TAJIRI ザ ジャパニーズバズソー

著者 :
  • マガジンハウス
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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784838713844

感想・レビュー・書評

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  • 嘘ではないんだろうけど、ひと頃アメリカではイチローや松井より有名な日本人だっだそうだ。
    イチローや松井がアメリカでどれだけ有名かは知らないので、比較されてももうひとつ分からない。
    しかし、WWEがプロレス団体の枠大きく越えて巨大なスポーツ・エンターティンメントを取り扱う会社であるというのは大体わかる。
    確実日本の総理大臣よりは知名度はあるとおもう。

    物心ついた時からのプロレスファンだが、TAJIRIがアメリカで活躍していた時は、ちょうどプロレスから離れていた時期だった。
    総合格闘技やK-1が台頭し、馬場さんが亡くなり猪木が引退した。プロレスの軸が揺らいでテレビの放映もなくなった。
    前のように状況を追いかける気も失せていたのだ。
    しかし、その少し前、TAJIRI(田尻)が大日本プロレスでグリーンボーイだったころに、一度試合を観て、非常に印象に残った記憶がある。
    「ん、コイツは!?」と思ったのだ。動きに切れがあってダイナミック。すごくいいレスラーだという印象を受けた。
    その勘を信じて追いかけて(と言っても、すぐに日本から単身メキシコへ行ってしまったので、追いかけられなくなったのだが)いれば良かった。
    アメリカで成功したと聞いたときも、あの地味な顔を思い浮かべてピンとこなかったのだが。

    いまはYouTubeもあるので、遅ればせながら、WWEスーパースターとしてTAJIRIを観ることができる。
    やはり素晴らしいムーブがより一層研ぎ澄まされている。
    武藤とは違うタイプのプロレスの天才なのだろう。

    文章も多分、自分で書いているようだ。基本的には。レスラーに憧れて、WWEで大ブレイクするまで。

    日本でのキャラクターもまずまずのようで。あとはブレイクせずとも、楽しいプロレスを見せてくれればいいね。

    見たところ、自分のチームなり弟子なりを作るタイプでもなさそう。
    TAJIRI≒田尻をどのように魅せてくれるか。

    読みやすく面白い。TAJIRIももう40歳なんだが、もうしばらくは楽しませてくれそうだ。

    全く書評になっていないが。

  • 地味なプロレスラーがメキシコに渡り、アメリカに流れ着き、世界一の舞台で活躍するまでのブレイクストーリー。
    海外でも何とかなるという勇気を与えてくれる。

  • 読め!!

  • WWE日本人選手のTAJIRIの自伝。選手のオフショット等貴重なものも収録。クリスチャン好きはどうぞ。

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著者プロフィール

TAJIRI
1970年9月29日生まれ。熊本県玉名市出身。94年9月19日、IWAジャパンでデビュー。その後、メキシコ・EMLL、アメリカ・ECWなどで活躍後、WWEに入団。“日本人メジャーリーガー"として活躍した。帰国後はハッスルに所属、新日本プロレスに参戦、さらにSMASH、WNCを率いて独自の世界を築き、プロデュース、若手育成にも高い評価を得る。14年にWRESTLE-1に移籍。17年にWWEに復帰するがヒザのケガで退団。同年帰国後、全日本プロレスに参戦、佐藤光留、ウルティモ・ドラゴンを破り世界ジュニアヘビー級王座を2度戴冠。18年に「Jr. TAG BATTLE OF GLORY」で岩本煌史とのタッグ“ひと夏のかげろう"で優勝、秋山準を破りGAORA TV チャンピオンシップ王座戴冠などヘビーとジュニアヘビーを超越して活躍。21年1月2日後楽園ホール大会で全日本入団を発表。同年2月、ジェイク・リー率いる新ユニット「TOTAL ECLIPSE」に加入。172cm、82kg。著書に『プロレスラーは観客に何をみせているのか』『プロレス深夜特急』『戦争とプロレス』など。

「2023年 『少年とリング屋』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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