- Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
- / ISBN・EAN: 9784594078195
感想・レビュー・書評
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「ばっちゃん」は子供たちの根に栄養を注いでいる。それは食事だったり、休息だったり、受容だったり、笑いだったり、感謝だったり、いろいろ。根から栄養を摂った子供たちは自分で自分の枝葉を伸ばし始める。
居場所=土、と食事=水を提供して、子供という社会の樹を育てている人の話。
映像で流しきれなかった部分を書いているから映像を観てから読んだほうがよくわかる。ばっちゃんとその子供たちを立体的に捉えられる。
P193のユリの写真がめちゃくちゃ好き。こんな素敵な笑顔、久しぶりに見た。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
広島で保護司をしている「ばっちゃん」こと中本さん。非行に走る子供たちと関わり続ける姿勢はなんともすごい。駆け足の内容だったが、それでもすごいと感じた。
ばっちゃん個人の取り組みではなく、地域の取り組みに変化していく過程を見たい気もするが、やはり、相手に興味を持つ、ということができるばっちゃんという存在がすごいのだろうな。
なんとなくでわかるだろうという言葉を、一緒に考えて、理解していく過程はすごい。 -
2021/10/25
327.85||イ (5階社会)
おなかをすかせた子どもは悪さをする。
家でいろいろな理由でご飯を食べさせてもらえないため、食べるために万引・シンナー・売春などをする。
おなかが満たされれば心も開いて話できる。
行き場のない子どもたちのための40年間自宅を開放し、貯金を取り崩しても毎日無償で手料理をふるまったNHKスペシャルの記録。
ちょっと読むだけで涙腺崩壊!! -
中本さん、NHKかわからないけど
テレビで拝見したことがある。
ごちゃごちゃの家で、子供わさわさいて
気取りなくご飯食べさせていた。
著者のテレビ屋魂には反吐がでるほど
不快感しかないから星はつけたくなし、
でも中本さん自身はすごいから間の三。
本自体の構成がひどいから伝わりにくい。
もっといい作家さんちゃんと書いてくれないかな〜