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この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
(34レビュー)
オタク論は面白い。広義のセカイ系作品も面白い。
クール・ジャパンとやらを、アニメではなくオタクという領域にまで拡げることを容認できるか、大人たちの度量の広さが試されるだろう。
(推薦者コメント)
正直なところもう古い話題だが、若者向けの作品において「セカイ系」というジャンルが流行した。その作品群は、若者の心の不安定性を物語っていたとされる。その意味するところを探る。
エヴァが好きで、「セカイ系」という言葉が気になったので読んだ。美少女ゲームやライトノベルは詳しくないので知らない内容が多かったが、大筋はわかったような気がする。今までとは違う目線でアニメ、マンガが見れるかもしれない。
著者は東浩紀の弟子なのかな?東浩紀寄りな記述が目立った。オタク界でのセカイ系の定義について年代を追った解説がほとんど。オタク界以外の社会やネットの影響などとも絡めて欲しかったな。ネットで手軽に世界の情報を瞬時に知ることができるようになり世界がまるで手に取れるような万能感を持ったことも、世界がセカイへと変化していった理由のひとつな気がするけどどうだろう?震災後、現実へと目覚めなければならない今、時代は社会はどう変化していくのだろうか。現実もゲンジツとしか感じられないようならもうオワリだね。
エヴァっぽい=「一人語りが激しい」だとか、セカイ系=「学園ラブコメとロボットSFの安易な合体」だとか、セカイ系に関するいろんな人のいろんな指摘が面白かった。あと、セカイ系と称された多くのポスト・エヴァの作品は、エヴァを通して漫画やアニメのキャラクターたちが生身の人間と同じような身体や自意識を持つということ、あるいはそこに自らの自己を投影することの不自然さへの驚きと問いこそが生んだものではなかったか... 続きを読む »
2011 5/21読了。Amazonで購入。
@sakstyleの評(http://d.hatena.ne.jp/sakstyle/20100717/p2)を読んでいつか読もうと思っていた本・・・10ヶ月も前か!
タイトルのとおり、セカイ系とは何かについて、もうその言語の隆盛は終わっているのは前提として、整理している本。
元は「エヴァっぽい」ものを指す語として使われていた、というあたりの話が面白かった。
なんであれエヴァはターニング・ポイントだったのだと思う。そして、エヴァを観た人は皆それを自分の物語として語る。私は観てないからわからない。観たらまたこの本についても違う感想が出てくるのかもしれない。 自分はダメだと反省したい、自己批判を自己肯定して、それをまた自己批判…というループを繰り返すのが、オタクだとする。アニメやマンガ、それらをひっくるめたサブカルチャー、オタク文化を楽しむときについ... 続きを読む »
キミとボクの小さな関係性から世界の終末などに話が転換するセカイ系のことが書いてある本。エヴァはオタク向けアニメからオタクの文学へ。今の劇場版でエヴァはセカイ系からの脱却を目指している。
非常に読みやすく、気軽にフーンって感じで読める。
セカイ系にもともと詳しくないので、いろいろと勉強になりました。
ちなみに、セカイ系の作品群を見てないけど、見てみたいという人は、考察の為に本書内でネタバレが含まれますのでお気をつけて。
読みやすいしわかりやすいいい本。
ただ非常にせまいテーマなので後半ちょっとだれるけど。
セカイ系好きな人にもアンチにもオススメ。
「セカイ系とは何か」 実はこの「セカイ系」という単語。前々から興味を抱いてはいたのだが、扱いに困りあぐねていたのでこの本を見つけた時は素直に歓喜した。もちろん即買いである。 実際この問いにすらすらと答えることの出来る人は少ないだろう。オタク文化コンテンツを巡る言説空間で使われるワードのため、知らない人も多いと思うので、一応その定義を説明しておこう。セカイ系とは、一般的に次のような要素を持... 続きを読む »
セカイ系を把握するのに十分すぎるほどの情報量!
だいぶ読みごたえがあって、おもしろかった。
なるたるを読んでセカイ系ブームが自分のなかできていたけれど、この本を読んだらセカイ系はもういいかな、と。
セカイ系は商売に向かない、持続しないとあるように、いくつか見ればもう十分なんだろう。
持続しないのは、セカイ系は終わりがあってはじめて確立するものだろうからかな。
終わりに向かって話が進んでいますから。
キミとボク的な作品なら各種美少女ゲームにも適応されますね。
セカイ系かどうかは別として、自分とヒロインだけっていう閉鎖空間内の関係性は惹かれるものがあります。
他者がいないから虚構性が一気に強くなる。
セカイ系も虚構。
虚構性の強い作品はひとりよがりだから、この作品を見ているのは自分だけではないのかっていう感覚に陥って、そこが好き。
「セカイ系」っていまいちよく分からないので読んでみた。
後半ちょっと混乱した部分もあるけど、セカイ系が広まっていく経緯がわかった気がする。
様々なメディアを取り上げた力作だと思います。
今までwikipediaの説明文くらいでしか読んだことがなかったセカイ系について、その生い立ちからゼロ年代の後半までの一連の歴史と流れが詳しく説明されててとても面白かった。
90年代後半からゼロ年代のオタク文化を語る上で欠かせない、「セカイ系」について評論した本。セカイ系とは、
・主人公たちの危機が世界の危機につながる
・主人公のひとり語りが多い(自意識過剰...
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