ドアがあいて…

  • ほるぷ出版
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本棚登録 : 379
感想 : 34
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  • Amazon.co.jp ・本 (36ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784593503919

作品紹介・あらすじ

しいんとしているまちあいしつ。ドアがあいて、ひとりはいっていく。みんなじゅんばんにいなくなって…。つぎはぼくのばんだ。だいじょうぶかな?ちょっとしんぱい。ドキドキしながら待っている-。こどもにとっての待合室ってこんなかんじ?ページをめくるのが楽しくなる絵本です。

感想・レビュー・書評

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  • 診察室に入る前のドキドキ感が伝わってくる。

    薄暗い待合室で待つおもちゃたち。
    呼ばれて中へ入っていく…。
    入っていく音と診察が終わって出てくるときの音の違い。
    そう…すっかり治っているから。
    だんだんと減ってくる待合室。
    待っているおもちゃたちの表情もちょっと違ったりしていて面白い。
    さぁ、最後はぼくだ。
    やさしそうな先生でホッとする。



    大人になっても病院の待合室で待つのは不安である。
    そして、ついつい診察終わって出てくる人を見てしまうのだ。
    初めてなら、どんな先生か気になる。
    大人だって優しい先生がいいって思ってしまう。

  • はじめは不気味でちょっとビビる…
    暗いし減っていくしドアの向こうが謎だし…
    けど読んで良かったと思える一冊♪

  • 待合室では壊れたおもちゃたちが椅子に座って順番待ち。
    ドアがあいて、先頭のおもちゃが入っていきます。
    しばらくすると、またドアがあいて、元気になったおもちゃがうれしそうに出てきます。
    …ぼくの順番はまだかな、まだかな?

    診察室の中に入っていく人たちを見送るときの、緊張感ってこんな感じ。
    病院が苦手な私は、この待っている時間にかなり神経をすり減らしている気がするのです…。
    大人でもドキドキするのだから、子供たちはどんなに緊張しているのでしょう。
    「注射されるのかな?」「苦い薬飲まされるのかな?」…考えれば考えるほど、想像ばかりふくらんできりがないのですよね。
    一度でもそんな気持ちを経験したことがある人なら、きっとこの本が好きになると思います。

    とってもキュートなのが、おもちゃたちの表情。
    待合室の不安な顔、退屈そうな顔、診察が終わったあとのうれしそうな顔。
    ページをめくるたびに、1人1人の表情をじっくりじっくり見たくなってしまう魅力があるのです。

    病院の待合室にぜひとも置いてほしい1冊。
    きっと不安になっている子供たちを、ほっと安心させてくれるでしょう。

  • ドキドキからの安心

  • 読み終わってぽかんとして「これ(最後に並んでいたおもちゃ)はなんなの?」と聞いてきました。おもちゃの病院と理解するのに時間がかかったみたい(6歳4ヶ月)

  • 読了

  • くまが気になったようです。読み終わったあとにもう一度最初から確認しました。

  • 病院に行った日に読んだところ、大ハマり。ぱっと見は怖そうな雰囲気ですが、内容は安心できる絵本でした。断片的な絵から内容や外の様子を読み取ったり想像するのが楽しかったようです。5までの数字の勉強にもなりました。
    3歳

  • 絵が怖い雰囲気にみえるけど、ほっこりする。
    壊れてる音と直る音の違いも良いし
    ひとりはいって、ひとりでて、のこりなんにんでって丁寧にストーリー進めてるの好き

    リピ大いにあり!

  • 診察を待つ間の、あのドキドキ感。
    分かる分かる。
    ページをめくるたびに、待ってる子たちの表情が変わるのが、絵本ならではの面白さ。

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