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この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
(57レビュー)
今が今であることもそうなるべきだったからなのかな。
人は時を作るし、時は人を作る。
義仲を思う巴の気持ちが痛いくらい伝わってきて自分も叫びたくなるくらい悲しかった。
過去に愛し合ったもの同士たとえ記憶がなくても現在で繋がっていたらいいなって思った。
時代の寵児を作り出すべく引きずり込まれた友恵と武蔵、二人がそれぞれ作った徒花が散るまで。
もう一人時間旅行をした志郎の活躍が少し目立たなかったのが残念でした。
現代を生きる高校生の友恵と武蔵。 ある日の帰宅途中、彼らは不思議なことに源平の時代にタイムスリップしてしまう。 さらにふたりははぐれたままその時代で生き抜いていくことになるのだが・・・ 木曽義仲、源義経。朝廷。平家。北条家。 「時」という運命に囚われ、戸惑いながらも必死に生きていくそれぞれの主人公。 朝廷による律令体制から武家による幕府体制へと転換していく動乱の中、 果たして彼らの... 続きを読む »
最後が突然でしたが、「生きる意味」というものを考えさせられた。果たして自分には、それがあるのだろうか?おそらくあるんだと思う。それを探すためにも元気に生きよう。
上巻から引き続き読み進めて、一気に読んでしまった。この物語は平家物語をベースとして創作小説だが、下巻では時代が変化する場面が、次々に描かれる。平氏と源氏の戦いから鎌倉時代の幕開けという日本史で学ぶ展開である。そして現代からタイムスリップした2人は、その展開を知っている。
僕が(そして、タイムスリップした2人の登場人物も)、次の展開を知っている物語でありながら、次を読み進めたくなり、一気に読み切ってしまったのは、歴史上の人物が生き生きと臨場感溢れる形で描かれていたからではないかと感じる。タイムスリップというミステリアスな側面を除いた純粋な歴史小説と考えて読んでも十分に楽しめる小説だと、僕は思う。リアリティを求める歴史小説ファンには物足りないかも知れない、臨場感があって読みやすい作品である反面として。
題名に惹かれました。
ともに剣道を嗜む、幼なじみ同士の友恵と武蔵、友恵の親友・由紀の弟・志郎が紅い雷に導かれて降り立った800年前の日本。3人は、何によって呼ばれ、何を為さねばならないのか。
新しい「平家物語」の世界。
ただただ切なかった…
しかし、号泣するにはなんか足りなかった感じ。
登場人物が多いのに、人物描写が淡白すぎてなかなか感情移入できなかったです…
もっと歴史に抗ってほしかったなぁ。
ラストが期待よりあっけなくて逆に寂しかったです…。
800年後の再会が同じことの繰り返しでなさそうなことが救いです。
友恵と武蔵が来世は幸せになれることを祈ってます。
喉の奥が痛くなるくらい、感情的になった。 幼なじみの友恵、武蔵が、 源平時代にタイムスリップして巴、武蔵坊弁慶って言う敵同士になってしまうとこが運命の定めは酷じゃなって思う。 800年前の未来を生きて歴史を知った2人がタイムスリップして、自分が巴、武蔵坊弁慶って気づいて、運命を変えてやろうって必死にもがくところが苦しくて仕方なかった。 最後の友恵(巴)と武蔵(弁慶)の場面で、 ひょっとし... 続きを読む »
「四日間の奇跡」の作者さん。
設定の目新しさよりも、感情・でき事の丁寧で鮮やかな描写が魅力だと思います。
タイムスリップというネタ→△
主人公達が時の流れに抗うけれど、どうにもならない切なさ→◎
登場人物たちの性格、背景、その結果取ってしまう行動、生き様→◎
先の展開が読める小説は嫌いという方も、
本屋さんで少し眺めて文章が気に入ったなら、全編読んでみる事をおススメします。
「『よし我らが水の流れなら俺は激流になろうと思う。この木曾を古今に類のない激しい流れとしてみせる』
~中略~
そして友恵はその川の名を思う。
―人はそれを歴史と呼ぶのだ。」
鎌倉旅行予習大作戦、歴史編。に集めた中で、これを一番最初に読んで本当によかった。 現代の高校生が動乱まっただ中の鎌倉時代にタイムスリ〜ップ!!!それぞれ歴史上重要な人物として大活躍!なんだかチープな設定だぞ、と思いましたが、おもしろいおもしろい。大まかな流れは押さえやすいし、主人公視点で見ているので、登場人物が皆とても魅力的に描かれています。 淡い恋心を抱いていた高校生2人はタイムスリ... 続きを読む »
粟津之章の中盤からページをめくる手が止まりませんでした。義仲を守りたい一心の友恵を心から応援しました。歴史が変わってはいけないことはわかっているのですが変わることを願ってしまいました。
反対に武蔵にはどうしても感情移入は出来なかったです。義仲を想う友恵の潔さに比べて武蔵は潔さに欠けると思いました。
義高を語る大姫の話は涙無しには読めませんでした。若すぎる二人の小さな恋が 無残な最後を遂げてしまったことを悲しく思います。
上巻あんなに面白かったのに……。と、何だかがっかりを通り越して、歯痒い気持ちに。
義仲の息子が囚われの身になって、その先で小さな恋のメロディ的なロマンスが生まれるも、結局は捕虜の身として己の運命を受け入れる小さな男の子と女の子のくだりが、一番こころに沁みた。
最後の最後まで、友恵のことを想っていた武蔵が、かわいそうだと想う。女心は、案外移り気なのかもしれない。
途中中だるみしましたが、中盤から盛り上がってみたので一気に読みました。
これ歴史がそんな興味ない人も楽しめるし、多少脚色してるものの勉強になってよいかもです。
とりあえず頼朝嫌い 義仲超好き
高校生の友恵と武蔵、そして友恵の友人の弟である志郎が過去へとタイムスリップし、それぞれ歴史上の人物としてその世界で生きていく物語。
タイムスリップ後の友恵と武蔵の順応性の高さには違和感があったものの、
それを気にしなければ2人のその後に釘付け。
特に友恵の行動、想いには涙を流す場面が多かったです。
未来を知っているのにそれを阻止できない歯がゆさは相当なものでしょうね。
それなら知らない方がどれだけ救われるか。。
上下間通して結構長い話だったので
歴史ものが苦手な私は途中で流し読みしてしまうところもありましたが
この時代の話が好きな方にはたまらない1冊だと思います。
現代の高校生、巴と武蔵が源平の時代にタイムスリップし史実のひととなる面白い設定!また歴史のお勉強にもなりました。
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