- Amazon.co.jp ・本 (64ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591160350
感想・レビュー・書評
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低学年用児童書。
マンションのエレベーターで、見たことのないみどり色のボタンを押すと…。
ドアが開くとそこは森の中で、灰色のネコにさそわれてたどり着いた先にはおばあさんがいて。
ケヤキの木に話かけていたからなのか、木がおばあさんとの間を取り持ってくれたのか、とても不思議な話だけど温かい気持ちになれる。
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ファンタジー。夢なのか夢じゃないのかワクワクするところが、おもしろい。
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「サキがエレベーターにのると、見たことのない緑のボタンが……。おしてみるとどんどん上にあがり、着いたところは森でした!」
マンションのエレベーターに乗ったら、エレベーターに見慣れないボタン。小学二年生のサキがボタンを押すと、エレベーターは森へとサキを連れて行った。
サキはその森でふしぎなおばあさんに出会う。
子どもと老人の交流、ゆったりとした時間の中で安心し、なでも話せる信頼できる人に出会う。そんな場所や出会いがあるって素敵。 -
前に図書館で読んで、印象に残っていたため購入したもの。しんみりと心に染みるおはなし。杉田比呂美さんの絵もとても可愛らしく、雰囲気にピッタリ
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7歳4ヶ月の娘に読み聞かせ
もう自分で読めるはずなのに
読んで~~と
3日に分けて読んだけれど
続きがきになるようで
前に住んでたところはエレベーターがあったから
自分と重ねてみてたのかもね -
フシギだった!
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2年生のサキは、学校の帰り道、いつも公園の大きなケヤキの木に「ただいま」の挨拶をします。
公園のすぐ先にあるマンションのエレベーターに乗ったサキは、自宅の五階の〈5〉のボタンをおそうとして、一番上の階の〈11〉のボタンの上に、見たこともない緑色のボタンがあることに気づきます。思わずそのボタンを押したサキが、十一階よりも上に登り続けたエレベーターを降りると、そこは木々が茂っていて、灰色のネコがサキを案内するのでした。ネコに連れられて森の中を進んでいくと、そこには知らないおばあさんがいて…。
みどりのボタンの森での出来事や、おばあさんとの交流が楽しいです。
借りと引き換えに願いを叶える、ふしぎな力があるおばあさん。
みどりのボタンはあったりなかったり…。
サキは、そんなおばあさんを、ある時、ケヤキの木の下でみつけ…。
リアルでおばあさんと遭遇してからはどんな展開になるのかドキドキです。
結果として、『トムは真夜中の庭で』を彷彿させられました。
最後までふしぎで、でも心がほっこりするお話です。 -
マンションのエレベーターに見たことがないミドリのボタンが…
引っ越してきたばかりのサキは、そのボタンを押してみた…