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この作品に関連する談話室の質問
みんなの感想・レビュー・書評
(68レビュー)
家の近所にBOOKOFFがありまして、ときどき覗きに行くんですが、この作品はそこで文庫本を購入。
第3回「このミス」大賞受賞作だそうです。
「このミス」大賞受賞作ははじめて読みましたが、毎年年末は「このミス」を見るのが楽しみで、ベストテン上位にきている作品にははずれ作があまりなく、本購入の指標にしてます。
で、「果てしなき渇き」です。
文庫の解説によると、この作品はいわゆる「ノワール」、虚無的・悲観的・退廃的な指向性を持つ犯罪小説というジャンルに属するらしいです。
たしかに、そういう小説です。小説に力があるというか、ぐいぐい引き込まれました。ちょっと、えぐくて、「それはどうよ?」と思うところもありましたが、それなりにこういう小説を堪能しました。読後感はあまりいいとは言えませんが(笑)。
「果てしなき渇き」アウトバーンを読んでちょっと気になった深町秋生さんのデビュー作で、第3回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞した作品です。 とはいっても、作品全体に漂っているのはミステリーというよりも、人間のダークを次から次へと見せていく後味の悪いと言うか、救いようのない雰囲気です。この雰囲気は馳星周さんの作品に通じる感じですね。 物語の軸になっているのは、失踪した娘を追いかけ... 続きを読む »
主人公クズっすなー。
怒り出すポイントがよくわかんないうえに、理不尽、かつ、暴力的。
エログロにはしってますね。ミステリーってのはこういうのもありなんだな、と。素敵に破滅で読んでて楽しい!ってなるものでも無いですね。
「このミス大賞」「驚愕の結末」とあったので期待して読んだのですが、期待ほどのものはなく、ちょっとがっかり。
あまりにも内容が殺伐としていて、登場人物のほとんどすべてが壊れている人間であることから読後感もあまり良くない。
確かに最後まで読ませるところは大賞を思わせる部分もあったが、殺伐とした雰囲気が好きな人以外には薦められない。
第三回このミス大賞受賞作。
失踪した娘を探す元刑事の藤島。
同級生からのいじめに悩むボク。
二人の視点で物語が展開していく。
文章がかなり暴力的で、途中で顔を背けたくなる。どこまでも脱落していく二人の主人公の姿は救いようがないが、途中で止められない中毒性もある作品。
行方不明の娘を捜す、父親の話です。が、読み進めるにつれて、主人公の異常さがどんどん増し、墜ちていきます。小説を読んでいて、気分が悪くなったのは初めてです。ただ、何というか、パワーがあります。一歩間違えば、ジャック・バウアーもこんな感じだろうなぁ。
部屋に麻薬のカケラを残し失踪した加奈子。その行方を追う、元刑事で父親の藤島。一方、三年前。級友から酷いイジメにあっていた尚人は助けてくれた加奈子に恋をするようになったが…。現在と過去の物語が交錯し、少しずつ浮かび上がる加奈子の輪郭。探るほどに深くなる彼女の謎。そして用意された驚愕の結末
部屋に麻薬のカケラを残し失踪した加奈子。その行方を追う、元刑事で父親の藤島。一方、三年前。級友から酷いイジメにあっていた尚人は助けてくれた加奈子に恋をするようになったが…。現在と過去の物語が交錯し、少しずつ浮かび上がる加奈子の輪郭。探るほどに深くなる彼女の謎。そして用意された驚愕の結末とは。全選考委員が圧倒された第3回『このミス』大賞受賞作品。読む者の心を震わせる、暗き情念の問題作。
例えばランナーズハイのように、走り続けていくうちにテンションがあがってしまうようなそんな小説。ビジュアル的なイメージとして深作監督の『いつかギラギラする日』を思い出す。テンポよく駆け出して、疾走し、次第に暴走へ。湿度が高くて粘りけのある日本の夏っぽい作品。
最初の段階での父親のキャラがつかみにくい。内容は失踪した娘(加奈子)を父親が探すハードボイルド?のもの。
後半は意外と読みやすかったが、前半のいまいち不明な箇所に引っ張られてしまい残念な印象が残る。
全体的に寂しさが漂っていて、読後感も寂しいというかあまり印象に残らなそうな予感がする。
主人公が下品だし野蛮でとても感情移入なんてできたものじゃない。
まったく理解できない。
少年が犯される場面もグロいし、
主人公が主婦をレイプするのなんて最悪でした。
読み終わったあとも、途中経過が酷すぎてモヤモヤ。
なぜ、「このミス」なんだろう?????
第3回このミステリーがすごい!大賞。
元刑事が行方不明になった娘を探す話。
ハードボイルド色を出したかったのか、元刑事は人生投げやりな感じだが、暴力や覚醒剤などけして褒められた行動ではなく、あまり好ましい印象はない。
そんな本筋と並行するように、いじめられ高校生の独白が挿し込まれる。これが元刑事の話と交錯し、娘の行方は最後で意外な結末に…。でもなんか誰も救われない、もやもやした読後感。タイトルと内容もあんまり一致しない。
犯罪のオールスター感謝祭。
ここまで主人公に感情移入・共感できない小説は少ないでしょう。
現在と3年前の話は交互に描かれていて、活字が違うので混乱せずに読めました。
このミステリーはすごい! 大賞です。
第3回『このミス』大賞受賞作品ということで手にとってみた作品。読んでみると舞台が埼玉で情景が想像しやすかった。読んでいて痛々しい描写がいくつもあり「ああ・・・」となります。
高校生の娘が部屋に薬物を残したまま失踪してしまい、それを追う親父の物語。ただその親父に問題があり、当の本人はそれをほとんど自覚していません。結末の犯人にも確かに驚いたのだけれど、事件から明かされてくる娘の人間関係だったり親父との問題だったり、そういったことの方で頭は埋め尽くされてしまいました。
“読む者の心を震わせる、暗き情念の問題作”
と紹介文があったのですが、まさにその通りという感じでした。
焦燥感
憤り
怒り
絶望
哀しさ
息苦しさ…
個人的に、好きにはなれない...
![第3回 ブクログ大賞[2012]](/ad/1201/award_booklog200_65.gif)

