みんなのレビューページ
この作品に関連する談話室の質問
みんなの感想・レビュー・書評
(76レビュー)
「執事の分際」が面白かったので、同じフランス革命をテーマにした作品ということで読んでみました。
「執事の分際」よりも、登場人物が革命期を懸命に生きる姿が生き生きと描かれる分ハラハラドキドキはあるが、糖度が低いので私は「執事の分際」の方が好み。
しかしジェラールの職業とテクニシャンぷりは非常に良いと思います。
ええっと、冒頭からBL炸裂だとは知らなかったので。本を前に驚きでのけぞったのは初めてかもしれません。よしながさんにはまっただけのつもりが・・・18世紀パリ。没落貴族の親に売られたジャックは、男娼宿で客のジェラールと出会う。ジャックが貴族の身分をひけらかすことに腹を立て、ジェラールは彼をそこから解放した。男娼以外の道で生きてみろ、と。数日後、偶然ジェラールのもとに下男候補として表れたジャック。当然逃... 続きを読む »
終わりが秀逸やな。どうしてすっといかへんねんと、焦らされながら中間より読んだけど、クライマックスのやり過ごし方のしょうもなさも、今までの複線を踏んでていいし。
”フランス革命前のパリ------借金のかたに男娼専門の売春宿へ売られた貴族の青年。彼はそこで「初めての客」として出会った、銀髪で顔半分に大きな傷を持つ男の屋敷で偶然働くことに。時が経つにつれ次第に美しい青年へと成長していくジャックと彼を見守るジェラールの心の中には閉ざされたある悲しい出来事があった。革命の嵐の中、歴史の波に翻弄される二人の運命は!?” のおはなし(´∀`;) 久々に読み返... 続きを読む »
「きのう何食べた」が面白かったので購入したのだが…
なるほど。
言われてみれば所謂ボーイズラブの類なわけか!
とはいえ時代背景的には自然ちゃ自然で。
物語りもしっかり。
なによりワタシの好きなフランス革命前後。
でもユーモアもあり…
いい作品でした。
よしながふみ作品は絵も構成も緻密でぶれがなく、読んだ後にいろいろ考えさせられます。この作品も、その期待を裏切りませんでした。
フランス革命期のパリで、市民ジェラールの屋敷で働く元貴族のジャック。
当時のパリの風俗を丹念に盛り込みながら、軽いタッチで物語は進んでいきますが、フランス市民革命によってそれまでの生活が一変します。
フランス革命のマンガといったら『ベルばら』しか知らなかったので、面白く読みました。
たとえば、貴族の男性は、女性同様かつらをかぶり、こってりメイクアップをしていたとか。うーん、近くには寄りたくないですね。
彼らの服装を見ているだけでも、服飾史の本を見ているような気になりました。
最後の最後までどーなることかとハラハラしっぱなしだった。男の人ってあっという間に大人になっちゃうよねージェラールって良くも悪くも超よしながせんせのBLに出てくる攻めってかんじ
BLと言い切るには惜しい作品だと思います。
人間の真価は追い詰められた時に問われるとよく聞きますが、
クライマックスで、ジェラールの「主よ、お許しください」という祈りが印象的でした。
よしながふみの、脱力:緊張⇒9:1の手法に振り回された。笑
本当によしながふみは、締めるところを知っているなぁ。
最後の、ジャックが神に祈るシーンは、泣けました。
最後の5ページで静かな感動。
科白一つないにもかかわらず、思わずそこだけ何度も読み返してしまいました。
何度読んでも読後の余韻の心地よさは、変わらない。
夜に読めばうっとりと酔える、名作。
まさかの後半歴史をからませてくるとは思わなかった。
![第3回 ブクログ大賞[2012]](/ad/1201/award_booklog200_65.gif)

