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みんなの感想・レビュー・書評
(10レビュー)
実は人間は「食べられる側」が多かった、という主張の本。
よく「狩りすぎてマンモスが絶滅した」みたいな「狩猟をする原始人」のイメージが強いけれど、大型肉食動物が今より多かった大昔では、むしろ餌になってたほうが多いわけで、「食べられる原始人」は当たり前といえば当たり前かもしれない。
ただ「食べられる原始人」は考古学者たちは誰も認めたくなかったんだろうな、と感じた。
あと「肉食」が大々的に始まったのはネアンデルタール人以降だった(「肉食中心」だった為にネアンデルタール人は滅んだ?)とか、二足歩行は偶然の副産物だった、など知らない事が多かった。
中々面白い本だった。
久しぶりに読んだサル学本。
本屋さんの面出棚を席巻していたあの頃からだいぶ経ち、調査研究も進んだのですね。
「ほかのサルはみんな喰われてんのに、ヒトだけ狩るほうだったって、んなワケないじゃん」が本書の主旨です。
「捕食する・される」と「被食される・となる」の混錯表記が散在しちょっと当惑しますが、翻訳もよくこなれた良い古生物学一般書だと思います。
農耕民族と狩猟民族とか、人間原理やら新興宗教原理だのにカブれる人も、たまにはこういう本を読んだらいいのに。
あと注釈と出典は出版社のWEBサイトに掲載しています、ていうのもちょっと新しい試みっぽいです。
言われてみれば、そうだよなという内容。
しかし、日本語題しか見ずに買ったので、進化のほうにウェイトをおいて期待していたので、捕食されていたという事ばかりで一寸物足りない・・・
買う前にもうちょっと内容を把握しておけばよかった。
第1章 ありふれた献立の一つ
第2章 「狩るヒト」の正体を暴く
第3章 誰が誰を食べているのか
第4章 ライオンにトラにクマ、なんてことだ!
第5章 狩りをするハイエナに腹をすかせたイヌ
第6章 ヘビにのみ込まれたときの心得
第7章 空からの恐怖
第8章 私たちは食べられるのをぼうっと待っているだけではなかった
第9章 気高い未開人か、血に飢えた野獣か
第10章 狩られるヒト
実はこれ、発売時に一度読んでいる。図書館で見つけて借りたのだが、偶然にも先日読んだ「欲しい ほしい ホシイ」の参考文献にもあった。
人類は捕食者として進化してきたように描かれてきたが、
実はかなりの割合で被食者であったという説。
肉食ほ乳類、猛禽類、大型爬虫類などの強い敵から身を守るために、脳や知性がここまで発達したという説はかなり腑に落ちる。
20090408
ヒトは大型猫類、オオカミハイエナ類、ワニ類、猛禽類に捕食されながら生き延びる知恵をつけて進化したらしい。
当初から知恵をつけて動物を狩りたてて生きてきたのでは断じてない。
いろんな本を読むたびに出てきて気になっていた本。人類が食べられるものだったと言う事実について 今でも実は食べられてるのよ っていうこととか 初期人類の時代にはこんなサイズのこんな動物がいた っていうこととか を 延々書いているんだけど それはそんなに 信じられないことなのかな?そして 食べられないために どんな風に進化してきたのかを考えている本
著者はおそらくキリスト教。前提がヒトは紙に作られたもので完璧、他の動物の頂点という考え方があり、食べられることはない。でも証拠(ほとんど頭蓋骨に残された噛跡の一件のみ)があるから食べられてたのは間違い...
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