- Amazon.co.jp ・本 (68ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834002027
作品紹介・あらすじ
ヒロの妹のアイちゃんは、1歳になったばかりの赤ちゃんです。おかあさんは、アイちゃんにかかりっきりで、ヒロのことをかまってくれません。ヒロはいらいらして「こわいトラだぞ おひげぴんぴんの らんぼうトラだぞ アイちゃんなんて、たべられちゃえっ」と、アイちゃんのベッドにトラの絵を描いてしまいました。するとその晩、「ウォーッ」といううなり声が……。国際アンデルセン賞受賞作家・角野栄子さんの楽しい絵童話です。
感想・レビュー・書評
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ヒロちゃんには1才の妹アイちゃんがいて、両親になかなか甘えられない。「アイちゃんのせいだ」。そこでヒロちゃんは、アイちゃんのベッドに、こわいトラの絵をいたずらがきして……。
両親に甘えられず、なかなかかまってもらえないお姉ちゃんの寂しさが描かれた作品。甘えられないのを妹のせいにしてちょっとにくんだりもするが、最後には妹を抱きしめるところがいい。満足。
トラが動き出すところはハラハラして引き込まれるし、お母さんに教えてもらったおまじないでトラを眠らせるアイデアも楽しかった。
「全部のページに絵がほしい」でも「長いお話がいい」という4才9か月の息子に選び読んだ本。レストランの待ち時間に読み、料理がきても「読んで」、次の料理がきても「最後まで読んで」と言われ、結局最後まで一気に読んだ。特にトラが動き出す場面から夢中になって、楽しんでいたように思う。
「だって、あたし、おかあさんにおはなしがあるんだもの。おねえちゃんのおはなしなんだもの。あかちゃんには、わからないおはなしなんだもの」 -
3.5
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来年の干支にちなんで、寅
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スズキコージさんの絵は好き嫌いが分かれる気がする。
個人的には好きだけど、この話を読んでほしい低学年の女の子は怖がって手にとってくれなさそう。
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赤ちゃんがいるので
甘えられないお姉ちゃんが
妹のベビーベッドに虎の絵を描いちゃう話 -
スズキコージさんの絵が衝撃的だけれど、内容はお母さんを妹にとられちゃってちょっとさみしいって話。お姉ちゃんの気持ちが、よく伝わってくる。久々にお母さんを独占できたときの気持ちは懐かしく共感できた。
ベビーベッドに書いたいたずらがきが、本物のトラになり、襲われた妹を助けようとお姉ちゃんは必死になる。でもそれは夢だった。 -
【12/24】学図。季節の本(トラ)展示1/8~。(女の子)(きょうだい-妹)(父、母)(かぞく)(ねこ)(おまじない)(家具-ベッド)