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みんなの感想・レビュー・書評
(69レビュー)もう20年程前のことだろうか、「大聖堂」が新潮社より出版された時、「針の眼」で有名なスパイ小説作家が中世を舞台にした作品を?と思った記憶がある。「薔薇の名前」のウンベルト・エーコならいざ知らず、スパイ小説作家に中世が描けるか!と思い、また千八百頁もある分量の為、書評紙等での高い評価にも関わらず読まず嫌いを通して来た。ある日、関空内の書店で偶然手に取る。原著者からのメッセージを読み著者が最初に書こうとしたテーマであったことを知り俄然興味が湧いた。上巻を読み終わり期待は裏切られなかった。小説ではなく将に物語。
【1989年初刊/2005年SB文庫初版/2012-01-25購入】
12世紀イングランド、スティーブンvsモードの王位継承争いの時代を背景に、大聖堂建築を巡って繰り広げられる夢と野望と愛憎の物語。
ドラマ版(リドリー・スコット監督!)をNHK-BSで見てすっかり虜に。その後の続編「大聖堂-果てしなき世界」とともに600頁超×6巻をオトナ買い。もっと早く出会うべきだったけど、しばらくハマれそう。
1月10日読了。中世イギリスを舞台にした小説。辺境の修道院の改革を成し遂げた実力派院長のフィリップ、神の威光を実現するため大聖堂建設を目指すが、貴族同士の陰謀・職を探す石工の親方トムらの思惑に巻き込まれていく・・・。1冊1冊が分厚い3部作の1作目だが、クラシカルな時代考証、修道院の存在意義・いかに生計を立てるか、修道院と貴族・国王らの力関係など、興味深い薀蓄に溢れており、かつ主要な人物たちの、いかにも現代的でない・当時を懸命に生きたであろう人々のリアリティ(偏見に満ち溢れ頑固ではあるが、基本的に素朴で愛すべき善良な人々・例外あり)があり面白い。先が楽しみだ。
壮大な話だった。
教会に住む人は正しく、神に守られている。
そうであれば、世界はどんなに単純で、楽に生きられるだろう。
けれども、決してそうでない。
そうでないからこそ、人はよりよく思慮深く生きていくことができるのかもしれない。
3冊組で、読み始めるまでは、正直面倒だとも思ったが、グイグイと引っ張られて
あっと言う間に読んだ気がする。
こんなに読み耽ったのは久しぶりだ
12世紀イングランドを舞台に、大聖堂建設をめぐる壮大なドラマが繰り広げられる。
登場人物が魅力的。構成が鮮やか。建築にまつわる知識に圧倒される。農民や騎士の生活様式・思考様式などといった描写がもの凄く生き生きとしている。目前にまざまざと立ち上がってくる。憤り、息を飲み、安堵し、応援してしまう。
中巻から下巻までの盛り上がりが大変気持ちいい。
ぷはー、面白かった!
ボリュームがあって読了感はものすごいです。ロマネスク・ゴシック建築の勉強になるかと読み始めましたが、予備知識がないと場面をイメージし辛かった箇所が私は結構ありました。度々エグい描写もありますが、人間関係が入り組んでいて引き込まれました。
大聖堂に魅せられた石工トムのお話。
かなりのボリュームで、なかなか読み切ることが出来なかったけれど、文章の中に引き込まれて飽きずに読むことが出来た。どんな展開になって行くのか?どんな風に絡み合ってゆくのか?気になる気になる。。中•下巻もあるとは・・・どんだけ長編。。_| ̄|○
12世紀のイギリスの大聖堂職人の話である。
次から次に事件が起こり、ハラハラドキドキの展開に、
600ページが3冊の本を4日で読み上げました。
壮大な叙事詩とも言える作品、NHK-BSでリドリースコット監督のドラマを録画が途中で途切れてしまい、ボー然。
再放送はないのか!?
