アラジンと魔法のランプ

  • ほるぷ出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784593504015

作品紹介・あらすじ

アラジンは、ひとめ見たお姫さまにたちまち心をうばわれてしまいました。家に帰るなり、おかあさんに、お姫さまなしでは生きられない、どうか皇帝に結婚を申しこんでくれ、とたのみました。お母さんは思わずわらいだしましたが…。アラビアンナイトの華麗なファンタジーを、イメージの魔術師ル・カインが彩りあざやかに絵本化しました。

感想・レビュー・書評

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  • タテ30cm,ヨコ23cmの大判絵本。本書の第1の特徴は、まずなんといってもアラベスクの幻惑とシンメトリカルな陶酔感にある。そして、ここに展開されるオリエンタルなムードに浸るのだ。イスラム美術では具象的な人物像の造形は禁じられているのだが、ここでは登場人物たちも見事に様式化されて絵の中に溶け込んでいる。色調は全体にやや暗く、絵の全面に薄墨を流し込んだような技法が用いられているようだ。そして物語は、あの懐旧を誘う「アラジンと魔法のランプ」。そうだった。あんな風にしてランプを奪われるのだった…と、しみじみ。絵はもちろんル・カイン。しかも、今回はエキゾティックなアラビアン・ナイトの世界が繰りひろげられている。

  • アラジンは、ひとめ見たお姫さまにたちまち心をうばわれてしまいました。家に帰るなり、おかあさんに、お姫さまなしでは生きられない、どうか皇帝に結婚を申しこんでくれ、とたのみました。お母さんは思わずわらいだしましたが…。アラビアンナイトの華麗なファンタジーを、イメージの魔術師ル・カインが彩りあざやかに絵本化しました。

  • いつか見たか読んでいたかな〜と、表紙から少し異様な感じ。絵は私の好みではなかったけれど、読み進んで行くと、う~ん、ちょっとイメージと違いました。またいつか別の絵本を読んで見ようと出直しですです。

  • 子供はストーリーより
    あまり見かけないような素敵な絵に夢中でした

  • 図書館本。夫選定本。グッドチョイス!

  • 図書館本。夫選定本。グッドチョイス

  • えがきれいでびっくりした。おはなしもすごくおもしろかった。おれもランプがほしい。

  • 4-593-50401-5 32p 2001・1・31 2刷

  • 絵が美しい!
    お気に入りです。

    再話なので当たり前かもしれないけど、ラング編集のあおいろの童話集に入っているのとは違い、わかりやすいです。

  • 2014年7月6日

    <ALADDIN AND THE WONDERFUL LAMP>
      
    日本語版デザイン/湯浅レイ子(ar.inc)、佐藤恵子(ar.inc)
    分解・製版/西川茂(スタジオサーバス)

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著者プロフィール

1844年、スコットランド生まれ。名門セント・アンドルーズ大学からイングランドのオクスフォード大学に進み、同大学最古の学寮マートンカレッジの特別研究員となる。1875年、ロンドンに移住。ジャーナリストの仕事につき、新聞や雑誌で評論、エッセイなどを発表する。同時にホメロスの『オデュッセイア』や『イリアス』の英訳など、著書や訳書の出版も盛んにおこなう。1889年に『あおいろの童話集』を出版。そのあと、全部で12冊の童話集を上梓する。その延長線上にあるのが、1897年に初版が出版された本書『夢と幽霊』に代表される心霊現象への関心だった。1882年の設立当初から心霊現象研究協会の会員として名を連ね、亡くなる前年の1911年には会長も務めている。邦訳のある著書に、『アンドルー・ラング世界童話集』(全12巻、東京創元社/偕成社)、『書斎』(生田耕作訳、白水社)、『書物と愛書家』(不破有理訳、図書出版社)、「プリジオ王子」(富山太佳夫・富山芳子編、青土社『幸福な王子』所収)など。

「2017年 『夢と幽霊の書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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