みんなのレビューページ
この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
-
医師が時間にルーズであることを許されている背景には、業務がプライベートに浸食しがちだというウラ事情がある。
― 119ページ -
真夏の昼下がりの静けさと真冬の真夜中の静寂
― 131ページ -
影などではない。鏡だ。相手を映し出すが、自分の裏側は決して見せない。
― 196ページ
みんなの感想・レビュー・書評
(859レビュー)数年前に放送されたドラマも見ていないので、「バチスタ」の意味もわからないまま読み始めた。専門用語が出て来るため、ページを行きつ戻りつしてしまうが、それはそれとして、田口の医者らしくない飄々としたキャラクターが魅力的なので、どんどん読み進めることができる。大学病院の微妙で泥臭い内情も描かれていて、とても興味深い。登場人物もそれぞれ個性的だが、特に桐生と鳴海の今後の関係が気になる。リスクマネジメント委員会は、田口にどのような災厄と福音をもたらすのだろうか。下巻を読むのが楽しみだ。
これが処女作とは思えない程の圧倒的な世界観。
キャラも1人1人がしっかりしていて(変人も多いが)、それぞれの会話も面白い。
特に田口のキャラが良く、彼の視点を通した視点での話の展開には目をみはるものがある。
海堂尊の名を1作目にして世に知らしめた貴重な1冊。
第4回『このミス』大賞受賞作。韓国語クラスの女性が面白いと言っていたのを偶然 BOOK-OFFで目にして購入。あまり期待していなかったが確かに受賞作だけあって面白い。ただ500頁あまりにも関わらず なぜ分冊にしたのかが よくわからない。まあ、1300頁以上ある弁当箱のような京極本も考えものだが・・下巻になって ようやく第2の主人公 白鳥氏登場!!
医療ものはやっぱり難しいですけど、話としては面白かった。
映画→小説の順で見ましたが正直映画があまり・・・という印象だったのですが色々設定や話が違っててやっぱり原作が面白かったです。
ドラマのシリーズはジュネラルから見てるのでまだバチスタのドラマは見てないんですが…カテゴリはとりあえずドラマ化に入れましたw
映画はそもそも性別が違う時点で別ものですよねぇ…。
この作品、たぶん一般には下巻の方が評価が高いのだろう。確かに、エンターティメントとしては下巻の方が引き込まれた。しかし、一部の人にとっては上巻の方に小説としての価値を見出すに違いない。それは、田口のような生き方に憧れる人である。組織内の出世競争からは自ら降り、決して周囲から高く評価されるわけではないけれども、自他共に認める自分の居場所を手に入れ、苦しんでいる人の役に立つ仕事をする。大多数の平凡な人は、それなりの社会経験を積むと、そんな生き方を理想と思い始めるのではないだろうか。現実には、白鳥のような人間にはなれないのだから。
病院独特のセクショナリズムを逆手に取った発想と個性的なキャラクターは単純に面白いと思ったけど、根本的なトリックやフェイクに目新しいものはないし、文章もそれほどお上手ではないので映像作品ほど楽しめはしなかったなというのが正直なところ。べつに小説でなくても、脚本家に転じた方が化けるような気がする。
あと個人的な問題、上っ面の設定さえ良ければそれを本にしてしまいあまつさえ受け取り手側もそれを読みやすいと歓迎する風潮に大いに疑問を感じている身なので、編集側がもう少し粘って捻るべきだったのでは?という感慨を抱かざるを得ない。読みやすさと簡易さと稚拙さはイコールではないと思うんだけど、まあ、でもそれはここで言うことではないので以下省略。息抜きにはいいけど、真顔では受け取れない作品。
ドラマを見てから読んだので
脳内ではドラマのキャストで話がスタートしましたが
少しずつ、表現とかでキャストからずれていって
ドラマはドラマの、
原作は原作の話として読めました。
やっぱり原作っていいなあと思うのは
その人の背景とか、立場とかが見えるし
台詞の裏側とか、その重みとか
あとから読むとまた違うのもいい
不定愁訴外来(またの名を愚痴外来)の主である田口先生は 手術とか死体にはあまり縁のない神経内科医。 最高のスタッフを率いて心臓手術を何度も成功させる桐生医師とは 同じ病院で勤務しているということぐらいしか共通点がない。 しかし最近、その桐生医師がリーダーであるチーム・バチスタの息が 乱れ始めており、事実何度か死亡例が出始めた。 田口はまさかの院長命令によりバチスタを調査することになって... 続きを読む »
映画の方は以前に見ていたのっで、オチを承知しつつの原作読みです。
文体が結構鼻につきますね・・(苦笑)
ただ、内容は面白いです。
お医者さんってすごいな~・・と感心しつつ下巻へ。
さすが大賞を取っただけのことはある、と思わせるスピード感とテンポの良さ。キャラクターがそれぞれ際立っていて面白い。
![第3回 ブクログ大賞[2012]](/ad/1201/award_booklog200_65.gif)

