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みんなの感想・レビュー・書評
(33レビュー)「ランニング・ハイ」、辞書には「マラソンやジョギングなどをしていて最初は苦しいが、走っているうちに段々と気分が良くなってくる現象」とある。 上中下千八百頁の大分な分量、翻訳、中世と言う馴染みのない舞台。はっきり言って直ぐに物語世界に入り込める訳ではない。但し、仕事の合間に少しずつ読み進めるうちにこの世界を読むことが日常に転ずる。将にリーディング・ハイ状態。読み終わることを望まない物語。中巻を読んだ時点で二百年後の続編「大聖堂―果てしなき世界」を読みたくなった。勿論、続編が正編を越えることは稀であるが・・・
1月17日読了。中世イギリスにて大聖堂の建設が進む修道院を中心に人々の人生・生活・夢などを描くシリーズ2作目・中巻。領土を追われキングスブリッジまで逃れたアリエナ・リチャード姉弟は虜囚となった父の前でハムレイ家への復讐を誓い、フィリップ院長の下トム・アルフレッド・ジャックらの働きの下、大聖堂建設は順調に進んでいるかに見えたが・・・。大聖堂に一番執着のない、アリエナがこの巻の主人公だったか。国の領土を統べるのは国王だが、その領土には国王よりもっと偉い「神」に与えられた職務を果たすべく修道院を領地に立て経営する修道士たちがおり、さらに国王に仕え戦争では褒賞目当てに働く騎士・貴族らがおり、それぞれの領地の収入は農民らの働き次第、と中世の権力関係は複雑だ。「法」「正義」も、誰の名の下でそれが行われるかによって内容は変わってしまう、絶対的に正しいもの・概念なんてのは昔も今もないのかもしれないな。
登場人物が出揃い、話が目まぐるしく動いてゆく。
それぞれが自分の目的のためにお互いを利用しあうのが面白い。
イングランド王室の内紛に登場人物が振り回されていくのもはらはらさせられる。
なんと、トム・ビルダーの大聖堂建立物語かと思っていたらキングスブリッジの大聖堂建立物語だったのか。。。
ウィリアムの悪い事悪い事ウォールランのあくどい事あくどい事。悪魔のような非道な輩( TДT)
苦難の連続・立ち向かう登場人物・加速してゆく物語。
特にジャックの初恋の行方はいかに!
益々目が離せなくなります!!
舞台は12世紀のイングランド、キングズブリッジ。
ここに、大聖堂を建てようとする人々の物語。
神父のフィリップ、元伯爵令嬢のアリエナ、建築職人のトム。
それぞれの人生がキングズブリッジを中心に動き始めます。
三人はそれぞれのやり方で、
協力しながら大聖堂を建てようとします。、
しかし、それを快く思わない人々の陰謀、
そして国内の政治に左右され、
思うとおりにいきません。
そんな中、大聖堂建築に携わる重要人物が死んでしまい……。
怒涛の中巻です。
上巻を読んだ方なら一気に読んでしまうと思います。
本院の修道院長となったフィリップに任命され、トムが大聖堂建立に着手する日がやってきた。トムの緻密な計画のもと、大聖堂の普請は着々と進んでいった。が、新しくシャーリング伯となったハムレイは、フィリップに敵対する司教と組み、執拗な嫌がらせを仕掛けてくる。自領に比べてキングスブリッジの繁栄に嫉妬したハムレイは、やがて街に焼き討ち打ちを! (裏表紙紹介文より) *** 終わり方がなんとも…!... 続きを読む »
裏表紙紹介文より
本院の修道院長となったフィリップに任命され、トムが大聖堂建立に着手する日がやってきた。トムの緻密な計画のもと、大聖堂の普請は着々と進んでいった。が、新しくシャーリング伯となったハムレイは、フィリップに敵対する司教と組み、執拗な嫌がらせを仕掛けてくる。自領に比べてキングズブリッジの繁栄に嫉妬したハムレイは、やがて街に焼き打ちを!
スティーブン王とマティルダ女帝の戦いは一進一退。翻弄される貴族・宗教家・そして庶民。大きな変化が二度にわたって大聖堂の現場を襲う。果たして大聖堂は建立できるのか。そしてそれは、誰の手によって成されるのか。
2011年1月27日読み始め 2011年1月29日読了。
中になって、話はどんどん加速度を増して面白くなってきます。
アリエナはどん底から這い上がってがんばってたり、修道士フィリップも自分の夢を叶えられる立場になり、トムもともに大聖堂建設に燃えるのですが、イングランドの王位争いが彼らの運命を変えていきます。
アリエナの商売の話は、先物取引の走り?みたいな感じだし、大聖堂建設にあたっての設計図の話も面白いです。
しかし、ハムレイの超悪役っぷりはすごいです。ほんとに死んでほしくなるくらいです…。悪いやつはとことん悪いのが本作です。しかし個人的にはウォールランは結構好きです。
登場人物がどんなに悪辣でもどんどん読み進めてしまうのはどうしてだろう。
アリエナに同情しまくりな一冊でした。
本婚約者に始まり父親にしても弟にしても亭主にしてもロクなこと考えてない!
なんて男運が無いんだろう。そしてなんて狭量な男が多いこと!
彼女の境遇ってスカーレット・オハラに近いものがあるなぁなんて考えてしまいました。
エリンといい、意思を持つ女が迫害されるのは時代の常なのですね。
下巻で見事立ち上がってくれることを祈るばかりです。
ジャックのお父さんの話もわかるといいな
楽しみです。
トム・ピルダーが……。
この展開は、けっこう怒濤の展開でした。
そして、物語と夢は次世代に引き継がれていきます。
ジャックが、アリエナに語った物語のように、物語の力があふれている、すごい物語です。
この小説には、まったくの「いい人」は出てこない。悪い人はとことん悪いんだけど、いい人にも悪い面があったりする。だから、ある人物だけに感情移入して読む、という感じではなかった。それでも、数々の陰謀や不運に負けない不屈の精神を持つトムやフィリップやアリエナは応援したくなる。
2009年5月19日読了。
長いけど、さらさら読めます。
ちょっとファンタジックなところもあるけど、一応歴史にのっとった内容だし、
イギリス人の物語!って感じでいいですね。
男性陣が個性的すぎ?だけど、それがまた面白い。
![第3回 ブクログ大賞[2012]](/ad/1201/award_booklog200_65.gif)

