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この作品に関連する談話室の質問
みんなの感想・レビュー・書評
(37レビュー)
百年間のベストセラーを岡野・豊崎両氏が評論対談する本。
金色夜叉の醍醐味、80年代以降のベストセラーの質の落ち加減。
この二人のざっくばらんな会話を読むと、くそ本でも面白く読めそうな気になる。
ここ百年のベストセラー本を読み直して再評価してみた、という本。やはり昔からベストセラー本が全て良い本だった訳ではないし、つまらない本は消え去っていく。ただ、誰かが良いと言っているから名著として語り継がれてしまっているものもあるけれど。
ただ、ここ2〜30年くらいのベストセラーリストを見ると本当にひどいことになっていて、このリストの中から、これから先に残る本はほとんど無いのだろうという有様。
ダ・ヴィンチの連載されていたのは知らなくて、自宅にあったので読みました。
初めはここまで言わなくても…とか思ったけど、連載で細切れに読んでいたら普通に楽しめたんだろーなと。
連続で一冊分なんやかや文句を聞くのはあまり面白いとはいえませんね。痛快さがあるのが救い。
かと思いきや名作・名文、彼らが高評価している文学なんかも情報として仕入れられるので、この本片手に自分の読書予定リスト作りました。参考にします。
書評家豊崎由美氏の講演を聞いた直後に読んだ本。 『百年の孤独』をもじったタイトルに、ノックアウトされました。 ダ・ヴィンチに掲載されていたもので、岡野宏文氏との軽妙なやり取りを楽しみながら、さまざまな名著についての読み方を知ることができます。 二人の読書量の豊富さには驚くばかり。 時代ごとにまとめて10年ごとに10冊、100年間分で計100冊取り上げているため、文学史的な流れもわかりやすか... 続きを読む »
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百年間のベストセラーを、どこまでも正直に感想を述べ合っている。
売れると良い作品、みたいな風潮があるけど、それって本当にそうなの?という気持ちを満たしてくれる(特に古典)。
また、誉められている作品ももちろんあるわけで、それについても正直に述べられている。
なんとなく、どれも読んでみたくなった。
何気なく手に取ったこの一冊を結局熟読してしまった!ただこっぴどく批判してるんじゃなくて、傑作は褒めちぎってるからただの嫌味な批評本とは全然違います。
読む前からくだらないとわかるような、Deep Loveやせかちゅーまできちんと読んで批評していることには敬服です。歯に衣着せない物言いが清々しい。バカをバカと言い切る潔さも痛快。
作者紹介の文章もありきたりじゃなくて笑わせてもらいました。国語の資料集がこんな感じだったらみんな読むと思う・・。
さっと読んだだけですと好き嫌いで判断されているようですが、ちゃんと筋が通っていると思います。 武者小路実篤『友情』では野島がストーカーっぽい、大宮の行動が首尾一貫してなくて最終的にはとんでもなくひどいやつになっているとか、リチャード・バック『かもめのジョナサン』は独善的で胡散臭いとか、クソミソに言われてましたが、笑えるくらい的を得ていると思います。そんなトヨザキ社長と岡野氏には実篤の『真理... 続きを読む »
ベストセラーが「いい本」とは限らないわけですね。良かったー。『羅生門』はもう一度読みなおしてみようかな。
こうやって誰かと本について熱く語ってみたいもんです。
十年スパンで各十冊のベストセラーを百年分批評しようという試み。歯に衣きせないものいいに、ときに笑い、ときに刮目。情報量もみっちり。対談形式なのだけれど、価値観が似ておられるのか、意外なほど二人の議論が少なくて、ちょっと偏っている気も。
めちゃくちゃおもしろいなあ、この人らの掛け合い……。んでもって小説やそれに限らず虚構がすげー好きなんだなあということが伝わってくる語りの熱さが読んでいてとても心地良い。というわけで早速、堀辰雄『風立ちぬ・美しい村』や中勘助『銀の匙』を買ってきちゃいましたよーう……。でも、今読んだら(その時読んでいても?)トンデモな本をざっくざくと斬っていく時のおもしろさも格別の味わいがあるんだよなあ……ある意味やってる事に律儀だよなあ、そういう名目の仕事だから当たり前なんだけれども。芥川龍之介と泉鏡花の著作はやっぱり全部読まなきゃなあ……個人的に収穫だらけの一冊でありました。2006-01-28読了。
【2005.10.10読了】
20世紀100年間の日本のベストセラー年代順総まくり。今現在読んで面白いのかどうかという点に一番の重きを置いて、二人の著者がかなり個人的好みを重視しつつ、ツッコミ&斬捨て、少しの絶賛。不如帰からDeep Loveまで。昨今のしょうもないベストセラー本ぶったぎりは予想できるような内容なのだが、もう忘れ去られた過去のベストセラー紹介が面白い。「侍ニッポン」とか「地上」とか読んでみたいわぁ〜〜。
本書は、その名のとおり1900年から2000年までの、20世紀の百年間に日本文学史上で話題となった本、またベストセラーの歴史を刻んだ本を、10年きざみで10冊ずつ、計100冊取り上げ、岡野と豊崎が歯に衣着せぬ無調法な物言いでバッサバッサと語り斬る痛快な書評対談。たとえ世間の評価と食い違おうとも、偉大なる足跡を刻んできた作品たちの真価をめぐって、ある時は辛口で、ない時も辛口で、結局は辛口で、自在に読み込んでいきます。20世紀に生み出された数多の名作の概要が分かり、なおかつ時には「名作」が実は「迷作」であるとまで見切ってしまう大胆な批評性をも盛り込んだ本書は、お徳感も二倍増し? といったところでしょうか。
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【感想】
http://blog.livedoor.jp/nahomaru/archives/50084244.html
世界文学編も読みたい。
![第3回 ブクログ大賞[2012]](/ad/1201/award_booklog200_65.gif)

