから(だと思っている)。
自分は相手のことを考えている。
けれど、相手は自分のことなんて日常で忘れているかもしれない。
それが、料理ってやつは分かりやすくて好き。
誰かのことを考えて何か作ったり、過ごしたりするのっていいなって思えるお話。
図書館で借りた本。映画化もされてたし、かる~い気持ちで読み始めた。読みやすい文章。サクサク進む。
料理中心のほのぼの小説かなと思っていたけれど、食べ物(の命)をいただくということについて深く書かれていて、いろいろ考えさせられた。
請求記号:913.6/Oga 資料ID:50049236
配架場所:図書館入り口 図書館報展示図書
【感想文 by M.M】
恋人に家財道具一式を持ち逃げされたショックから声が出なくなった主人公の倫子。唯一残されたぬか床を持って、地元へ帰り「食堂かたつむり」をはじめる・・・。
倫子が作る料理はいつも手が込んでいて、こちらがお腹をすかせてしまうほど丁寧かつ繊細に描かれています。また、地元の人々やお客様や母親といった様々な人々を通して多くを学んでいく倫子自身にも注目です!
ストーリーよりも、食材に対する思いやり、食材どうしのハーモニーを大切にして料理を作るところに感動しました。 心を込めて作る料理に食べる人が心を癒される。自分が料理を作る時にも、もっと真摯な気持ちで作ろうと思いました。
失恋のショックで声を失ってしまった女の子が主人公。
序盤は新しいことが始まるワクワクで読んでいて面白かったけど、後半は…うーん。いまいち。
エルメスとのお別れのシーンはリアルすぎる描写で、命をいただくことのありがたさは良くわかる。でもちょっと作者の自己満足というか、考え方を強要されているようで私は共感できなかったな。こういう都合のいい考え方って苦手。
でも誰かのために料理を作りたい気持ちになる本。
よしもとばななを彷彿とさせる内容でした。
雰囲気が似てるかな~
自分に必要なものがキチンとわかっていれば
自分にできることがキチンとわかったていれば
どこでだって生きていける。
歩みは遅くても着実に自分にできる精一杯をしていく。
それが幸せな毎日を運んでくる。
僕も僕にできる精一杯をしなきゃ
料理作りたくなるような暖かくてでもどこか切ないお話。
妾さんとかは結構突っ込んで描いてたのにネオコンや熊さんがその後どうなったのかとか、そうゆうのがなく消えていってしまった感じは納得いかず。
トルコ料理店でのアルバイトを終えて家に戻ると、部屋の中が空っぽになっていた。
突然、同棲していた恋人に何もかもを持ち去られ、恋と同時にあまりに多くのものを失った衝撃から、主人公の倫子はさらに声をも失...
![第3回 ブクログ大賞[2012]](/ad/1201/award_booklog200_65.gif)