お勧めです。
腕のよい石工のトムは「美しい大聖堂を建てたい」ことを願い、家族を連れて仕事を求めて旅をする。一方で、若い修道院長フィリップはモラルと財政の破綻した修道院を建て直すために、政争の世界に身を投じていく。
輻輳した人間関係と、小気味のよいプロットは流石ケン・フォレットといった感じ。中世らしいオドロオドロシイ感じもよく出ています。
今後の展開が楽しみ。
「お、これは……」
と思える大ボリュームの小説です。
1冊約600Pで、(上)(中)(下)の3巻=約1800P。
それでも、連休などで一気に読んでほしい作品です。
読後の達成感がすごくありますよ。
舞台は12世紀のイングランド。
大聖堂の建築に関わる人達、
そして大聖堂を取り巻く様々な愛憎劇を描いています。
上巻は、主役級の出自や、時代背景、舞台設定、人物関係の
説明が主。
建築職人・神父・伯爵令嬢。一見なんの繋がりもなさそうな
3人の人生が、少しずつ交わっていきます。
翻訳の方が上手なせいか、
海外作品ながら非常に読みやすい。
上巻が違和感なく読めれば、
(中)(下)で怒涛の展開が待っています!
連休中に全巻読み終えました。
ケン・フォレットの作品はおしなべて外れなく一期に読ませるストーリーばかりですが、惜しむべくかそれ以上ではなく、時間つぶしの読書になる恨みがあります。
大聖堂の建築を中心にして繰り広げられる人間の愛や憎しみ、欲望、復讐などを描いた作品。登場する人物がそれぞれ完全でないところに本来の人間らしさ、人間くささを感じる。必ずしも正義が勝つわけではなく、時には悪に圧倒され辛い逆境に耐えながらも少しづつ成長していく登場人物に次第に引き込まれていってしまう。人間の憎愛を中心に話が展開しながらも作者の大聖堂に対する入念な研究による深い知識がよりこの物語を面白くしていると思う。
いつかこの手で大聖堂を建てたい――果てしない夢を抱き、放浪を続ける建築職人のトム。やがて彼は、キングスブリッジ修道院院長のフィリップと出会う。かつて隆盛を誇ったその大聖堂は、大掛かりな修復を必要としていた。折りしも、国王が逝去し、内乱の危機が!十二世紀のイングランドを舞台に、幾多の人々が華麗に織りなす波乱万丈、壮大な物語。 (裏表紙紹介文より) *** NHKの大聖堂建築番組を観たあ... 続きを読む »
NHKのBSあたりで放映してる海外ドラマ原作。ベストセラーになるわけだわ。先が知りたくて仕方がない。同じ中世だけど、日本の勾玉シリーズとは自然や文化だけでなく、空気が違う。ちょっち悪人が多めで淀み気味。大人向けだもんなぁ。
裏表紙紹介文より
いつかこの手で大聖堂を建てたい ーー 果てしない夢を抱き、放浪を続ける建築職人のトム。やがて彼は、キングズブリッジ修道院院長のフィリップと出会う。かつて隆盛を誇ったその大聖堂は、大掛かりな修復を必要としていた。折りしも、国王が逝去し、内乱の危機が!十二世紀のイングランドを舞台に、幾多の人々が華麗に織りなす波乱万丈、壮大な物語
12世紀ダークエイジのイングランドっていうのがわたしには勉強不足。しかし、登場人物たちのキャラが立っているおかげで面白く読めている。上巻ではレディ・リーガンが印象に残る。ヒョウ柄のドレス姿を思い浮かべてます^^;
自らの采配で大聖堂を建立するのが夢の石工の親方一家の話と、イングランド王家の跡目に纏わる話。餓死も目前というどん底一家と王族とが様々にリンクしながら進んでいく壮大な物語。上巻(全体の三分の一)を読み終わっても未だ登場人物の紹介が終わってやっと事件が動き始めたところ!
2011年1月21日読み始め 2011年1月28日読了。
ずーっと前から積んでたのだけど、NHKがドラマを放送するということでやっと読み始めました。
12世紀のイングランドを舞台に、建築職人トム、修道士のフィリップ、伯爵家のお姫様アリエナなど複数の視点から物語はすすんでいきます。とにかく長い作品ですが、複数視点、それに描写も細かく、これは全3巻になっちゃうだろーなーと思いました。しかしドラマ化するならもっとすっきり削れるかもしれません。
出生の謎や陰謀、愛情などが絡んだ物語は先が気になってグイグイ読ませてくれます。
でも、ちょっとこう…俗っぽいというか、勧善懲悪ものっぽさがありますね。それが読み易いといえば読み易いのですが…。
![第3回 ブクログ大賞[2012]](/ad/1201/award_booklog200_65.gif)

