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みんなの感想・レビュー・書評
(96レビュー)
本当に好きなことを信念持ってやり遂げるって、
難しくて、でもすばらしいことで。
守るものがあるから、
大事にしたいものがあるから、
だからこそやっていけるんだなって実感。
父子の日常が淡々としかし暖かく描かれています。賞をとるかどうかで売り上げが違うとか、審査員の好みとか賞をとりやすい作品の傾向とか、当たり前かもしれないけど、作家も一種のサラリーマンなんだな、と思いました。個人的にはカケルは可愛いけどしっかりしすぎな面がある。最後の方で奥さんの死の真相に迫る展開になりますが、爽やかな展開で終わってよかったです。欲を言えば女性関係が今後どうなるか、もう少しはっきりしてほしかったかな。
文学賞受賞の舞台裏については、色々な作家のエッセイなどにも記されているが、こちらは小説にその生々しさを織り込んでいる。
出版社や審査員や編集者の関係や立場など、リアルにトレースしながら、妻に先立たれた作家の父親と子どもを人情話のように描く。
何度も読み返す稀有な本。親と子の話だけでは無く、石田衣良氏独特のサラッとした描写が読み易さを加速させる。後半妻の死の真相等話の方向が尖ってくるが、全体的に見るとそれをも内包する話自体の柔らかさが優しい気持ちにさせられる。
温かい気持ちになりたい人にはお勧め。
同時期に出版された「6TEEN」ではなく…、
こちらをチョイスしてみました…。
不思議なくらい…泣きませんでしたねぇ…。
それだけ…清々しく描かれていて…、
むしろよかったです…。
作中の「チッチと子」は…、
この作品と同じなんでしょうかねぇ…??
あと…、
作中の「空っぽの椅子」と「青空の底」も…、
読んでみたい…。
かなりハートフルで爽やかな物語。
いつも思うけど、石田作品はすぐにでもドラマ化できそうな物語が多いけど、これもそう。
読み進めるうちに、石田さんってチッチにたいな素敵な人なんじゃ?みたいに重なってくるから不思議。
結果的にかなり作者に味方してる作品になっていると思う。
狙ってるのかも・・でも憎めないのが石田さんの特徴。
それに悔しいけれど、奥さんのビデオのシーンでは泣いちゃう。
父から子、子から父への思い。夫から亡き妻へ、子から母への思い…と、一作家の家族の物語を淡々と描きながら揺るぎない家族の絆を感じさせてくれる。
実に淡々とした生活が描かれており、劇的な変化が交錯する、ドキドキするような物語では決してないのだが、多くの家族の日常って、こんな抑揚がない日々の積み重ねではないのかなぁ…って思うと、逆にとてもリアルに彼らの生活が、読み手に重なってくる感じがする。
石田衣良作品初。
面白かった。
でもカケル、ませているし、その反面甘え過ぎ。
可愛い部分は大人が子どもにこうあって欲しいという願望のもとに設定されているように思った。
直木賞受賞をめぐる候補者の心情や出版社の裏側が垣間見える作品。作家という職業の現実に、父子家庭ゆえの問題などが上手に絡んできて、主人公のプレッシャーが伝わってきたが、どちらかというと職業紹介という感が強かった。
最初の方はこの本あんまりーって思ったけど、カケルくんがかわいいし、亡くなった奥さんのことをずっと想ってる主人公がいいなって思った
奥さんのビデオレターのメッセージがよかった
前半35ページと、気になってラストだけ確認して、閉じてしまった。
これは誰のためのお話なのだろう?
「数少ない」売れっ子作家の石田さんである。ハンデ?と傷、幼い子どもを抱え、同時にそれに支えられながら自分を貫くことで成功する、という主人公/ストーリーには、どうしても彼じしんを重ねてしまいそうになるけれど、でも自分はそれを高みの見物か、とか、人の苦悩をエンターテイメントに落とすな、とか反論はでそう。
実際にそういう立場から、私小説として書かれていたら、それは切々としみる気がするが、どうも、なんか違うのだ。
私は石田さんの作品と概して相性がよくない。じゃあ読まなきゃいい。そのとおりだ(売れっ子だしな)。
妻を交通事故で失い、小学4年生の息子のカケルとふたりで暮らす、売れない小説家 青田耕平の物語。
イマイチ頼りないシングルファーザーの耕平と、しっかりものの息子。父は息子の愛情だけでなく、義母、編集者、書店員、銀座のホステスなど、たくさんの人に支えられながら小説を書き続ける。そして念願の文学賞(直木賞)を受賞する。死んだ妻が天国で見守る、父と子の愛情と成長の物語のような感じが哀しくもあたたかい感じ。
すんごくよかった!!カケルもチッチも頑張ってる。ママッチの最後のビデオもとても泣けたし。。。チッチの恋の行方を続編で続けて欲しいなあ~。。。カケルはすんごくけなげ。かわいい。こんな息子がほしいなあ。育て方なのかな。私も頑張ろう。11.2読了。
事故で奥さんを亡くした売れない作家の青田は、小学生の息子と2人暮らし。子供の世話をしながら、そこそこの執筆活動を続ける毎日だった。
そんなとき、彼の作品が「直本賞」の候補となり、また身の回りでも様々な
ことが起こる。
父である青田を「チッチ」と呼び慕う息子。親子であり、男同士であり、時にはお互いのことが分からなくなったりもしながら、しっかりしたきずなで結ばれている2人。
そんな2人のやりとりや、青田の心理描写などなど、ほんのり、しみじみ…
という感じで、良かった。舞台も私にとって馴染み深い神楽坂だったのが
嬉しかった。
万年初版作家の父(チッチ)と子(カケル)の物語
妻を事故で亡くし、二人で暮らしている
家族や友人などの周りの人の暖かさや
ちょっと大人びたというか賢いカケルとの親子愛
また、小説業界(賞レース)事情はリアル感が伝わってきました
妻の死の真相に関してもぐっと来る所がありました
暖かいお話が好きな方におススメです
作家さんの裏側を見せてくれた作品。
![第3回 ブクログ大賞[2012]](/ad/1201/award_booklog200_65.gif)

